2008年08月04日
東京都、新銀行に次ぐ火種
今日付けのNIKKEI BP netは「東京都、新銀行に次ぐ火種」という見出しで、「東京都が進める「東京都債券市場構想」の下で2006年に発行された、1200 社以上の中小企業の社債を束ねて証券化したCBO(社債担保証券)」が大幅に格下げされ、「現時点で元本が棄損する可能性がかなり高い」状態にあるという記事が掲載されていました。「」内は同記事からの引用(以下同じ)
このCBOですが「石原慎太郎都知事の肝いりで始まった東京都債券市場構想は、証券化を通じてリスクを分散することで、単独では社債を発行できない中小企業でも無担保・無保証で資本市場から資金調達できるようにした。」もので、「新銀行東京とこの債券市場構想は、車の両輪のような存在」とのことです。
「7月11日、格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるシービーオー・オール・ジャパンの大部分を占めるB号の格下げだ。同社はシングルBマイナスとしていた格付けを、債務不履行の蓋然性が高いとするトリプルCマイナスに3段階格下げした。発行当初は最上級のトリプルAだったが、実はS&Pは昨年7月以降、大幅な格下げを繰り返し、わずか1年で18段階もの大幅な格下げとなった。」
最初の格付けもかなり怪しいですが、トリプルCマイナスなんてジャンク債もいいところです。この債券を購入した投資家が東京都を訴えてもおかしくないのではないでしょうか。
これが財政難にあえぐ地方自治体でしたら、自治体のリストラものでしょう。
ただ、「他の自治体などのCBOはいずれもトリプルAやダブルAなど良好な格付けを維持している。」ということで、東京都だけ審査が甘かった可能性があるようです。
新銀行もCBOも打つ手がどんどん遅れると、莫大な都民の税金が無駄になります。(すでに新銀行はそうなっていますが)
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このCBOですが「石原慎太郎都知事の肝いりで始まった東京都債券市場構想は、証券化を通じてリスクを分散することで、単独では社債を発行できない中小企業でも無担保・無保証で資本市場から資金調達できるようにした。」もので、「新銀行東京とこの債券市場構想は、車の両輪のような存在」とのことです。
「7月11日、格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるシービーオー・オール・ジャパンの大部分を占めるB号の格下げだ。同社はシングルBマイナスとしていた格付けを、債務不履行の蓋然性が高いとするトリプルCマイナスに3段階格下げした。発行当初は最上級のトリプルAだったが、実はS&Pは昨年7月以降、大幅な格下げを繰り返し、わずか1年で18段階もの大幅な格下げとなった。」
最初の格付けもかなり怪しいですが、トリプルCマイナスなんてジャンク債もいいところです。この債券を購入した投資家が東京都を訴えてもおかしくないのではないでしょうか。
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ただ、「他の自治体などのCBOはいずれもトリプルAやダブルAなど良好な格付けを維持している。」ということで、東京都だけ審査が甘かった可能性があるようです。
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