2008年08月03日
借金は本当に悪なのか?
我が家の家訓といえば大げさですが、私の父は家を新築したときは、株で得た利益と、それまで住んでいた家を売った代金で土地、建物代をまかなったそうです。
クレジットも使ったことはありません。
父の時代と今では経済情勢やクレジットの利便性など、かなり異なるので単純な比較はできませんが、私も今の車はキャッシュで買いました。(まあ小型車ということもありますが)
NIKKEIBP NET セカンドステージでは、ファイナンシャル・プランナーの山田英次氏が「借金の是非」についてわかりやすく記事を書いておられます。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/a-learn_080716.html
クレジットも使ったことはありません。
父の時代と今では経済情勢やクレジットの利便性など、かなり異なるので単純な比較はできませんが、私も今の車はキャッシュで買いました。(まあ小型車ということもありますが)
NIKKEIBP NET セカンドステージでは、ファイナンシャル・プランナーの山田英次氏が「借金の是非」についてわかりやすく記事を書いておられます。
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/a-learn_080716.html
この中からいくつか興味深い話を引用してみます。
・借金は本当に悪なのか?<その1>借金の是非
「『借金はいけないこと』として育てられた多くの方は、それ自体を正視することを避ける傾向にあります。つまり、借金の特性を客観的に算数の視点で見ることをせずに、国語的に、つまり感情的に嫌悪感を抱く事が多い」
私が借金してまで物を買わないのは、商品の単価に金利が上乗せされるという点につきます。そういう意味では感情的ではないと思うのですが、そう思う方も多いのでしょうか?
・借金は本当に悪なのか?<その3>分割払いを活用する理由
「本来、借金をしてもいいケースと言うのは、それによって手に入れるモノやサービスが、金利負担を上回る経済的メリットをもたらしてくれる場合に限られます。もちろん、『モノを手に入れる満足感や楽しみ』は単なる心理的なメリットでしかありませんので、前述のとおり『どうしても欲しいものがあったから。』は合理的な回答ではないと言えます。」
多くの方は商品をクレジットで購入するとき、金利負担を上回る経済的メリットを考慮して買っているのでしょうか?私自身はそこまで考えることは少ないですが、クレジットを使う場合は必ず一括払いにしています。リボにはしません。余計な手数料や金利は払わずポイントをためるようにしています。
「自分が高い買い物をさせられていることにすら気付かずに、過ごしている人が、先進国であるこの日本に沢山いるという事です。」
「このような人たちは、総額でいくら払うのか、という計算をしようとはしません。彼らがその買い物をするかどうかのポイントはただ一つ、『月々の支払はいくらなのか』だけです。」
「現代の日本には、月々の支払い(返済)にしか目がいかなった人たちにとって非常に魅力的な仕組みが存在します。それは。リボルビング払い、通称リボ払いです。」
「家電量販店で大画面液晶テレビの値段交渉を熱心にしていた会社員風の男性を見かけました。さんざん値切って、2万円ほど安くしてもらっていましたが、『支払い方法は?』の問いに一言、『リボで』と答えてカードを差し出していました。値切る前にやることがあることに気づいていないのです。」
この男性にも事情はあるでしょうが、大画面液晶テレビもずいぶん価格が下がってきています。現金購入とそれで付与されるポイントを考えるとリボにする理由がわかりません。習慣だとしたら恐ろしいです。
「また、最近では、リボ専用カードなるものも登場しています。仮に先ほどのグラフと同じ条件(金利15%、月々の支払:1万円)の設定の場合、そのカードを使って支払う買い物すべてにおいて、値札の1.6倍(※)の値段で買う事になります。
(※)79万円÷50万円=約1.6倍
もしも、カードの表面に、≪自動価格調整機能付(6割増)≫と書いてあれば、そのカードの使用を躊躇する人も増えるのではないかと思います。」
カード会社がそんなことするはずないでしょうけど、個人個人がカードを見るたび、≪自動価格調整機能付(6割増)≫という事実を思い出す必要があるでしょうね。
最後に自分のクレジットカード失敗談を。
カードを持った最初の頃、出張中お金が不足して銀行のATMでクレジットカードを使って数万円だったとおもいますが、キャッシングをしました。
自分としてはキャッシュカードの代わりになるし、手数料もかからないからいいなとその場で思ったのですが、2ヵ月後くらいだったか、その利息が数千円ついていたのに驚き、それ以来クレジットカードではキャッシングしません。そのかわり、カードは一括払いのほうが有利であることに気がつきました。こういうことは軽いやけど程度くらいの失敗も必要であるということでしょうか。(笑)
山田氏のコラムは一部?な点もありましたが、全体的にはわかりやすくためになると思うので、未読の方はぜひ読まれてはいかがでしょうか?
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・借金は本当に悪なのか?<その1>借金の是非
「『借金はいけないこと』として育てられた多くの方は、それ自体を正視することを避ける傾向にあります。つまり、借金の特性を客観的に算数の視点で見ることをせずに、国語的に、つまり感情的に嫌悪感を抱く事が多い」
私が借金してまで物を買わないのは、商品の単価に金利が上乗せされるという点につきます。そういう意味では感情的ではないと思うのですが、そう思う方も多いのでしょうか?
・借金は本当に悪なのか?<その3>分割払いを活用する理由
「本来、借金をしてもいいケースと言うのは、それによって手に入れるモノやサービスが、金利負担を上回る経済的メリットをもたらしてくれる場合に限られます。もちろん、『モノを手に入れる満足感や楽しみ』は単なる心理的なメリットでしかありませんので、前述のとおり『どうしても欲しいものがあったから。』は合理的な回答ではないと言えます。」
多くの方は商品をクレジットで購入するとき、金利負担を上回る経済的メリットを考慮して買っているのでしょうか?私自身はそこまで考えることは少ないですが、クレジットを使う場合は必ず一括払いにしています。リボにはしません。余計な手数料や金利は払わずポイントをためるようにしています。
「自分が高い買い物をさせられていることにすら気付かずに、過ごしている人が、先進国であるこの日本に沢山いるという事です。」
「このような人たちは、総額でいくら払うのか、という計算をしようとはしません。彼らがその買い物をするかどうかのポイントはただ一つ、『月々の支払はいくらなのか』だけです。」
「現代の日本には、月々の支払い(返済)にしか目がいかなった人たちにとって非常に魅力的な仕組みが存在します。それは。リボルビング払い、通称リボ払いです。」
「家電量販店で大画面液晶テレビの値段交渉を熱心にしていた会社員風の男性を見かけました。さんざん値切って、2万円ほど安くしてもらっていましたが、『支払い方法は?』の問いに一言、『リボで』と答えてカードを差し出していました。値切る前にやることがあることに気づいていないのです。」
この男性にも事情はあるでしょうが、大画面液晶テレビもずいぶん価格が下がってきています。現金購入とそれで付与されるポイントを考えるとリボにする理由がわかりません。習慣だとしたら恐ろしいです。
「また、最近では、リボ専用カードなるものも登場しています。仮に先ほどのグラフと同じ条件(金利15%、月々の支払:1万円)の設定の場合、そのカードを使って支払う買い物すべてにおいて、値札の1.6倍(※)の値段で買う事になります。
(※)79万円÷50万円=約1.6倍
もしも、カードの表面に、≪自動価格調整機能付(6割増)≫と書いてあれば、そのカードの使用を躊躇する人も増えるのではないかと思います。」
カード会社がそんなことするはずないでしょうけど、個人個人がカードを見るたび、≪自動価格調整機能付(6割増)≫という事実を思い出す必要があるでしょうね。
最後に自分のクレジットカード失敗談を。
カードを持った最初の頃、出張中お金が不足して銀行のATMでクレジットカードを使って数万円だったとおもいますが、キャッシングをしました。
自分としてはキャッシュカードの代わりになるし、手数料もかからないからいいなとその場で思ったのですが、2ヵ月後くらいだったか、その利息が数千円ついていたのに驚き、それ以来クレジットカードではキャッシングしません。そのかわり、カードは一括払いのほうが有利であることに気がつきました。こういうことは軽いやけど程度くらいの失敗も必要であるということでしょうか。(笑)
山田氏のコラムは一部?な点もありましたが、全体的にはわかりやすくためになると思うので、未読の方はぜひ読まれてはいかがでしょうか?
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