2013年01月16日
白隠展行ってきました
「駿河には過ぎたるものが二つあり 富士のお山に原の白隠」
というわけで、沼津市出身の私はBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている、「白隠展」行ってきました。100点近い書画が集められていて、見応え十分。沼津に縁のある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。沼津市は白隠の業績をもっと顕彰してもいいのではないかと思います。
私が見て感じたのは、白隠の画は表情の描き分けが実に素晴らしいということです。特に目のかき分けがいいですね。厳しい表情の達磨や鍾馗は迫力を感じさせますが、逆に布袋、蓮池観音、すたすた坊主は親しみのある優しい表情をしています。白隠の人間観察力の鋭さが光ります。
驚いたのは、池大雅の画に白隠が賛を書いているものがあったこと。白隠が大雅、伊藤若冲らの京都画壇に影響を与えていた可能性が高いそうです。もっと白隠の業績について研究が行われることを期待します。
高知県赤岡町で行われている「絵金祭り」のように、地元の人がそこに残されている文化財を大事にしながら、新しい文化の担い手(パトロン)になれたらいいですね。ある人にそんな提案をしたのですが、取り上げてもらえなかったのは残念・・・。未だに地方自治体や大手広告会社は、大金をかけた割に内容のない箱モノイベントばかりやっています。ちっとも頭を使っていません。
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というわけで、沼津市出身の私はBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている、「白隠展」行ってきました。100点近い書画が集められていて、見応え十分。沼津に縁のある人は足を運んでみてはいかがでしょうか。沼津市は白隠の業績をもっと顕彰してもいいのではないかと思います。
私が見て感じたのは、白隠の画は表情の描き分けが実に素晴らしいということです。特に目のかき分けがいいですね。厳しい表情の達磨や鍾馗は迫力を感じさせますが、逆に布袋、蓮池観音、すたすた坊主は親しみのある優しい表情をしています。白隠の人間観察力の鋭さが光ります。
驚いたのは、池大雅の画に白隠が賛を書いているものがあったこと。白隠が大雅、伊藤若冲らの京都画壇に影響を与えていた可能性が高いそうです。もっと白隠の業績について研究が行われることを期待します。
高知県赤岡町で行われている「絵金祭り」のように、地元の人がそこに残されている文化財を大事にしながら、新しい文化の担い手(パトロン)になれたらいいですね。ある人にそんな提案をしたのですが、取り上げてもらえなかったのは残念・・・。未だに地方自治体や大手広告会社は、大金をかけた割に内容のない箱モノイベントばかりやっています。ちっとも頭を使っていません。
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