2008年06月25日
投資信託に振り回される人
NIKKEI BP NETに「投資信託に振り回される人」というタイトルで、ファイナンシャルプランナーの神田理絵氏が面白い記事を書いていましたので、ご紹介したいと思います。
全文はこちら↓
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ca/35/
「トーシシンタクは大丈夫だと聞いていたのにだいぶ減っているようだ。わたしは銀行にだまされたのか」
「メガバンクで買い、分配金が毎月入っているという安心感から、何で運用されているのか(運用対象)、どう運用しているのか(運用方法)、よく分からないまま3年が過ぎたという。」
実は私の父も投資信託の中身をよく考えずに買っていたようです。特にITバブル崩壊直前に、新しく売り出された某日本大手証券会社系の旗艦ファンドを買って、損をしているはずです。私の父は現役の頃株投資をしていた経験があり、それなりに資産を形成していたのですが、投資信託の仕組みについてはよく勉強していなかったのです。(戦略ファンドというかっこいい名前にだまされたのでしょう)
父が株取引していた頃は右肩上がりの成長期だったのですが。
全文はこちら↓
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/ca/35/
「トーシシンタクは大丈夫だと聞いていたのにだいぶ減っているようだ。わたしは銀行にだまされたのか」
「メガバンクで買い、分配金が毎月入っているという安心感から、何で運用されているのか(運用対象)、どう運用しているのか(運用方法)、よく分からないまま3年が過ぎたという。」
実は私の父も投資信託の中身をよく考えずに買っていたようです。特にITバブル崩壊直前に、新しく売り出された某日本大手証券会社系の旗艦ファンドを買って、損をしているはずです。私の父は現役の頃株投資をしていた経験があり、それなりに資産を形成していたのですが、投資信託の仕組みについてはよく勉強していなかったのです。(戦略ファンドというかっこいい名前にだまされたのでしょう)
父が株取引していた頃は右肩上がりの成長期だったのですが。
「投信の保有者又は保有経験者に聞いた「投信の不満な点」という質問に、「元本保証ではないところ」が堂々の1位(回答者の約60%)に選ばれている。これは「スポーツは好きだけど、汗をかくのはイヤ」「旅行は好きだけど、乗り物に乗りたくない」という意見と同じで、虫がよすぎる。より高いリターンを望むなら、それなりのリスクを覚悟するのは当然の事。価格が変動する金融商品を買う以上、仕方がないではないか。」
まったく同感です。日本人は自分のお金を人に任せすぎるのではないでしょうか?
そのくせ損をすると人や国のせいにするのは困ったものです。もちろん、知識のない人に株の売買をさせていた証券会社にも非がありますが、投資というものに国民全体がまともに向き合ってこなかったのが原因でしょうか?
話がそれますが、話題の後期高齢者医療についてインタビューに答えていたあるおばさんは、「少なく払って、多くもらいたい」と平然と言い放っていました。(そんな映像流すなよNHK、その負担は誰がすると思っているのでしょうかねえ)
「(投資信託は)長期の視点で、リスクを抑えながら、じっくり増やす」という覚悟を決めれば、非常に便利なツールなのである。」
「「こんな便利な商品はほかにないから、もっとよく勉強して、うまく使いこなして!」と声を大にして言いたい。」
「本当に魅力的な商品が店頭に並ぶかどうかは、わたしたち個人投資家の努力にかかっているのではないだろうか。」
インデックスファンドやそれに類似する株式投資信託が、右肩上がりの成長を前提にした金融商品であるとすれば、経済が停滞や後退している国ではドルコスト方式で長期に買い続けても損するだけではないでしょうか?
私は日本の経済力はまだまだこんなものではないと思っています。だから、国にはもっとすべての分野で思い切った規制緩和をすすめ、ビジネスチャンスが多数創出できるような政策をしてもらいたいものです。そうすれば成長する企業に投資してみたいと思う、賢い投資家が増えていくと思うのですが。
【広告】
「下町バームクーヘン」が「日経ネット トレンド調査隊」に掲載されます。
(掲載開始予定日7月2日)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20071019/1003594/
大人の休日鞄 ライノシリーズ
まったく同感です。日本人は自分のお金を人に任せすぎるのではないでしょうか?
そのくせ損をすると人や国のせいにするのは困ったものです。もちろん、知識のない人に株の売買をさせていた証券会社にも非がありますが、投資というものに国民全体がまともに向き合ってこなかったのが原因でしょうか?
話がそれますが、話題の後期高齢者医療についてインタビューに答えていたあるおばさんは、「少なく払って、多くもらいたい」と平然と言い放っていました。(そんな映像流すなよNHK、その負担は誰がすると思っているのでしょうかねえ)
「(投資信託は)長期の視点で、リスクを抑えながら、じっくり増やす」という覚悟を決めれば、非常に便利なツールなのである。」
「「こんな便利な商品はほかにないから、もっとよく勉強して、うまく使いこなして!」と声を大にして言いたい。」
「本当に魅力的な商品が店頭に並ぶかどうかは、わたしたち個人投資家の努力にかかっているのではないだろうか。」
インデックスファンドやそれに類似する株式投資信託が、右肩上がりの成長を前提にした金融商品であるとすれば、経済が停滞や後退している国ではドルコスト方式で長期に買い続けても損するだけではないでしょうか?
私は日本の経済力はまだまだこんなものではないと思っています。だから、国にはもっとすべての分野で思い切った規制緩和をすすめ、ビジネスチャンスが多数創出できるような政策をしてもらいたいものです。そうすれば成長する企業に投資してみたいと思う、賢い投資家が増えていくと思うのですが。
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