2015年09月06日
リテラルってなんだろう?【Java】
■リテラルってなんだろう?
■リテラルの定義は?
■わかりやすい解釈はコレ!
■例えばこんな使い方
■まとめ
■リテラルってなんだろう?
Javaの参考書を読んでいると、
最初の方に「リテラル」という言葉がでてきます。
これがさっぱりよくわからない。
変数や定数の型宣言に関することのようだけど、モヤっとします。
今回は、このモヤモヤを少しでも解消したい!と思います。
■リテラルの定義は?
とりあえず、リテラルってどういうものか調べてみました。
Wikipediaより
リテラル(英: literal)は、「文字どおり」「字義どおり」を意味する語で、letter と同じくラテン語の littera(文字)に由来する。数理論理学とコンピュータプログラミングで異なる意味の学術用語として使われる。
コンピュータプログラミングにおいてリテラルは即値(英: Immediate)ともいい、ソースコード内に値を直接表記したものをいう。 言語によってリテラルとして表記できる型の種類や表記方法は異なる。
Weblio辞書 IT用語辞典より
リテラルとは、プログラムのソースコードにおいて使用される、数値や文字列を直接に記述した定数のことである。変数の対義語であり、変更されないことを前提とした値である。
プログラミング言語のコード中にリテラルが挿入される場合には、判別のために特定の書式を用いる必要がある。例えば文字列を表記する際は、多くのプログラムにおいて必ず前後をダブルクォーテーション( " )で括ると定められている。このため、プログラミングについて記述した文章では、必要に応じてリテラルを分類し、数値リテラルとか日付リテラルとか言うふうに呼び分けるのが一般的である。
IT用語辞典 e-Wordsより
リテラル 【 literal 】 直値
リテラルとは、コンピュータプログラムのソースコードなどで、特定のデータ型による値を直接表記する際の書式。また、そのような書式に従って記載された値。
表記の仕方によってデータ型を識別できるよう、例えば文字列を表記する際は必ず前後を「"」で括る、といった書式が言語仕様によって定められている。各データ型のリテラルを、型名を先頭につけて「文字列リテラル」「整数リテラル」「日付リテラル」などと呼ぶ。
■わかりやすい解釈はコレ!
即値や直値あるいは定数とも書かれていますが、正直、あまりはっきりわからない。
それよりも注目すべきはIT用語辞典 e-Wordsにある
「特定のデータ型による値を直接表記する際の書式。
また、そのような書式に従って記載された値。」
という部分です。
そう、「書式」つまり「書き方」と考えればわかりやすい!
でもそれだけじゃない。実はもう一つ意味があります。
「書式に従って記載された値」です。
つまり、書き方にしたがって書いたもの も、リテラルとよばれるのです。
実はリテラルには2つの意味がある。このあたりが、ややこしくしている一因です。
というわけで、「書き方」と「書式にしたがって書いたもの」、と思えば
わかりやすくないでしょうか?
■例えばこんな使い方
【例】 「書き方」という言葉に置き換える
float f = 10.0;
という式を、浮動小数点数リテラルに従って書き直すと
float f = 10.F;
となります。
⇓
float f = 10.0;
という式を、浮動小数点数の書き方に従って書き直すと
float f = 10.F;
となります。
【例】 「書式にしたがって書いたもの」という言葉に置き換える
"Hello\n"は「Hello(改行)」という文字列のリテラルです。
⇓
"Hello\n"は「Hello(改行)」という文字列を書式にしたがって書いたものです。
■まとめ
モヤモヤが少しは晴れたでしょうか?
リテラルなんて普段使い慣れないので、
突然出てきてギョッとしてしまいますが、ようするに書式(書き方)のこと。
ここで言葉に惑わされてつまづかないように、
ササッと乗り切りましょう。
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