2017年01月28日
あえてひく
今週は仕事でばたばた、、かなり気力を消耗した。
自分がこんなに融通が利かないものかと痛感した。
「作る」分野の技術職みたいなものなのだが。。
仲介である会社で遣ってもらえるようになったのはよいが、
かなり無茶を要求する会社だった。
私の前に、同じ仲介会社を通じて働いていた人が辞めることになり、
その代わりの私なのだが・・・
トップの人は、速度を求める。例えば「これを1日で作れ」と。
私とその上司は「2,3日はかかる」
と答えても
「時間をかけずに作ればいい」
ときたもんだ。
最初の1週間はそれにこたえようと必死だった。
が、途中からいきなり入った私がすぐに作れるわけがない。
その会社の作りの傾向を知って、それに合わせた作り方をしなければ、
たとえば、洋風の家専門の建築会社に、和風の家しか作ったことのない人が
いきなり、「お風呂つくって」と言われても、
まずは洋風の家専門が差している風呂ってどんなつくり?
を知らないと、こっちのお風呂を作ってもミスマッチになる。
必死で対応したけれど、、、育児もあるし、無理。
昔なら対応できたものでも、今は昔ほど無理が利かない身体だし、子ども相手もあるし、
家のことを全て放棄すればできるかもだけど、
まてよ、私はそんなことをしてまでここで働くのか?
と、仲介の担当者の方に
「どうも先方が求めている技術と私の間にギャップがあるようです」
と伝えた。
私に対する担当者の方の態度は、私に親身な感じ。
状況を話したら、「無理をしすぎてはいけない、が半年契約があるのでこちらからやめるとは言えないが。
体制を変えるなどのご相談を先方にできる」
また、
私は前の人の代わりだが、私がどこまで会社に質問していいのか分からなかった。
和風の風呂ならこの部分はこうするが、そちらのいう風呂はこれでいいのか?
みたいな感じの点が沢山あった。
「どんどん質問してください。できないことはできないとどんどん先方に言ってください」
と担当の方の指示。
私はこれでもかーと質問をした。だって、資料がまったくないんだもの。
既にできたものを見て、真似して作れでも、見えない部分は知っておかないと。
その結果・・・・
トップの人が、「即戦力を求めてたが、無理があるようだ」と判断して、
途中で抜けることとなった。
それが決まった瞬間。
数日間のプレッシャーから解放されたうれしさと、
対応しきれなかったことによる悔しさが入り乱れた。
担当の方が、心配になって各方面にこの会社のことを聞いたら、
無理な指示が多くてやめる人が多い、という話をちらほら。
また、私が過去の議事録を調べてたら、
しょっちゅうメンバーが変わっている。
入る人が多いが、すぐやめる人も多い・・そんな感じだ。。。
トップの人は「私は多くの人を使ってきたから分かるのよ」という発言が多かったなあ・・
私がいた数週間、いきなり入ってきて、すぐに消えていった人もいたけれど。。
たしかに、「多くの人を使ってきた」になるかもだが。
しばらくは落ち込んでいた私。
私は作ることが好きで、それしかなかった。
その自信がなくなったのだ。
これまで、実は評価されていたので、自信をもっていたのだけど、、
実はどうってこともなくて、過信してただけだったのかな。。。
ぼーとしていて、ふと気づいた。
一つ、良い関係を保っていて、ときどきお仕事を依頼してくれる会社がある。
その担当者さんは、、「丁寧さ」を求める人だった。
一つひとつの部品を吟味して、組み合わせる前に、なんどもなんどもこれでいいか?を検討して、
その準備期間がかなり長い、が、組み合わせ始めたら早い。その後も問題がでることがかなり少ない。
私はこの作り方が「好き」なのだ・・・。
だから、前述の会社の「時間がかからないように作って」と言われても、
それは私にとっては、やみくもに見た目だけそれらしくように、その辺の部品をくっつけるだけ、
になるので、どうしても頭が動かなくなる。
長年いる上司さんは、慣れているようだけど。。。トップの人との駆け引きが。
ああ、駆け引きすれば、良かったのかな。
でも、あの人のご機嫌を取りながら働くのは、、、やだな。
でも、すでに使っているお客さんから不具合のメールがジャンジャン入っているし、
その内容を見ると
「え。。。そんなレベルの問題が、今さら出てるんだ・・・」
と、あきれる。
あのまま、なんとかそこで働けたとしても、
作ったら作ったで、そういった不具合の対応に延々と追われていただろう。
数日たって、この記事を書きながら、、やっぱやめてよかった。
収入アップを、と焦ってたけれど、
生活を切り詰めることを考えて、無理のないペースが良いのかもしれないな。。。
ブログ村参加中。ぽちっと押していただけると大変励みになります
自分がこんなに融通が利かないものかと痛感した。
「作る」分野の技術職みたいなものなのだが。。
仲介である会社で遣ってもらえるようになったのはよいが、
かなり無茶を要求する会社だった。
私の前に、同じ仲介会社を通じて働いていた人が辞めることになり、
その代わりの私なのだが・・・
トップの人は、速度を求める。例えば「これを1日で作れ」と。
私とその上司は「2,3日はかかる」
と答えても
「時間をかけずに作ればいい」
ときたもんだ。
最初の1週間はそれにこたえようと必死だった。
が、途中からいきなり入った私がすぐに作れるわけがない。
その会社の作りの傾向を知って、それに合わせた作り方をしなければ、
たとえば、洋風の家専門の建築会社に、和風の家しか作ったことのない人が
いきなり、「お風呂つくって」と言われても、
まずは洋風の家専門が差している風呂ってどんなつくり?
を知らないと、こっちのお風呂を作ってもミスマッチになる。
必死で対応したけれど、、、育児もあるし、無理。
昔なら対応できたものでも、今は昔ほど無理が利かない身体だし、子ども相手もあるし、
家のことを全て放棄すればできるかもだけど、
まてよ、私はそんなことをしてまでここで働くのか?
と、仲介の担当者の方に
「どうも先方が求めている技術と私の間にギャップがあるようです」
と伝えた。
私に対する担当者の方の態度は、私に親身な感じ。
状況を話したら、「無理をしすぎてはいけない、が半年契約があるのでこちらからやめるとは言えないが。
体制を変えるなどのご相談を先方にできる」
また、
私は前の人の代わりだが、私がどこまで会社に質問していいのか分からなかった。
和風の風呂ならこの部分はこうするが、そちらのいう風呂はこれでいいのか?
みたいな感じの点が沢山あった。
「どんどん質問してください。できないことはできないとどんどん先方に言ってください」
と担当の方の指示。
私はこれでもかーと質問をした。だって、資料がまったくないんだもの。
既にできたものを見て、真似して作れでも、見えない部分は知っておかないと。
その結果・・・・
トップの人が、「即戦力を求めてたが、無理があるようだ」と判断して、
途中で抜けることとなった。
それが決まった瞬間。
数日間のプレッシャーから解放されたうれしさと、
対応しきれなかったことによる悔しさが入り乱れた。
担当の方が、心配になって各方面にこの会社のことを聞いたら、
無理な指示が多くてやめる人が多い、という話をちらほら。
また、私が過去の議事録を調べてたら、
しょっちゅうメンバーが変わっている。
入る人が多いが、すぐやめる人も多い・・そんな感じだ。。。
トップの人は「私は多くの人を使ってきたから分かるのよ」という発言が多かったなあ・・
私がいた数週間、いきなり入ってきて、すぐに消えていった人もいたけれど。。
たしかに、「多くの人を使ってきた」になるかもだが。
しばらくは落ち込んでいた私。
私は作ることが好きで、それしかなかった。
その自信がなくなったのだ。
これまで、実は評価されていたので、自信をもっていたのだけど、、
実はどうってこともなくて、過信してただけだったのかな。。。
ぼーとしていて、ふと気づいた。
一つ、良い関係を保っていて、ときどきお仕事を依頼してくれる会社がある。
その担当者さんは、、「丁寧さ」を求める人だった。
一つひとつの部品を吟味して、組み合わせる前に、なんどもなんどもこれでいいか?を検討して、
その準備期間がかなり長い、が、組み合わせ始めたら早い。その後も問題がでることがかなり少ない。
私はこの作り方が「好き」なのだ・・・。
だから、前述の会社の「時間がかからないように作って」と言われても、
それは私にとっては、やみくもに見た目だけそれらしくように、その辺の部品をくっつけるだけ、
になるので、どうしても頭が動かなくなる。
長年いる上司さんは、慣れているようだけど。。。トップの人との駆け引きが。
ああ、駆け引きすれば、良かったのかな。
でも、あの人のご機嫌を取りながら働くのは、、、やだな。
でも、すでに使っているお客さんから不具合のメールがジャンジャン入っているし、
その内容を見ると
「え。。。そんなレベルの問題が、今さら出てるんだ・・・」
と、あきれる。
あのまま、なんとかそこで働けたとしても、
作ったら作ったで、そういった不具合の対応に延々と追われていただろう。
数日たって、この記事を書きながら、、やっぱやめてよかった。
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