【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

親戚巡りも一段落。
つかれた。。。
とある宅にお邪魔し、
親戚母子Aも来ていて、お酒も入りにぎやかな席になった。

A母は80過ぎだがとっても元気。
朗らかな人だ。

A母とここまで飲むのは初めてだった。
途中からA母の独壇場になってきたが、
自分がこれまでどんな苦労したか
どんな成功してきたか（なかなかの資産家のようで）
を意気揚々と語りだした。
周囲も「おお、すごいねえ」「たいしたもんだ」と聞いている。

私も、昭和の前半を乗り越えた一人の生き方として、
とても興味深く聞いていた。


が、


「私、結構モテたんですよ」
と隣にいたおじさんに向かって切り出したA母。

「わっはっはー。若いねえ。A母さんは！」
よっぱらいおじさん連中が盛り上がる。

A母「えーっとえーと、名前が思い浮かばないわ、ああ、〇〇さん、
あの人いい人だったわよねえ、ねえ、A子」


A子さんは料理並べるなどの手伝いをしていて、
聴こえないフリなのか、特に返事無。

A母「私ねえ、恋人ができると子供に紹介することにしているんです」


ぴく、、、私の中で「あ、なんかイヤ」という感覚が反応した。

A母さんは上の子、、A子さんが10代後半で離婚している。
その後は再婚せずに、女手一つで財を成した。

ああ、離婚後にできた恋人の話か、、。
と思いつつも、実母と重なる部分が、「それはちょっと」という気分にさせる。


おじさん１「いやー、子どもに紹介すればいいってもんじゃないよ。母さんはいつまでも母さんなんだから」

A母「そうじゃない！私は誠意をもって、子どもに隠し事したくないから、正々堂々と紹介したの。
紹介できるくらいにいい人だと思ったから。あ、もちろん、子どもが成人した後の話よ」

その言葉を聞いて、

ああ、あの時の実母もこういう気持ちだったのか！

と急に腑に落ちた。

実母なりの誠意なの？

・・・

そんな発想もほんの一瞬。


いや、ずるい。そうすることで自分が悪者になりたくないんでないの？

とも考える。


ああ、なんだか疲れたな。
この話、後の投稿に続くかもしれないけれど続かないかもしれない
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