【人見知りママ】人見知りさんがママになったら

あくまでも「ママ友」という定義にこだわると、
小学校、中学校になってから、ママ友、というのは難しい。

他のつながりで親しくなった人が、たまたま同じ学校のママだった、
というのはちらほらある。

そして、大きくなるにつれても、
特に親しくないママさんとは親しくないままだけど、
別に相手は私を特別嫌ってるわけではない。

一時期の私はこれを「嫌われてる？」とか
「何か話した方が良い？」などぐるぐる考えて疲れてたけど、
別に嫌われてないし（嫌われるほどの関わりすらない）
何か無理に話さなくたって良いんだ。

まあ、、、二人きりで個室で長時間無言はつらいが、、、
そういうシチュはなかなかないし、
委員活動でそんな感じになったときは、
私は自分の作業について、当たり障りのない範囲で相手に質問したりする。
相手がそれに対して答えられても答えられなくても、とりあえず無言な感じはちょっと減る。

あとは、委員の当たり障りのない感想や、誰かをほめる、かなあ。
たとえば
Aさん「ぴいぴいさん、こんどの行事大変そうだね」
私「行事直前だからやはり忙しくなるねえ。。とはいえ、今回の委員長さんが以前も委員長をやっていた方だから段取りを把握していて、とてもありがたい」

変な話、なんどか委員や役員をやってると
「ほめても差し支えのない人」が誰か分かってくるんだ。
逆に「無暗にほめてはいけない人」もいる。
その場合、「〇〇さん、詳しくていろいろ教えてくれる」とかいうと、
「ぴいぴいさん、あの人はそうやっていい気になる人なのよ！また、間違ったこともいうからあまり効かない方がいいよ！」
とか、悪口的な雰囲気につながる。そういうのは避けたほうが賢明らしい。

なんだか、ママ関係については
結局、あたりさわらず、悪口に巻き込まれない
に徹するのが私には良いような気がした。

長女にはなかったのだけど、
次女の代では、
男の子のママたちで、
サッカークラブつながりのグループがある。

保護者会にたまに行くと、
なぜかそのサッカークラブのママたちの独壇場なのだ。

2人ほど中心的なママがいて、
先生が何か言うたびに、鋭い突っ込みや質問をする。
それが正論なので、他のママたちも「うんうん」とうなづく

その、、、私は子供のころから頭の中はほわほわと具体性が無い。
この中心ママたちのように、相手の言葉やその場の状況から
具体的な何かを思考し、具体的な言葉にして、発言できる、
そういう回路が私にはない。

年もあるかもなあ。
年々、思考するパワーが弱まっている私。
委員などをやると、若くて働くママのパワーに圧倒される。
次女の代のママたちは長女の代に比べて、当然ママたち若い。

いろいろな物事に対して、「自分」というものを出し、意欲的に取り組んでいく。

私の場合は、「自分」を出すことで顰蹙をかってばかりの子供時代なものなので、
基本、「自分」を出さない路線。当たり障りのない姿勢を保つのが、自分にとっての安心。

とはいえ、、
そんな自分に嫌気を感じたり、なんかこれって良くないよな、とか思い続けたこともあったけど、
今の私は、
「別に全ての場所において自分を出す必要はない。自分をいちいち出さなくても、本当の自分は変わらないし」
みたいな感じで、
なんか、どうでもよくなった。
このブログを立ち上げたときと、「ママ友」に対する考えもかなり変わった。
まあ、年を取った、ということだ。
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