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mac野郎なのかでは、日常使っているmacbook pro retinaで困ったことの解決法や、便利、快適にする方法などを主に掲載しています。

mac標準機能でWindows互換のZIPファイルを作成する方法【日本語対応】


macで送ったZIPファイルを解凍しても、文字化けなし、__MACOSフォルダはない、テキストもしっかり改行しています。
mac-standard-zip-windows10-100-compatible-image.jpg


それなのにこんな問い合わせ受けたことありませんか?
  • ZIPファイルが文字化けしていて読めないとクラアントさんからクレームを受けた
  • __MACOSXフォルダは何の意味があるの?と問い合わせを受けた
  • もらったZIPファイルをすべて展開すると予期しないエラーになって解凍できない
  • テキストファイルが詰まっていて読みにくい。


macOSでは全く問題ないのになぜ?
メールで送ると文字化けしちゃうの!?

これ全部macOS特有の問題です。問い合わせたクラアントさんが正しいです。
クライアントさんの環境がWindowsの場合、文字化けや解凍できないなどの問題が発生します。


macOSには、フォルダやファイルを右クリック(2本指でタップ)するとZIP形式の圧縮ができる機能が備わっています。
フォルダを対象した圧縮ファイルを作成したZIPファイルをクライアントさんへ送っていませんか?
__MACOSXフォルダが作られています。日本語が含まれるファイルはWindowsで文字化けします。
mac zip


ターミナルから以下コマンドでWindowsのエクスプローラーで見える__MACOSXフォルダの存在がわかります。
$ unzip -l zipファイル名

(圧縮ファイルの中に日本語があると???などの表記になります)


当ページで、macでWindowsユーザーへ送っても困らない圧縮ファイルの作成方法がわかります。

この記事でご紹介しているwindowszipプログラムはmacOS Catalina以降では動作しません。


$ ./local/bin/windowszip ./a.html

Fatal error: Uncaught Error: Class 'ZipArchive' not found in /Users/macyarounanoka/local/bin/windowszip:128
Stack trace:
#0 /Users/macyarounanoka/local/bin/windowszip(150): WindowsZip->Create('./a.html')
#1 {main}
thrown in /Users/macyarounanoka/local/bin/windowszip on line 128

理由:phpを利用しています。phpのZipArchiveがmacOS Catalinaでは標準利用できなくなりました。このため、記事でご紹介しているwindowszipプログラムが失敗します。


対策はあります。ただmacOS標準で利用するという前提が崩れます。


対策案1:brew経由でインストールできるphp7.3を使う
https://stackoverflow.com/questions/58618138/macos-catalina-class-ziparchive-not-found

macではVMwareの無料版がありません。ParallelsならLiteがあります。


macOS上でWindowsOSを動かし放題のソフトといえば、
無料のVirtual Box、
有料のVMWare Fusion、
有料のParallels Desktopが3大メジャーです。

UbuntuやCentOSなどLinux系を動かしたい方は、xhyveもあります。

macのハードウェアにWIndowsをインストールするBoot Campも標準で使うことができます。

Windowsの仮想OS環境
Windowsの仮想OSは、無料でちょっと難しいHyper-V、個人利用なら無料のVMware Workstation Player、無料のVirtual Box、VirtualPC(Windows8以降使えません)が有名です。

Windows10でBashが動くBash On Ubuntu On Windowsもほぼ標準で利用できます。

個人利用なら無料のVMware Workstation PlayerのWindows版があるなら、mac版もあるんじゃないかって当然思いつきます。

VMware Workstation Player for macは、ありません。

macでVMwareは、30日間お試しができるFusionです。



Parallels DesktopからLite版がリリースされているってご存知でしょうか?

Parallels Desktop Lite により、 Mac で Windows、Linux およびそれらのアプリケーションを簡単に実行できます。




このアプリ、App Storeから無料でインストールすることが可能です。

macでUbuntuをインストールして動かしたい方は、無料で利用することができます。
  • Linux仮想マシンを実行する=>無料
  • Windows仮想マシンを実行する=>有料

Windows7、Windows8.1、WIndows10などWindows OSを動かす際は、別途アプリ内課金が必要です。

古いmacのハードウェアやOSXはご利用できません。
  • 64ビットプロセッサー搭載のmacであること
  • OSX 10.11.5以降のEl Capitan、Sierraであること
この条件を満足している方はご利用することができます。

Parallels Desktop Liteの有料版とParallels Desktop 12 for Mac何が違うのか?


  1. ライセンスの違い
    Parallels Desktop Liteはファミリー共有が可能です。
    Parallels Desktop 12 for Macは1台のMacのみインストールできます。

  2. 価格の違い
    Parallels Desktop LiteのApp内課金は、7,400円で1年間のWIndowsOSを動かすことができる権利を購入します。(OSは別途ご自身で用意する必要があります)

    Parallels Desktop 12 for Macは買い切り版です。macOSをアップデートしない限りずっと使うことができます。

  3. Boot Campで使っているWindowsを動かせるのは、Parallels Desktop 12 for Macだけです。Liteではできません。


  4. コヒーレンスモードが使えるのは、Parallels Desktop 12 for Macだけです。LiteはWindowモードだけです。


価格は2017-5-30時点です

Lite版のできない事はこれ以外にもあります。
サポートページに機能の比較表があります。

Paralells Liteのサポートページ:
Differences between Parallels Desktop Lite and Parallels Desktop Standard Edition

複数のMacでParallelsを使ってWindowsを起動させる必要があるなら、
ファミリー共有可能なParallels Desktop Liteが経済的です。



まとめ


macのVMwareの無料版はないですが、Parallelsから無料のLite版が登場していることをご紹介しました。
VMware AppStore版の登場があるかもしれませんね!


 
 
 
 

Time Machineバックアップデータの正しい削除方法

Time Machine用のHDDボリューム、バックアップ専用に使っていますか?

バックアップデータの削除はボリュームをフォーマットすることを推奨する情報を目にします。

Mac野郎なのかは、バックアップ以外のデータも置いています。
そのため、フォーマットするのは躊躇してしまいます。

手動で削除しようとゴミ箱に入れたらゴミ箱を空にすることができませんでした。
Finderからゴミ箱に入れることはできます。でも戻すことができません。
「バックアップ項目は変更できないため、操作を完了できません。」でお困りの方は、
こちらに復旧方法をまとめているので参考になれば幸いです。

ターミナルからsudo rm -rf バックアップフォルダというコマンドを打ち込めば消せるという情報があります。
操作ミスでストレージ全体を消去してしまうコマンドなので、オススメしにくいです。


Time Machine専用ユーテリティtmutilを使うのが正しい削除方法の1つです。


Time Machineバックアップデータをtmutilで削除する


Time Machineでバックアップしたデータは、tmutil(Time Machine utility)で削除することができます。

Time Machineでバックアップしたデータは、アクセス権が特殊です。
sudo chownによるオーナー変更すら拒絶するファイルが存在します。

Macのコンピューター名フォルダで削除する場合はターミナルを利用します。
以下コマンドで削除することができます。
$ sudo tmutil delete /Volumes/バックアップドライブ名/Backups.backupdb/Macのコンピュータ名


また、バックアップ履歴(日付ファイル)も削除することができます。
$ sudo tmutil delete /Volumes/バックアップドライブ名/Backups.backupdb/Macのコンピュータ名/YYYY-MM-DD-HHMMSS


バックアップドライブ名は、ボリューム名です。
以下コマンドで調べることもできます。
$ tmutil machinedirectory



バックアップ各フォルダのサイズは大小様々です。
ギガサイズのデータ削除はそれなりの時間がかかります。

まとめ


tmutil(macOS付属のappleの標準ツール)を使ったバックアップデータの削除方法をご紹介してきました。

Late2012からMid2015にメインマシンを変更後、バックアップボリュームのサイズが激減していました。
マシンが違うので別々にバックアップデータが残っていました。

今回の方法を使って、古いバックアップデータをごっそり削除し、容量を確保しています。




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