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2019年06月02日
ラブホテルは男性一人の利用客が意外といる件
ラブホテルと言えば恋人同士、
カップルでの利用が一般的ですが
男性が一人で利用するケースというのも意外とあります。
というのも金曜日や土日祝ならともかく
平日に休憩や宿泊利用する男女のカップルは少ない為、
ホテル側としても格安にしてでも平日に
宿泊利用客を増やしたいという思惑から
公式HPやラブホテル検索サイトで
割引クーポンを設定して
平日宿泊の一人客に対しては
ビジネスホテル並みの料金に割引してるケースがあるんです。
そしてラブホテルであるということに
あまり、こだわらない宿泊客からすると
テレビでアダルトチャンネルが見放題。
広いお風呂で防音バッチリな寝室。
二人用のダブルベッドで身体を伸ばしてゆったり休める。
というのは中々、良いらしくリピーターとして
ビジネス利用している男性客も多いようです。
ラブホテル側としては女性の一人客もOKなのですが
さすがに女性一人でラブホテルというのは敷居が高いらしく
一人でラブホテルに宿泊するのは
もっぱら男性が多いというか、私が知る限り
今のところ一人宿泊は男性だけです。
ラブホテル側は女子会とかで
複数の女性が休憩で利用する形もOKなのですが
特に郊外のラブホで設備の整ってないところでは
わざわざラブホで女子会しようと
考える女性はいないようですね。
当たり前ですが……。
本気でラブホテル側が休憩で女子会利用してほしいと考えるなら
女子会利用者に対して割引サービスするとか
ケーキセットのサービスをつけるとか
カラオケつきの部屋を用意するとか
ちゃんとやらないといけないでしょうね。
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2019年06月01日
予約問い合わせの電話が人生相談みたいになった件
ラブホテルでフロントをやっていると
通常の主な仕事は客室からかかってくる電話で
一番多い、というか必ずあるのは
お客様が客室を出る時のチェックアウト連絡です。
あとは客室から飲み物や食べ物を
注文された時の受付と食事作りなど
ほかにもロビーから電話がかかってきて
客室が満室の時、お客様から
「部屋は空いてないの?」
という問い合わせなどもあります。
そのほかに外線。ホテルの外から
「ホテルの場所が分からない」
なんていう電話も多いです。
ほかに「ホテルの予約がしたい」という問い合わせも
予約に関してはホテルにもよると思うんですが
ラブホテルは回転率を上げることによって
利益率を上げるというスタイルなので
下手に予約が入るとその部屋を確保しておくために
時間より早めに空き部屋を用意しておかないといけない。
みたいな事態になりますので、ラブホテル側にとって
予約は諸刃の剣だったりするんですよね。
特にドタキャンやブッチされた日には目も当てられません。
まぁ、そういう訳でラブホテルのフロントをやっていると
外部から問い合わせの電話がかかってくるのは
珍しくないわけですが、ある時
男性から当ホテルの宿泊施設について問い合わせの電話がありました。
具体的に書くと流石にマズイのでボカしますが
その男性とは当初、どうにも会話が噛み合わず
何度か聞き返してようやく相手の意図がこちらに伝わりました。
その男性の使っている単語は日本語なので意味は伝わるけど
現在の若い人はあまり積極的に使わない単語だったんです。
こちらとしてはホテルのフロントとして電話を受けているわけですし
そういえば学生時代の男性教師はそういう単語を使っていたから
地域的な物もあるんだろうなと私は思いました。
しかし、私がようやく男性の意図を察したことで
電話をかけてきた男性は
「実は今までも、おかしいって笑われたことがあって……」
と真剣そうなトーンで話し始め
男性は自分の年齢や育った場所、
自分の話す単語のせいで笑われ戸惑ったり
話しても意図が伝わらないということが
たびたびあったと語り始めました。
正直、ラブホテルのフロントに対して
なんか人生相談みたいになってるの
おかしいんじゃないか?
これイタズラ電話なんじゃ?
という考えもよぎりましたが
男性側が真剣に悩んでいるのが分かりましたし
極力、相手側が傷つかないように言葉を選びながら
「最近だと若い人はあまり言わないし
自分の意図を正確に伝えたいなら
●●って言った方が分かりやすいと思いますよ」
みたいな返答をしました。
結局、ウチのホテルの宿泊施設だと
その男性客のニーズに合わないということと
途中で他から電話がかかって来たし
通話を打ち切ったのですが
ラブホテルのフロントをやっていて
ちょっとした人生相談
みたいなことをやるとは思ってなかったです。
ちなみに通常だと頻繁に電話がかかってくるので
長電話なんて無理なんですが
その時は奇跡的に超ヒマな日でした。
あの時、問い合わせて来た男性が
私のアドバイスを受け入れてスムーズに
会話の意図が伝わるようになってくれたならいいなぁと思います。
ちなみにラブホテルへ問い合わせの電話をかける場合、
夕方から深夜0時というのは忙しい時間帯なので
特に一人でフロントをやっているラブホでは
長々とした電話の問い合わせに対して悠長に応対している余裕はないです。
質問が長くなりそう&フロントに
丁寧な電話応対をしてほしいという場合、
混雑している時間帯は避けて電話をした方が無難かと思われます。
具体的に言うと昼食時の12時から13時位や
朝食の時間帯である午前7時〜9時あたりも
フロントが一人だと食事を作って客室へ持っていく
という仕事もあって忙しいのでそういう時間以外
ぶっちゃけ、お昼の15時あたりなら
一般的にフロントも混雑してないので
電話問い合わせの対応がしやすいと思います。
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2019年05月31日
ラブホ利用客、山田様(仮名)がちょっと面白かった件
ラブホテルは利用客のプライバシーが保たれています。
もちろん、ロビーや通路は防犯カメラがありますが
普通のホテルみたいにチェックイン時に
フロントで本名、住所、電話番号の
記入を求められることもないですし
ホテルの形式にもよりますが
基本的に非対面式のラブホでは
自分の名前など何も記入せず客室に入ります。
そして客室利用料を払えば、そのまま客室を出ることができます。
つまりホテルのフロント、ラブホ従業員は
客室を利用したお客様の名前や住所が分からないのです。
そんな中、いつものようにラブホテルのフロントとして
勤務していた時、深夜に客室から電話がかかってきました。
「すいません。外出ってできますか?」
「お客様は、もう宿泊料金を前払い済みですね」
「はい」
「宿泊料金を払い済みのお客様は外出をして頂いても大丈夫です。客室に戻られる際にはロビーからフロントに電話をして『外出から戻ったので●●号室を開けて下さい』という風に言っていただければ、お部屋のカギをお開けします」
ラブホテルに宿泊するお客様は、たまに
ホテルの外で食事をしたい。遊びたい。買い物をしたい。
という理由で外出をしたいという場合があります。
そして宿泊料金をすでに払い終わっているお客様に関しては
チェックアウトの時間まで自由に外出して頂いて
大丈夫というシステムになっています。
(これは私が働いているラブホテルの話ですが
多くのラブホテルもそうだと思います)
そして私が働いている非対面式のラブホテルでは
フロントが電子錠で客室の施錠を管理している関係で
必ず利用客がフロントに電話で連絡を入れて
カギの開け閉めを操作する必要があります。
フロントは防犯カメラでザックリと外出した
お客様の服装や体格を見てますし
外出したいというお客様はそんなに多くないので
ロビーから「外出から戻ったので●●号室を開けて下さい」と
言って頂ければ充分なのですが、
そのお客様はそれだけだと不安に思ったようで
「名前も言った方が良いですよね?」
「え、そうですね。ではお客様のお名前、お伺いしてよろしいですか?」
「山田です!」
男性客、山田様(仮名)は元気いっぱい
自分の名前を名乗って外出されました。
そして一時間ほど経って
ロビーからフロントに電話がかかってきました。
「山田です!外出から戻ってきました!●●号室を開けて下さい!」
「かしこまりました。客室のカギをお開けします」
フロントとして冷静に対応しましたが
内心、ラブホのロビーでこんなに力いっぱい
自分の名前を名乗る人も珍しいなと思いました。
そして翌日、チェックアウトの時間
客室から電話がかかって来きました。
「山田です!チェックアウトします!」
「ご利用ありがとうございました。お気をつけてお帰り下さいませ」
「はい!」
こうして山田様(仮名)は元気よく帰って行かれました。
ちなみに私の知る限り
ラブホで外出時、チェックアウト時に
名前を名乗っていかれたのは山田様だけです。
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2019年05月30日
ラブホテルに対面式と非対面式がある理由。
ラブホテルというのはフロントがお客様に
直接、応対する対面式と直接、顔を合わさずに
チェックイン、チェックアウトができる
非対面式と二種類あると思います。
私が働いているラブホテルは非対面式なので
ロビーに設置してあるパネルから
お客様が入りたい客室をタッチパネルで選んで入室し
チェックアウトの時に精算して退室という流れになっています。
何だか恥ずかしいのでラブホテルのスタッフに
直接、顔を見られたくないというお客様は
非対面式のシステムなら気軽に利用できるし
システム面や料金で分からないことがあれば
電話をかければフロントが丁寧に説明しています。
(非対面式のラブホテルを利用したいという場合は
事前にネットで検索して調べるか
ラブホテル側に電話して問い合わせれば
フロントが回答してくれると思います)
なんでラブホテルに対面式と非対面式があるのか
ちょっと調べたところ、ラブホテルのオーナーや
支配人の意向というよりも、そのラブホテルが
取得している資格が関係しているようです。
ザックリ言うとラブホテルの場合、
風営法、風俗営業許可の資格が必要だけど
実はビジネスホテルを営業する
旅館業法の資格が営業許可を取得しやすい。
そこでビジネスホテルの営業資格で
ラブホテルを運営、営業したいので
フロントを対面式にして形態的には
ビジネスホテルと同じ営業方針ですよ。
というのが対面式ラブホテル側の事情らしいです。
ラブホテルって泥酔状態でやってくるお客様もよくいて
そういう場合は会話や意思の疎通も難しいケースもありますし
非対面式で電話でのやり取りだけでも大変なのに
対面式だと直接、泥酔客と顔をあわせて
やりとりをしないといけない訳で
非対面式のラブホテルで
フロントをやっている身としては
対面式は大変なんだろうなぁと思います。
もちろん非対面式でも何回もフロントに電話をかけてこられたり
(泥酔客から)困惑させられることはありますが
基本的にお客様が客室に入ればチェックアウトまで
中から出てくることはありません。
仮に何かあって呼び出されても、
せいぜい小窓ごしのやりとりで
少なくとも、こちらが
泥酔客から暴力を受ける危険はありませんし
小窓越しならクレーマー客から
顔を見られるリスクもほぼ無いです。
ラブホテルってお客様のプライバシーや心情ばかりでなく
そこで働いているスタッフにとっても
安全、安心なシステムだなぁと
ちょっと思ったりします。
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2019年05月29日
昼間のラブホテルはデリヘルの利用客が多い件
昼間のラブホではデリヘルの利用客率が高いです。
私が働いているラブホでは特に特定のデリヘル業者に対して
割引料金で客室を提供していた為、
常にデリヘルと客が部屋に入っているような状態でした。
平日、昼間というのは普通の利用客が居ない時間帯なので
空室にしておくよりは格安でも良いから利用客を入れて
客室の稼動率、回転率を上げたいという
ラブホテル側の切実な事情と
ホテル代を安くして利益率を上げたいという
デリヘル業者の思惑が一致した結果なんですね。
この格安でデリヘル業者に部屋を提供するという提携(?)
部屋がガラガラな平日昼間なら
ラブホテル側のメリットが大きいのですが
金曜日の夕方から土日祝日のような一般の利用客が多い日は
格安で部屋を提供しなければいけない
デリヘルが来るのはラブホテル側にとっては
逆にデメリットとなります。
何しろデリヘルが一時間、客室を利用することで
一般の客がその部屋を利用できないという事態が出てくるからです。
特に満室に近い状態になってくるとラブホテル側としても
高い料金を払ってくれる一般客を優先したいですから
格安で部屋を利用するデリヘルはぶっちゃけ
来てほしくないのです。
ケースバイケースですがデリヘルが部屋を占拠するのと
一般客が利用するのではラブホテル側の利益が
天と地ほど違うのです。お察しください。
しかし、客室が満室近くなる土日祝日は
デリヘル業者にとってもかき入れ時、稼ぎ時ですから
次々にデリヘル嬢がやって来て部屋を確保しようとしますし
時には電話で予約して部屋を抑えようとする
デリヘル業者までいます。
ちなみに私が働いているラブホテルでは基本的に
予約できるのは宿泊のみで
休憩の予約は出来なかったのですが
出入りしているデリヘル業者に関しては
場合によっては休憩利用の予約もOKでした。
ラブホテル側としては土日祝日はデリヘルに来てほしくないけど
平日昼間の稼働率を上げてくれるデリヘル業者に対して
あからさまにNO!とは言えない。
しかし、忙しい時はデリヘルに来てほしくない。
デリヘル嬢をホテルにねじ込みたいデリヘル業者と
一般客を優先したいラブホテルのスタッフは
水面下で激しい火花を散らしている事もあります。
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2019年05月28日
ラブホテルはお年寄りの利用客が意外と多い件
ラブホテルと言えば若い
男女カップルの利用客が多い
というイメージだったのですが
実際に防犯カメラのレンズ越しに見る映像では
高齢の男性客が非常に多いです。
まぁ、利用者の年齢層に関しては
私が勤めているラブホテルの
土地柄(?)的な物もあろうかと思いますが
以前、テレビでラブホテルは老人の利用客が多いなんて
放送された時は「まさか」と思っていたんですが
実際、目の当たりにすると想像以上に
老人の利用客が多くて驚きます。
特に腰の曲がった白髪のおじいさん
杖をついて歩いてる足元もおぼつかないような
年金受給年齢であろう高齢男性が
若い女性と共にラブホテルの客室から出て来るのを見ると
「マジか……」と目が点になります。
まぁ、高齢者がストリップショーに通うのは
ボケ防止に良いと聞いたことがあるので
高齢になっても若い女性とラブホテルに行きたいという
意思を持っている高齢男性はそれだけ健康的なのかも知れないなと思ったり。
あと高齢男性が伴ってるのは大概
風俗系の職業女性なので
お金を持ってる高齢男性が
デリヘルやホテヘルの女性にお金を使う。
その一環でラブホテル側にもお金が使われることで
我々のようなラブホテル従業員にも
給料が支払われる訳なので
下手にタンス預金とかされるよりは
経済が回って良いんじゃないかなと思ったり。
そういえばラブホテルのフロントをやるまで
デリヘルやホテヘルを仕事にしてる人というのを
見たことがなく都市伝説のように思っていたんですが
実際にはガッツリ存在してるし
男性客からの需要もしっかりあるんだなぁと
連日、客と共にチェックインするデリヘル嬢を見ながら思います。
人間の有史以来、酒と性産業が途絶えたことはないと
聞いたことがありますがガチだったんだなぁと
しみじみ感じました。
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2019年05月27日
ラブホテルの忘れ物について【大人のおもちゃ】
テンガ プレイジェル ナチュラルウェット (赤) 160mL
ラブホテルには忘れ物が多いです。
一ヶ月で箱いっぱいになります。
先日、数ヶ月分の忘れ物を整理した時
多かったのは「ローション」でした。
不倫とかの場合だと使用済みで量が少なくなった
ローションを自宅に持ち帰るわけにもいかないから
わざとラブホテルの客室に置いていくという
ケースもあるのかもしれません。
ほかには女性のピアスや髪留めなど
アクセサリー小物。
生理用品が入ったポーチ、
パンティーやガーターベルトといった下着系も
忘れ物として保管されていました。
どうしても紛失するのは困る
財布やスマホならともかく
紛失してもさほど問題ない物を
わざわざラブホテルに取りに来る利用客は少ないようです。
ちなみに以前、利用客から
ラブホテルの客室を退室した直後
忘れ物をしたという連絡が電話で入って
フロントが「何を忘れたんですか?」と尋ねると
「リングを」と歯切れ悪く答えた利用者に
「指輪ですか?」と詳細を尋ねると、
どうやら「大人のおもちゃ的なリング」を
客室に忘れたということだったのですが
念入りに調べても、そういった物が出て来なかった為
利用客には見つからなかったと説明して、
ラブホスタッフの間では恐らく
利用客が自分のカバンの底にでもしまい込んだまま
見失っているんだろうという話になりました。
しかし仮に見つかっていたとして
大人のおもちゃ的なリングを忘れて
ラブホテルまで取りに行って
従業員から手渡されるというのは
なかなか恥ずかしい思いをすると思われます。
皆さん、ラブホテルで忘れ物をしないように
特に取りに来るのが恥ずかしい系のアイテムは
くれぐれも忘れないよう細心の注意を払って下さいね。
一応、暫くの間は忘れ物を取り置きしてますから
忘れた日にちと時間帯、部屋番号と
紛失物が一致さえすればラブホテルのスタッフは
こころよく忘れ物を引き渡してくれるはずです。
※中にはメイクスタッフやラブホテルスタッフが
忘れ物を横領するという悪質なケースもあるようです。
どちらにせよ忘れ物はしないに限るようですね。
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2019年05月26日
意外なコスプレ衣装がラブホテルのレンタルで大人気だと知った件【スクール水着】
多くのラブホテルでコスプレ衣装の貸し出しや
販売をやっていると思いますが、
私が働いているラブホテルでも
もちろんコスプレ衣装のレンタルをしています。
コスプレと言えば定番の看護師、ナース服やメイド、
チャイナドレスにセーラー服、学生服、
ミニスカサンタなどを思い浮かべるが
ある時、いつもと同じように
コスプレ服のレンタルオーダーが入った。
私が働いているラブホテルでは
数十種類ほどあるコスプレ衣装を
番号で管理していたので
注文されたコスプレ服の番号を確認して持ち出し、
お客様のいる部屋に届けに行った。
なんとなくコスプレ衣装を確認するとスクール水着だった。
「ああ、スクール水着も定番だよな。やっぱ需要あるんだな」
と思ったが、よく見るとそれは『男の娘用スクール水着』だった。
ちなみに私が勤めていたホテルは
若い男性より、中高年男性のご利用が非常に多かった。
そして『男の娘用スクール水着』は
私がお部屋に運んだコスプレ衣装の中で
今のところ断トツで人気の衣装である。
知らなくてもいい需要を知った。
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販売をやっていると思いますが、
私が働いているラブホテルでも
もちろんコスプレ衣装のレンタルをしています。
コスプレと言えば定番の看護師、ナース服やメイド、
チャイナドレスにセーラー服、学生服、
ミニスカサンタなどを思い浮かべるが
ある時、いつもと同じように
コスプレ服のレンタルオーダーが入った。
私が働いているラブホテルでは
数十種類ほどあるコスプレ衣装を
番号で管理していたので
注文されたコスプレ服の番号を確認して持ち出し、
お客様のいる部屋に届けに行った。
なんとなくコスプレ衣装を確認するとスクール水着だった。
「ああ、スクール水着も定番だよな。やっぱ需要あるんだな」
と思ったが、よく見るとそれは『男の娘用スクール水着』だった。
ちなみに私が勤めていたホテルは
若い男性より、中高年男性のご利用が非常に多かった。
そして『男の娘用スクール水着』は
私がお部屋に運んだコスプレ衣装の中で
今のところ断トツで人気の衣装である。
知らなくてもいい需要を知った。
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2019年05月25日
ラブホテルのフロント求人に応募してみた件
色々あって貯金を切り崩して生活していたが
さすがにそろそろ働かなくてはいけないという状況になった。
しかし、これといった資格や免許があるわけでもない身で
年齢も微妙となると再就職先を探すのは難しい。
ネットであてどもなく求人募集サイトやハローワークを見ていた。
そんな時、以前ハローワークの求人で応募して落とされた会社が
まだ同じ内容で求人募集をかけていることに気付き不審に思った。
調べてみるとハローワークには『カラ求人』という物があるそうで
ハローワーク側が要請したり、企業側がハローワークに掲載することで
人目につくため、自社の宣伝になる。
と言う理由で特に従業員が欲しいわけでもないのに
求人募集を掲載し続ける。と言うことがよくあるそうだ。
ちなみに私はハローワークで比較的条件の良かった
二社に応募して面接を受けてみたがあっさりと落ちた。
そして面接する側が最初から面倒くさそうに
面接していたのも印象的だったが
カラ求人は最初から従業員を求めてないし
採用する気も無い。
面接を申し込みに来られて
対応するのは時間の無駄なので
担当者は常に面倒そうにしているのだという。
思えば私が申し込んだのも、
まさにカラ求人だったのだなと
今さらながらに気付き落ち込んだ。
ちなみにハローワークは
企業側が求人募集を掲載するのが
無料なのでタダで宣伝できるという理由から
カラ求人が多いのだという。
ならば求人サイトなら『カラ求人率』は低いはずと
ハローワーク以外の有名求人サイトを見てみると
「ホテルのフロント」という求人が目についた。
ホテルのフロントなら電話番等の関係で基本的に常時
フロントにいるので体力はいらないと思ったが
普通のホテルだと英語や中国語、韓国語などの
語学力が求められる。
外人さんとの会話なんて無理なので
やはりホテルのフロントなんて無理だなと思った
その時『ラブホテルのフロント募集』という求人が目に入った。
ラブホテルのフロントは時給が比較的良く
経験不問ということで応募してみることにした。
新規リニューアルオープンで
オープニングスタッフ募集
というラブホテルのフロントに応募すると
すぐに返信のメールが来た。
深夜だったので自動返信メールで
「明日、改めてメールで連絡します」という内容だった。
そして翌日、応募した覚えのないラブホテルから
また「連絡します」とメールがあった。
全国チェーンのラブホテルで
他のホテルも同じ会社が運営している関係で
返信メールがこんなことになったのだなと思っていたのだが
三通目のメールで『明日、電話します』と来た。
そして三通目のメールも一件目と二件目と違う会社名だった。
困惑していたが結局、電話は来なかった。
そしてリニューアルオープンと書かれていたラブホは
とっくの昔にリニューアルオープンが済んでいて
長期間、同じ内容の求人を掲載していたことに気付いた。
どうやらラブホテルの場合、宣伝がしにくいのもあって
求人募集を利用して宣伝しているのだと気付いた。
これもカラ求人だったのだ。
一体どこに行ったらカラ求人じゃない
切実な求人に出会えるのかと思いながら
カラ求人を見抜く方法を検索していると
自社HPで募集をかけている所は
カラ求人の率が低いということ
そして有料求人サイトに掲載しているなら
カラ求人率が低いということが分かってきました。
求人サイトなんて応募する側からするとどれも似たような物ですが
例えば大手求人サイト、Indeed (インディード)の場合
検索順位が低い求人は無料で企業側が求人の掲載ができたりします。
(有料の求人掲載の場合、人目につきやすく
検索順位が高くなるので求人が集まりやすいというメリットがあります)
そういう場合、インディードなどで検索順位が低い求人で
特に長期間にわたって出ている求人は募集が目的でなく
掲載と宣伝が目的なのでカラ求人の可能性が非常に高い訳です。
そしてカラ求人ではなく切実に求人募集していたとしても
長期間、求人募集しているということはそれだけ
人が居つかないブラックな職場である率が高い為
ロクな物では無い可能性が非常に高い。
ひとまず自社HPで募集をかけているところは
カラ求人の可能性が低いと知ったので
自社HPでも募集をかけているラブホテルに
連絡してみたところ
写真付き履歴書を持参して面接することになりました。
そして、そこはガチで
人手不足が切実だったラブホテルなので
即採用となり、こうして私は
ラブホテルの新人フロントとなったのでした。
しかし、ラブホテルのフロント業を基本
電話番だと思っていた私は
想像していたのと違うと
後悔することになるのですが
それは追々……。
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