2019年05月30日
ラブホテルに対面式と非対面式がある理由。
ラブホテルというのはフロントがお客様に
直接、応対する対面式と直接、顔を合わさずに
チェックイン、チェックアウトができる
非対面式と二種類あると思います。
私が働いているラブホテルは非対面式なので
ロビーに設置してあるパネルから
お客様が入りたい客室をタッチパネルで選んで入室し
チェックアウトの時に精算して退室という流れになっています。
何だか恥ずかしいのでラブホテルのスタッフに
直接、顔を見られたくないというお客様は
非対面式のシステムなら気軽に利用できるし
システム面や料金で分からないことがあれば
電話をかければフロントが丁寧に説明しています。
(非対面式のラブホテルを利用したいという場合は
事前にネットで検索して調べるか
ラブホテル側に電話して問い合わせれば
フロントが回答してくれると思います)
なんでラブホテルに対面式と非対面式があるのか
ちょっと調べたところ、ラブホテルのオーナーや
支配人の意向というよりも、そのラブホテルが
取得している資格が関係しているようです。
ザックリ言うとラブホテルの場合、
風営法、風俗営業許可の資格が必要だけど
実はビジネスホテルを営業する
旅館業法の資格が営業許可を取得しやすい。
そこでビジネスホテルの営業資格で
ラブホテルを運営、営業したいので
フロントを対面式にして形態的には
ビジネスホテルと同じ営業方針ですよ。
というのが対面式ラブホテル側の事情らしいです。
ラブホテルって泥酔状態でやってくるお客様もよくいて
そういう場合は会話や意思の疎通も難しいケースもありますし
非対面式で電話でのやり取りだけでも大変なのに
対面式だと直接、泥酔客と顔をあわせて
やりとりをしないといけない訳で
非対面式のラブホテルで
フロントをやっている身としては
対面式は大変なんだろうなぁと思います。
もちろん非対面式でも何回もフロントに電話をかけてこられたり
(泥酔客から)困惑させられることはありますが
基本的にお客様が客室に入ればチェックアウトまで
中から出てくることはありません。
仮に何かあって呼び出されても、
せいぜい小窓ごしのやりとりで
少なくとも、こちらが
泥酔客から暴力を受ける危険はありませんし
小窓越しならクレーマー客から
顔を見られるリスクもほぼ無いです。
ラブホテルってお客様のプライバシーや心情ばかりでなく
そこで働いているスタッフにとっても
安全、安心なシステムだなぁと
ちょっと思ったりします。
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