2009年10月29日
世界的な金融危機はまだ終息していない
筆者とまったく同意見のため
転載しました。
いつ、そのときが
くるのか
もう、そろそろなのか。
10月28日(ブルームバーグ):
ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授と
ニーアル・ファーガソン教授は28日、
世界的な金融危機は終息していない
との見解を示した。
国際通貨基金(IMF)の元調査局長である
ロゴフ教授らはブルームバーグラジオとのインタビューで、
先月ピッツバーグで開かれた20カ国・
地域(G20)首脳会議(金融サミット)の見解に異議を唱え、
「各国が保証を与えたすべての金融機関にとって、
金融危機は終了したと言うのは正しい」としながらも、
金融機関の救済や景気刺激策を実施した結果、
「金融危機が最終的に国債の危機に変容する恐れがある」
と指摘した。
G20首脳は先月、
大恐慌以来で最悪の金融危機の再発を防止するため、
持続的な経済成長を促進する枠組みを採択。
国際金融規制の強化やバンカーの報酬抑制に加えて、
経済成長が定着するまで景気刺激策を継続することで一致した。
ファーガソン教授は
「危機は大方の人々が考えるよりも
長期化するものだ」と述べ、
「恐慌や真のリセッションと呼ぶにふさわしい
深刻な金融危機は多くの場合、
数千日単位でその長さが測定される。
終息したというのは
極めて浅はかだと思う」
と説明。「米国の経済規模は、
われわれの寿命が尽きる前に
世界最大でなくなっているだろう」
と付け加えた。
投稿者:logos-sequence|20:55
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