人生の流れを時間軸で捉え直したときに
良いときも悪いときもある。
その中で生まれる感情との向き合い方が
人生の意義を決めるところもありますよね。
とくに怒りという強い感情を伴うものについては
取り扱い方によって
周囲との関係性だけではなく
未来の可能性にも大きな影響を与えることも出てきます。
仕事で上手くいなかいとき、スポーツ選手で結果が伴わないときなどには
上手くいかない自分がらしくない、という怒りの感情が
自分のストレスを超えたところで力を生み出してくれることもあります。
現状をどうしても変えていく必要がある、という認識を
作り出してくれるのも、強い感情から生まれる意志の力であるとも言えます。
逆に日常生活の中で多くのケースでも見られるように
マイナスに働いてしまうのは
怒りの矛先を他人に向けてしまうことで
相手の反感を買ってしまうのも、その１つですね。
上手くいかないことに対して
自分のことを省みるかわりに
身の周りの人のせいにしたり、環境のせいにすることが
結果的に自分の心に中にネガティブな感情を作りあげてしまうことになります。
怒りの出もとを辿ると
その多くが正しいと思っていて否定されたときや
批判されたときに出てくる感情でもあります。
自分が良いと思っていることが
相手にとって良いものであるとは限らないし
自分と相手とは別の人格を持った人である、という
相互尊重の気持ちに立ち返ることが出来ることで
冷静にコントロールしていくことも大切ですよね。
世の中には憤りを感じてしまうことがたくさんありますが
怒りの感情も自責の気持ちでコントロールして
使いこなす視点を持たせていきたいものです。
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