自分の意思で思考をした結果であるのと同時に
自分の頭だけで考えた結果として生まれるものではない、という
視点を持たせることも大切なことだと思います。
それでは、そこで得られた発想は自分の頭だけで考えた結果
生まれてきたものだと受け止めることのどこに問題があるのでしょうか!?
それは自分の視点の絶対化にあると感じています。
自分が凄いと勘違いすることが悪いことではなく
その思考のベースとなるところには
自分が尊敬する人の影響や
自分が所属している組織の文化による影響を
どこかで受けているものであり
必ずしも自分の視点だけで生まれたものではないはずです。
普段の自分の立ち位置を決めているのも
周囲との関係性にあって
そこに相応しいポジションに必要なことを
考え続けてきた結果として得られるものではないでしょうか。
つまり、あなたの立ち位置が変われば
必然的にものの見方も変わることになり
世界の見え方もガラッと変わることを意味しています。
ポジショニングが変われば発言も行動も
これまでのものとは全く違うものになる可能性があります。
自分の思考を規定しているのは
あくまでも自分と周囲との関係性にあることをみれば
自分という存在に意思というのもがあるのだろうか?という
視点で自分を捉え直すことにも繋がっていきます。
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