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2018年03月24日
中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」第5シリーズ第8話「犬神の権三郎」
3月24日の午前8時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、中村吉右衛門主演「鬼平犯科帳」第5シリーズの第8話「犬神の権三郎」が放送されました。
火付盗賊改方長官・長谷川平蔵(中村吉右衛門さん演じる)からの信頼も厚い、筆頭与力の佐嶋忠介(高橋悦史さん演じる)は、上野山下の蕎麦屋「明月庵」で食事中、偶然に、凶悪な盗賊の「犬神の権三郎(峰岸 徹さん演じる)を見かけた。
佐嶋は過去に二度、権三郎を取り逃がしたことがあった。
食事どころではない佐嶋は、即座に権三郎に声を掛け、捕まえる。
平蔵は、相手が凶悪な賊でしかも佐嶋が二度も取り逃がした因縁の相手だけに、取り調べの際もじゅうぶんに注意するよう命じた。
ところが、その夜、牢に近い物置小屋に火事が発生。みなが火消しに取り掛かり混乱しているすきに、何者かの手引きで権三郎が牢を破って逃げてしまった。
平蔵は、盗賊改め内部を熟知した者の手引きがあったとみた。
そして、屋敷出入りの密偵を全員集めたが、雨引文五郎(目黒祐樹さん演じる)だけが招集に応じず姿を見せなかった。
雨引の文五郎と権三郎には、何か深い因縁があるらしい。
平蔵は部下に命じて、両名の行方を捜した。
そこで文五郎と権三郎の、盗賊としての生き方の大きな違いがみえてくる。
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津川雅彦主演「必殺橋掛人」第9話「柴又帝釈天のトラを探ります」
3月23日の午後11時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、津川雅彦主演「必殺橋掛人」の第9話「柴又帝釈天のトラを探ります」が放送されました。
許せぬ悪人を地獄へ向かわせる、その「橋掛け」をおこなう「橋掛人」の元締めだった父親を失い、父親から「殺す相手のいる場所を記した地図」を託されて二代目の元締となった春光尼ことお光(西崎みどりさん演じる)。
そのお光に、裏稼業の者・4人が協力する。1人は、鳥刺しの新吉(宅麻伸さん演じる)。2人目、3人目は、瓦職人の松(斉藤清六さん演じる)と、おくら(萬田久子さん演じる)の夫婦。そして4人目は、幼い娘の為に裏稼業から足を洗っていた担ぎ呉服屋の柳次(津川雅彦さん演じる)である。
この9話では、例によって冒頭でお光が4人に、殺しの相手の所在地と名を記した地図を示す。そこは柴又だった。
「柴又と言えば帝釈天ですね」
と声が上がる。
ま、まさか、「柴又帝釈天といえば」といって「あの人」が登場するのか? まさか?
そう、視聴者(私)が思ったとき、「虎」という文字が画面に映し出された。
ええー! 「寅さん」ではなく「虎」!
まあ、そもそも「柴又帝釈天」だからといって時代劇に「寅さん」が登場するはずもなく、帝釈天こと題経寺の「ごぜんさま」が登場するはずもないのですが、物語が進むと、柴又帝釈天の虎とは、その土地の親分であることが分かります。
橋掛人がさらに調べていくと、親分の「虎」は帝釈天参道の香具師たちにも慕われるいい親分だったが、その人は湯治場で急死したとされ、今は二代目の「虎」が継いでいるという。この二代目「虎」が非常に評判が悪いのだ。
さらに調べていくと、初代「虎」は湯治場では死んでおらず、行方不明で、二代目は初代の娘の婿なのだという。
初代の行方を探り、二代目の悪事を突き止めようとする橋掛人たち。
そこで明らかになったこととは?
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「男と女のミステリー時代劇」第2話「牢の女」
3月23日の午後10時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで、「男と女のミステリー時代劇」の第2話「牢の女」が放送されました。
いち(大西礼芳さん演じる)は或る商家で働いていた。
そこの主人に気に入られ、言い寄られていたが、ある日、そこの女房が実家の親の面倒を見るためといって泊りがけで外出した晩、主人に招かれた。自分を熱心に口説く主人を憎からず思っていたところだったので、主人の部屋に入った。そこで主人に抱き寄せられた時、泊まりで外出して帰らないはずの女房がふすまを開けた。
「そんなことだろうと思ったよ!」
女房は激怒し、いちを責めた。手練手管で旦那を誘惑したのだろう、と決めつけ、旦那はお前なんかに本気になったんじゃない、とまで言う。で、主人に、
「どうなんだよ、おまえさん」
と言う。
主人は女房の剣幕を恐れて、いちをかばうこともしない。
商家に暇を出されたいちは、遠縁にあたる男の商家(包丁など刃物を売る店らしい)を頼る。
遠縁の男は迷惑そうな顔をしながら恩着せがましいことを言い、手伝ってほしいことがある、などと言いながらいちを二階の物置に連れて行った。
そこで手籠めにされそうになるいち。必死に抵抗し、近くにあった包丁で切りつける。
傷は浅手だったが、血をみた男の方は仰天し、腰をぬかした。
いちは逃げ、番頭の男に事情を話した。
番頭は相談に乗り、いちをかくまった。
ところが、いちは番頭から、主人が死んだと知らされる。
そんなはずはない。傷は浅かったから、死ぬはずはない。そう言ういちに、番頭は、あのあとで誰かが殺して逃げたに違いない。真犯人はそいつだ、とこたえる。
そして証言しても真犯人が分からないから役人の前に出ないほうがいい、と言われ、いちは息をひそめて暮らすことになる。
ところが、何者かの密告か、いちは奉行所の役人に捕まってしまう。
牢に入るとき、銭金やら何やら隠し持って牢に入ることはご法度だと役人に言われ、役人の前で衣を脱ぐよう言われる。言われるまま脱ぎ、何も隠し持っていない証しをしめした後、いちは牢に入ったが、牢では「牢名主」に「つる」というものを差し出さなくてはいけない決まりがあった。「つる」とは、いわば賄賂のような土産物のことで、銭金である。
当然、何も持っていないいちは、牢の女どもから折檻を受ける。
ところが、牢名主・ちせ(浅野温子さん演じる)は、いちを或ることから気に入り、身の上話を詳しく聞き、自分のそば近くに置くようになる。
新入りのいちを気にくわない他の女どもは「なぜ?」といぶかしむが、牢名主・ちせは殺人があった商家での出来事を詳しく聞き取る。
そんなとき、以前にこの牢に入って出された女・絹(円城寺あやさん演じる)がまた入ってきて、いちを見て「虫が好かない」と言い、いちを虐め始める。牢の女どもの折檻は酷く、いちが殺されそうになるほどだった。
それには訳があった。牢名主・ちせはその訳を見破り、商家での殺人の真犯人を推理する。
果たして、殺しのからくりとは何だったのか?
ドラマとしては、初めの方から(冒頭ではないが)怪しい人間が登場するし、複雑極まる難事件というほどでもないですが、牢名主が見事な、鮮やかな推理をするところが面白いです。
それとともに、いちの身の上と「なにがなんでも生きる」という思いを気に入り、無実の彼女を開放しようとするところが良いです。