2015年04月06日
【フライパンで作るパン】自家製あんこのあんパン
先日炊いた小豆あんを包んで、あんパン作りました。
こちら⇒あずきあんこ炊きました
小豆と砂糖を同量にしたのにあんこの甘さは控え目だったので、パン生地の砂糖を増量したにも関わらずやはり甘さは控え目。良く言えばお上品な味、悪く言えば特徴の無い味。だけどパン生地そのものはとてもうまく焼けました。過去最高の出来かもしれません。市販のあんパンって、どれだけ砂糖入ってるんでしょうねえ。
[材料]
- 強力粉 200グラム
- きび砂糖 大さじ1
- ドライイースト 3グラム
- 塩 小さじ¼
- シナモンシュガー 小さじ1
- 黒煎りごま 大さじ1
- 果汁100%りんごジュース 125CC
- 白ごま油 大さじ1強
- 自家製あんこ
今回は前夜のうちに生地をこねて、常温に放置すること約8時間。「長時間熟成」というやつにしてみました。それと、粉の量も増量して200グラムにしています。
生地をこねたらラップして、そのまま常温に放置しました。
8時間経過するとこんな感じになりました。が、ここまで発酵させる必要は無いと思います。
成型して二次発酵を経て焼きました。これは蛍火で20分火を通した状態で、裏返す直前です。
ニオイが気になるので使わなくなったシリコン型ですが、今回は真ん中だけ使いました。火力調整のつもりでした。
しかし。。。見事に失敗。真ん中だけしっかり火が通らず、変形してしまいました。
同じようなパンを焼いているように見えるかもしれませんが、毎回少しずつ手を変えて、いろんなことを試しています。適当にいい加減に作ったときの方が成功率は高く、その再現性は低いです。二度と同じものが作れません。人様に食べていただこうと気負って作るときの失敗率は高いです。
「二度と同じものが作れない」のはパン作りに限ったことではなく、すべての瞬間はそのときしか味わえないもの。成功も失敗も、良いことも悪いことも、すべてを楽しんで過ごしたいものです。しかし私はいつもその瞬間に没してしまい、出来事すべてに一喜一憂してしまいます。その瞬間を最大に楽しんでいると言えるのでしょうけれど、瞬間に没している自分を客観的に観る自分も横に置いておければもっと楽に時を過ごしていけるんだろうなあと思います。
以上、パン作りから観る哲学を語ってみました笑。
posted by kwiserecomend at 17:33| ├ パン作り