2018年02月12日
やましさと、後ろめたさと、申し訳なさ。
とある飛び石連休中日の平日、特に予定はなかったけれど、久々に休暇を取得。当日の部内スケジュールは休暇の文字が並び、出社する方が圧倒的少数派。いい機会なのでチーム全員で休んでしまおうということになりました。
不意の休日です。さて何して過ごそうか。ある同僚は『休暇を取ったことは奥さんには内緒にして、ひとりの時間を謳歌する』と返してきました。内緒にしておく理由は『奥さんに申し訳ないから』だそうです。
育児に奮闘する奥さんをだましてひとりの時間を楽しむことをやましく思うならわかるけど、申し訳ないと気遣いながら奥さんを完全にだまそうとしている姿勢が私には全く理解できませんでした。仕事ばかりして家庭を顧みないようなタイプならまだしも、彼は普段から家庭的な良き夫であり父である旨の会話をしていたからです。
私には子供がいないので子育ての楽しみや苦労は知りません。でももし私が彼の奥さんの立場だとしたら、休みができたからひとりになりたいと正直に伝えてくれれば喜んで送り出すと思います。家族のために毎日頑張って仕事してくれてるんですから。それに「たまにはひとりになりたい」という彼の気持ちは理解できます。でもそれは毎日子供と対峙している専業主婦の奥さんとて同じではないでしょうか。であるならば、例えば、連休初日は彼がひとりで過ごしてリフレッシュ、翌日は奥さんに休みをあげて彼が子供の面倒をみる。で、3日目は三人で楽しく過ごす。そんなアイデアだってあると思うのです。
こんな方法だってあるんじゃないの?提案してみたところ・・・
『自分ひとりでは子供の面倒を見きれない。』
速攻で否定されました。
ではお母さんに来てもらうのはどうか?
『そんなこと親には頼めない。』
ではシッターさんのサービスを利用してみては?
『そんなお金は払えない。』
全否定です。
まあ、何かと諸事情もあるんでしょうし、それ以上は私が関知するところではないので「ふーん」で終わりましたが、なんかこう胸の奥に悶々としたものが残ったままです。休日明けに話を聞くとプランを実行に移したようでした。いつもの出勤時間にいつものスーツでいつも通りに家を出て、そのままふらり遊びに出かけ、いつも通りに帰宅したと嬉々として報告してくれました。
後日、知人(男性)にこの話を聞いてもらいました。すると彼は開口一番こう返してきました。
『この人は自分の子供が可愛くないんだね。』
自分の子供を本当に愛しく思っているのなら、寸暇を惜しんで傍に居たいと願うだろうに。不意の休日なんて一緒に過ごせる時間が出来て喜ばしいことじゃないか。と。
この知人の友人で子供のいる男性はみな育児に積極的。積極的というよりは、自分の子供なんだから性別に関係なく面倒をみるのは当然のことで「奥さんを手伝う」という感覚では決してない。という人ばかりだそうです。そして、こうも言うそうです。
『奥さんはお腹の中で10カ月もの間子供を守り育ててくれた。それだけで母親の大変な仕事は終わったようなものだ。今後の重労働や辛い仕事はすべて俺の役割だ。』
惚れてまうやろー。
前出の同僚とて自分の子供を可愛く思っていることに変わりはないでしょう。もしかすると遊びに行ったというのは嘘で、その時間は子どものためにバイトしていたのかもしれない。愛情表現の方法は人それぞれ。家庭環境も人それぞれ。だけども私が胸の奥に悶々としたものを抱えたまま同僚との会話を終えたのは、もしかすると同僚の言葉から奥さんや子供に対する愛情を汲み取れなかったからなのかもしれません。
飲み会に参加したと思ってその分で家事代行サービスのスポット利用券くらいプレゼントしてあげて欲しかったな。
不意の休日です。さて何して過ごそうか。ある同僚は『休暇を取ったことは奥さんには内緒にして、ひとりの時間を謳歌する』と返してきました。内緒にしておく理由は『奥さんに申し訳ないから』だそうです。
育児に奮闘する奥さんをだましてひとりの時間を楽しむことをやましく思うならわかるけど、申し訳ないと気遣いながら奥さんを完全にだまそうとしている姿勢が私には全く理解できませんでした。仕事ばかりして家庭を顧みないようなタイプならまだしも、彼は普段から家庭的な良き夫であり父である旨の会話をしていたからです。
私には子供がいないので子育ての楽しみや苦労は知りません。でももし私が彼の奥さんの立場だとしたら、休みができたからひとりになりたいと正直に伝えてくれれば喜んで送り出すと思います。家族のために毎日頑張って仕事してくれてるんですから。それに「たまにはひとりになりたい」という彼の気持ちは理解できます。でもそれは毎日子供と対峙している専業主婦の奥さんとて同じではないでしょうか。であるならば、例えば、連休初日は彼がひとりで過ごしてリフレッシュ、翌日は奥さんに休みをあげて彼が子供の面倒をみる。で、3日目は三人で楽しく過ごす。そんなアイデアだってあると思うのです。
こんな方法だってあるんじゃないの?提案してみたところ・・・
『自分ひとりでは子供の面倒を見きれない。』
速攻で否定されました。
ではお母さんに来てもらうのはどうか?
『そんなこと親には頼めない。』
ではシッターさんのサービスを利用してみては?
『そんなお金は払えない。』
全否定です。
まあ、何かと諸事情もあるんでしょうし、それ以上は私が関知するところではないので「ふーん」で終わりましたが、なんかこう胸の奥に悶々としたものが残ったままです。休日明けに話を聞くとプランを実行に移したようでした。いつもの出勤時間にいつものスーツでいつも通りに家を出て、そのままふらり遊びに出かけ、いつも通りに帰宅したと嬉々として報告してくれました。
後日、知人(男性)にこの話を聞いてもらいました。すると彼は開口一番こう返してきました。
『この人は自分の子供が可愛くないんだね。』
自分の子供を本当に愛しく思っているのなら、寸暇を惜しんで傍に居たいと願うだろうに。不意の休日なんて一緒に過ごせる時間が出来て喜ばしいことじゃないか。と。
この知人の友人で子供のいる男性はみな育児に積極的。積極的というよりは、自分の子供なんだから性別に関係なく面倒をみるのは当然のことで「奥さんを手伝う」という感覚では決してない。という人ばかりだそうです。そして、こうも言うそうです。
『奥さんはお腹の中で10カ月もの間子供を守り育ててくれた。それだけで母親の大変な仕事は終わったようなものだ。今後の重労働や辛い仕事はすべて俺の役割だ。』
惚れてまうやろー。
前出の同僚とて自分の子供を可愛く思っていることに変わりはないでしょう。もしかすると遊びに行ったというのは嘘で、その時間は子どものためにバイトしていたのかもしれない。愛情表現の方法は人それぞれ。家庭環境も人それぞれ。だけども私が胸の奥に悶々としたものを抱えたまま同僚との会話を終えたのは、もしかすると同僚の言葉から奥さんや子供に対する愛情を汲み取れなかったからなのかもしれません。
飲み会に参加したと思ってその分で家事代行サービスのスポット利用券くらいプレゼントしてあげて欲しかったな。
タグ:家事代行
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posted by kwiserecomend at 22:32| 生活・暮らし