今回は ニッサン ノート E12 アイドリングストップ搭載車両の
バッテリーを交換した時の「放電電流積算値の初期化」の方法をご紹介します
その前に「放電電流積算値」とは?この後出てくる「内部抵抗値」とは?
なぜ アイドリングストップ車両のバッテリー交換時には
リセット作業(初期化)が必要なのか? 諸々をご説明したいと思います
(メーカーによっては制御方法が異なる場合もあります)
アイドリングストップ車は ECUがバッテリーに取り付けられた
電流センサーにより電流量や内部抵抗値を測定しています
その測定した値の平均値が一定の値を超えた場合 ECUが
バッテリーが劣化していると判断しアイドリングストップ制御を
停止するようにプログラムされています
そのため アイドリングストップ制御が停止した状態の車両に
新品のバッテリーを取り付けただけでは アイドリングストップ機能は
回復せず リセット(初期化)作業が必要となります
車両によっては リセット(初期化)作業を行わなくても
当面の間は制御されると思いますが 積算値を超えた時点で
アイドリングストップ制御が停止することになります
んで このリセット作業なんですが各メーカーで方法が異なります
★「ミツビシ」は軽自動車以外は スターターモーターの使用回数を基準に
バッテリーの劣化を判断しているので 電流積算値や内部抵抗値ではなく
「スターターカウンター」をリセットする必要があります
★「スバル」はリセット作業は不要です(現在は)
★「スズキ」「ミツビシの軽自動車」はリセット作業は不要なんですが
バックアップを取りながらの交換はダメです
これは バッテリーを外す事で(電源供給を遮断)ECU内の
メモリーを消去しています
厳密にいうとリセット不要ではなく
バッテリーを外す事でリセットしているって事です
★「ホンダ」は診断機等は使わず 車両側の作業でリセットできます
ちなみに「ホンダ」は電流積算値ではなく内部抵抗値です
★「ダイハツ」の車は診断機等は使わず 車両側の作業でリセットできます
ちなみに「ダイハツ」はエコアイドルOFFランプが点滅している場合のみ
作業が必要との事ですが 自分はランプ消灯時でも作業しています
さてさて残る「トヨタ」「ニッサン」「マツダ」「レクサス」の車は
基本的に診断機等を用いてのリセット作業が必要になってきます
今回は ニッサン ノート E12 の
「放電電流積算値」のクリア(初期化)をやっていきます!
とは言ったものの 診断機をつなげてポチっとな!で終了です
ちなみに アイドリングストップ車用バッテリーは
内部抵抗が小さく充電受け入れ性能が高くなっていて
エンジンが停止している間に放電した容量をエンジンが掛かってから
なるべく早めにバッテリーに溜め込むことができるようになっています
その分通常のバッテリーよりも値段は高価なんです
なので 高いからと言って通常のバッテリーを取り付けても
バッテリーが上がるのは時間の問題ですね〜
ちなみに アイドリングストップするが嫌だ!って方には
エンジン始動時にアイドリングストップを
停止(OFF)するキャンセラーがあります
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