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2020年06月04日
彼岸花畑
俺はその晩、友達の家から自転車に乗って帰路についていた。
時刻は十時ごろ。田舎なので、周りは田んぼと川しかなかった。
満月がめちゃくちゃきれいで、電灯なんかなくても地面を照らしてくれている。
空気はひんやりしていて乾いている。
風も少し吹いていて、これがまた気持ちいい。
とにかく、いつまでも自転車で走っていたい様な夜だった。
で、俺は少し遠回りして帰ろうと思った。
地元の道はほとんど知ってるし、月が明るいので道もよく見えるから、道に迷う心配は無かった。
さっきも書いたように月が綺麗だったから、極力月を見ながら走ってた。
そのせいかいつの間にやら全く知らない道に出ていて、道路も舗装されていないむき出しの地面の上を走っていた。
周りは木々が茂っていて、せっかくの月が見れない。
あれ?こんな道あったけなー?とか考えつつも、少し怖かったので全力で駆け抜けた。続きを読む...
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posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(山・森・田舎編)
2020年06月03日
【怖度★4】怪談「ドアを背に抱きつかれ」◆DJ響◆【怪談ぁみ語】
横向きに寝ていたら…。
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posted by kowaidouga at 12:05| ありがとう ぁみ動画集
深夜まで営業しているラーメン屋
先日、友人とラーメンを食べに行った。
深夜3時まで営業している店を知っていたので、早速友達の車でその店へ向かった。
着いたのは深夜2時頃。
早速入ろうとドアを引いたが動かない。
古い店なので自動ドアではなく手動の引きドアだったのだが、びくともしない。
「何してるんだよ」と友達が引いた。しかし、全く動かない。
二人で引いてみるが駄目だった。店の明かりは付いているのに。
「すみませーん」とドアを叩いたが反応がない。続きを読む...
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(会社・店舗・施設編)
2020年06月02日
狂気を感じずにはいられない奇妙なゲーム作品 7選
「超兄貴」の隠された要素は何も隠れてないような…。
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posted by kowaidouga at 12:05| ゲームホラー動画
夜中の警備のバイト
俺のツレと言うのが、いわゆる夜中の警備のバイトと言うヤツをやっていて、これはそのツレにまつわる話なんだが…
ある日、ソイツが言うんだよ。
「何かさ、最近、バイト中に鳴き声がするんだよな」
「まあ、近所に猫くらい居るだろ?」
「いや、それがな…ほら、春先によくいるだろ、盛りがついて『あーおあーお』って鳴いてるのが…
ああいうのが居てな、正直、気持ち悪くてたまらん」
「ああ。それはちょっと気持ち悪いなぁ…まあ、頑張れよ」
その日はそんな感じで終った。
それから数日後…
ツレがどうにも浮かない表情なんで、何かあったのかと聞いてみたんだ。
「前に、猫が居るって話しただろ?」
「猫?ああ、何か気味悪い声で鳴くってヤツか?」
「アレな…猫じゃ無いんだよ。多分…って言うか、間違いなくアレ、人だぜ」
「そうなのか?」
「ああ。昨日な、見回りしてたらやっぱり猫の声がしてな…でも、何か違うんだわ。
なんていうか…前より近づいてきてる感じ?
そしたら妙にはっきりと聞こえてきてな、アレは猫じゃない…人だ」
「うはぁ、それはちょっと気味悪いな…近所にそんなヤツが居るのか」
「違うんだよ」
「違う?」続きを読む...
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(会社・店舗・施設編)
2020年06月01日
本当は怖い内容の童話5選!原作のピノキオは怠け者で私利私欲のために動くクズだった!
人間ではなく人形の話を信じる謎の世界。
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posted by kowaidouga at 12:05| 怖い動画・心霊映像
水道が怖い
中学3年の時、同じクラスになったNと言う女の子と仲良くなりました。
おっとりして優しくて、女の子らしい良い子でした。
普段は物腰柔らかく笑顔を絶やさないNでしたが、
何故か水道を前にすると怯えた表情になり、口数も少なくなるのです。
水道から出る水と水道その物が苦手であって、飲み水やプールなどは大丈夫だったようです。
水道嫌いの理由を聞いても、何も教えてくれませんでした。
夏休み。私とNは、当時所属していた茶道部の練習をしに学校に来ていました。
練習と言っても、お手前をやったり、簡単なお茶会を開催するだけなのですが。
水道に恐怖心を抱いていたNに代わって、別の部員がお湯を沸かしていました。
その日も、私と後輩部員が一緒にお湯を沸かしました。
Nはいつもと変わらず穏やかな様子でした。
さて、お茶会も和やかなムードで終わり、片づけの時間になりました。
茶碗や水差しは、作法室の隣の家庭科室の流しで洗うことになっています。
みんなで手分けして洗い物を運び、洗う係と布巾で拭く係に分け、おしゃべりをしながら片づけを進めていました。
Nと同級生のKは、作法室で別の道具を片づけています。
私達は洗い物が終わると、家庭科室を出ました。すると廊下にKがいます。
どうかしたのかと尋ねると、
片付けをしてる最中いきなりNが何事か叫んで、外に出て行ってしまったと言うのです。
これから今日の反省会があります。みんなでNを探すことになりました。
私と何人かの友人は、職員室方面に行ってみました。
しかし、職員室にはほとんど人がいませんでした。Nも当然いません。
ドアを閉めて廊下を戻ろうとすると、男の先生の怒鳴り声が聞こえました。
「やめなさい!!」
職員室は校舎の一番東端にあり、その前の廊下には職員達が出入りする出入り口がありました。
声はその出入り口の向こう側、つまり外から聞こえます。続きを読む...
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(学校編)
2020年05月31日
猫の結婚式
中学生の夏休みに、母方の実家に泊まりに行ったんです。
九州の某県の結構山奥にある村(今は村じゃないです)です。
村奥にあった唯一の神社では、毎月小さな祭りが行われていました。
丁度私が訪れた月は、奇祭じゃないですけど、一風変わった祭りがあったんです。
猫の結婚式を行うという主旨の物でした。
昔、穀物を食い荒らす鼠を捕まえる猫は重宝されていましたが、なかなか数は増えなかったため、
“猫の結婚式”と言う変わった祭りを行うようになったそうです。
内容は変わってますが、由縁はありきたりですね。
そのユニークさから、離れた町の人たちもペット連れで訪れるようになり、
今では猫の結婚式ではなく、犬やハムスター等、ペット全般のお祓いがメインに行われています。
私も祖母の家で飼っていた茶トラの『虎』を連れて、祭りを見に行きました。
神前式とか舞とか行われる所で、猫の婚礼の儀式が行われました。
赤い首輪を付けた白い猫が二匹、神前の前に眠っています。
簡単な祝詞、形ばかりの三三九度が行われ、巫女さんによる舞が奉納されました。豊栄の舞と言うらしいです。
その舞の中盤、飼い主に連れてこられていた猫たちが鳴き始めたんです。
そして飼い主の腕から逃げ、飼い主と参加していたほとんどの猫が外に出て行ってしまいました。虎もです。
退席して探しに行ったんですが、見つかりませんでした。続きを読む...
posted by kowaidouga at 09:05| 超怖い話(動物編)