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2020年05月30日

不気味な母

六年前、友達の同級生Aから聞いた話。 当時一年だったAの姉がぼろくそにイジメられてたのを、 Aは受験生だったこともあり、入学するまで知らなかったらしい。 というのも、姉は家ではとても優しいナイスな姉で、Aは姉を尊敬していて、 まさか姉がイジメられているとは露も思っていなかったらしい。 ところが一月だったか、イジメの主犯格の家が火事になって、 二月にもう一人の家も火事になって、主犯格の父親と二人目の母親が焼死して、 放火ではないかとニュースにもなった。 そんで、当然のようにAの姉が疑われたんだが、証拠が見つからなくて、 結局、学校が非公式にAの家に来て姉に謝罪したらしい。 Aも俺も、もちろんAの姉を疑わなかったが。 ある日、姉と母が口喧嘩していて、仲の良い母と姉に何が?と思ったAは、心配して姉に喧嘩の理由を尋ねたんだと。 姉の話によると、母が放火の新聞記事見てにやにや笑ってるから、どうもおかしいと思って尋ねたら、 母親が放火の記事を見せながら、 「いい気味だよね。ミッちゃんいじめるから悪いのよ。フフフフ」 と笑って、それで口論になったらしい。 俺は怖くて、「……ふーん、大変だな」としか言えなかったが。 Aは今も俺の友達で、姉とも時々会っているが、Aの母はちょっと不気味。 凄く優しいおばさんなんだけどね。 <感想> 自分の家族を苦しめた奴がひどい目に遭ったら、 誰でも、ざまあと思ってしまうんじゃないかな。
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未来の息子

去年の春頃の話。 家の隣の自動販売機で旦那とジュースを飲んでいると、 突然旦那が「今、(俺の)子供がいた」と言い出だした。 訳が分からず聞きなおすと、 「さっき自分の隣で3、4才の男の子がジュースを飲んでいた。何故だか自分の子供だと分かった」と言った。 もちろん私には何も見えなかった。 6月に妊娠した私は、喜んで姉達に報告した。 数ヵ月後に男の子だと判明し、上の姉に再び報告した時に、 「実は○○(私)に電話で妊娠を知らされた直後に、男の子の声で、  『おばちゃん!俺○○(名前。聞き取れなかった)!よろしく!』  と声がしたから、絶対男の子だと確信していたんだよ」 と言われた。 下の姉には、 「夢の中で○○の子供を預かったら男の子だったから、男の子かなと思っていたよ」と言われた。 不思議なことってあるんですね。 <感想> 幸福が約束されてる感じがします。

沖縄のキャンプ場

ある夏、大学のゼミの中で、県外から来てる連中で集まってキャンプに行くことになった。 場所は沖縄本島からさほど遠く無いとある離島。 小さなフェリーに乗って付いた先の港には、迎えのマイクロバスが待っていた。 港とキャンプ場がある村落までの間には何も無い山道。すれ違う車も無い。 キャンプ場に着き荷物を降ろすと、受付らしき小屋にいたおじさんに予約してあった旨を伝える。 おじさんはニコニコしながら貸しテントやバーベキューセット、燃料の薪などを用意してくれた。 「トイレとシャワーはこの小屋の裏、流しもあるから水はそこで汲んだらいいサ」 訛りのキツい口調で、相変わらずニコニコ説明してくれる。 「この道まっすぐ行った先に開けた場所があるから。好きなトコにテント張ってくださいネ」 指差す先には、雑木林の様にこんもりと生い茂る木々の中に、細く切られた未舗装の土の道。 粘土質の土が踏み固められた道は、人一人がやっと通れる幅で、ずっと先まで続いている。 本当にこの先にキャンプ場が?と不思議に思ったが、ボヤボヤしていると遊ぶ時間が無くなると、 皆荷物を担いで駆け足でその道を進んだ。 サンダル越しの土の柔らかさが心地良かった。 木々のトンネルを抜け、日差しの中に飛び出すと皆一斉に歓声を上げた。 道から続く開けた土地は思いの外広く、そのすぐ先には白い砂浜が遥か彼方まで続く。 そして、降り注ぐ太陽にきらめく青い蒼い海。 沖縄と言えど、本島でもお目にかかれない景色だ。 男達がテントの設営や火を熾している間に、女性陣はさっさと水着に着替えて海へ飛び込んだ。 時間はあっと言う間に過ぎた。 食事を終え、酒を飲み、歌い、騒いだ。 日もとっぷりと暮れ、一つだけ灯したランタンと焚き火の明かりだけが皆の顔を照らす。 「見えなかった…の?」 「え?」 「稲川君はアレ見えなかったの?!」 振り向いた彼女の顔色は真っ青で、じっとりと汗ばんでいた。 「アレって何の事です?」 「…ここで話すのはイヤ。とりあえず用を足してから…」 よろよろと立ち上がった彼女は、小屋の裏のトイレへと入って行った。 彼女が用を足し終えて帰る段になり、同じ道を通るのは絶対にイヤだと主張したので、 遠回りに海岸へ出る道を捜して、しばらく辺りをうろうろした。 やっと砂浜へ出て、テントのある方向へ白砂を踏みしめて歩き始めた時、彼女が先程の事を話し始めた。 「木が生えてたでしょ?」 「はい」 と言うより周りは木だらけ、木々の中に道があったのだ。 「暗くて怖いから、ずっと稲川君の背中見て歩いてたの」 「はい」 「でも視界の端には木が見えるのよ」 「はい」 ゆっくりと話す彼女の声、相づちを打つ自分の声、踏みしめる砂の音、波の音、風… 「真っ暗なのに木が見えるの」 確かに、木々の向こうに開けた場所でもあるのかうっすらと明るく、 木々達がシルエットとなり、一層闇を際立たせていた。 「木がね、一本一本真っ黒く、くっきり見えるのよ」 木がそんなに怖かったろうか?と先程の光景を思い起こしたが、異形の木など見た覚えが無い。 ふっと彼女が立ち止まる。 「気が付いたの、違ったのよ」 「え?」 「黒い木じゃなかったの」 うつむいたまま、かすかに震えながら彼女は言葉を続けた。 「白い着物を着た老人が沢山、ずらっと横に並んでこっち見てたの!  お爺さんとかお婆さん達の『隙間』が黒く見えてたの!」 虫でも入ったのか、ランタンがジジっと音を立てた。 その後泣きじゃくる彼女を連れて無事に仲間の元に戻り、寝かしつけた後、悪友らと共に飲み直し、 気が付くと、火の消えた焚き火の傍らでタオルケットに包まれていた。 日はとうに頭上高く登り、セミの鳴き声が喧しく二日酔いの頭に響いた。 朝食兼昼食をもそもそと済ませ、テントを畳み荷物をまとめた。 件の先輩は普段通り元気を取り戻しており、ほっと胸を撫で下ろす。 片付けが済み、最後にもうひと泳ぎして帰る時間となった。 借りた用具を返しに行くと、小屋からおじさんが出て来た。 「皆さんキャンプは楽しめたネ?」 来た時と同じニコニコ顔で迎えてくれる。 「はい!とても楽しかったです。ただ…あの…」 「ん?何ネ?」 少し気になったので訊いてみる事にした。 「あの林の向こうなんですが…」 「あーごめんネぇ。先に言うと皆イヤがるからサ」 「え?」 「あぃ?兄さん林の向こう行ったんじゃないノ?」 「いや、そう言う訳では…」 「あの林の向こうはサ、この村のお墓がある訳ヨ」 「え!?」 「このキャンプ場が後から出来て、お墓の中に道通す訳にはイカンから、この道作ってある訳サ」 動揺を隠せずにおどおどとしていると、おじさんは尚もニコニコしながら言った。 「今の次期はサ、内地で言うお盆?  ご先祖様が帰って来る時期だから、ホントならこのキャンプ場も休みだったけど、 間違って予約受けてしまったからサ」 そう言われて、初めて自分達以外客がいなかった事に気が付いた。 呆然と立ち尽くす自分を尻目に、ケタケタと笑うおじさん。 ふと視線を感じて振り向くと、先輩が泣きそうな顔で立っていた。 <感想> なぜに老人ばかり? 続きを読む...

閉まりっぱなしの踏切

少し前に取引き先の人に「この間、こんな事あってさ〜」と聞かされた話。 それは最終電車も通り過ぎた踏切での事。 彼はお得意先のお偉いさんを接待した帰りだった。 付き合いでさほど強くない酒を飲んだ彼は、タクシーに乗り込んで自宅へ向かった。 彼の家のすぐ近くに小さな踏切がある。東京の私鉄が住宅街を通る、よくある踏切の一つ。 そこに差し掛かったら、踏切が閉まり警告灯が点った。 そして点検用の車両が通り過ぎ、しばらくして警告灯が消えた。 でも、棒が上がらない。 時間にしたら1、2分だったと彼は言う。街灯に照らされた踏切は開かなかった。 酔いと睡眠不足からくるイラ立ちで、 彼は「ちょっと、俺が上げちゃうから、車、通しちゃってよ」と運ちゃんに声を掛け、踏切に向かった。 そして棒に手を掛け、上に上げようとした。が、ビクともしない。 いや、少しは持ち上がるのだが、ある程度の高さ迄上がるとバネじかけの様に急に下への力が増す。 悪戦苦闘していたら、タクシーのクラクションが聞こえた。続きを読む...

2020年05月26日

最恐悪霊写真

さまざまな場所で撮られた心霊写真です。 最恐悪霊写真
posted by kowaidouga at 12:05| 心霊写真動画集

隣人の女性

聞いた話なんだけど結構怖かった。 友人Aの借りてた部屋は一階の一番端、すぐ横にはOLらしき女性が住んでいた。 で、そのOLさんはAの事が好きだったらしい。 明らかに色目使ってきたり、何かと訪ねて来たりで、露骨という恋愛下手って感じだったそうだ。 彼はなんとも思ってなかったが……というのは、そのOLさん、えらく痩せてるし青白いし、綺麗ではなかった。 そもそも、彼が引越して来た当初は、病気で療養でもしてんのか?と思っていた。 働いている様子が無かったからだった。 それに、あの青い顔……と思うと、気の毒にこそ思えど恋慕とは程遠い。 しかし、暫くしてから働き始めたらしく、 きちっとした格好の彼女と朝も度々会うし、帰りもはち合わせる事が会った。 ウマが会うと言うわけじゃないが、まぁ、よい隣人関係だったとか。 しかし、その女性は日に日に衰えている様に見えた。 心配にはなっていたが、夜は良く笑い声が聞こえてきたから、取り立てて心配はしなかった。 ところが、ある日を境に姿を見なくなった。一週間程すると異臭がした。 管理人と共に見に行くと死んでいた。餓死であった。 死体とその部屋の組み合わせに彼はゾッとした。 部屋に備え付けの家具や何かは、全て取り払われていた。 床板もなく、壁はバリバリに壊れ、彼の部屋のクローゼットが背を見せていた。 そこには一面に彼の似顔絵らしきものと、陰毛が張り付けられていた。多分、古風な恋のまじないだろう。 彼女は仕事等していなかった。 彼の気を引く為にさもしている風に見せ、快活そうに何もない部屋で笑っていた。 収入は手持ちの物を売ってまかなっていたのだ。だから彼女は水と少々の食べ物で食い繋いでいた。 彼女は『ゆいごん』と書いた染みが滲んだ紙を持っていた。 裏に『Aさん』と書いてあるだけで内容はなかった。 なんで彼がそんなに好かれたのか、なんで仕事しなかったのか知らないけど、何となくゾッとした話。 <感想> たとえお愛想だったとしても、 まともに話をしてくれたのがその人だけだったんじゃないかな?
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