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2018年07月05日

乾燥肌とは?お肌の仕組み

乾燥肌とはどういった状態なのでしょうか?

肌の仕組みから、乾燥肌について考えてみましょう

hizasi.jpg


midoripoinnto.pngお肌の構造

皮膚は大きく分けて3つの層に分かれています
外側から『表皮』『真皮』『皮下組織
身体全体の約16%を占める、大事な器官です



tyekku.png表皮

肌の乾燥に関わってくるのが『表皮』です
表皮でも一番外側の『角層』という部位が、
わずか0.02mmとかなり薄い層ですが、肌の潤いを保つ役割を担っています

およそ15層ほどに積み重なっている角層細胞
その細胞と細胞の間は角層細胞脂質というもので満たされており、
この細胞と細胞脂質が体から水分が出て行くのを防ぎ、水分調節をしています
同時に、ウィルスや細菌等の侵入を防ぐ働きもあります



tyekku.png真皮

次に、表皮の下にある『真皮』です
その半分以上が網目状になったコラーゲンや、
肌の弾力に関係するエスラチンという成分
水分を含んだゼリー状の組織、ヒアルロン酸があります
他にも、汗を分泌する汗腺や皮脂を分泌する皮脂腺など

コラーゲンやヒラルロン酸はお肌にとって重要な成分だと、よく聞きますよね
皮膚に汗や、脂分を分泌するという役割も肌の保湿に関わってきます

この真皮が肌の潤いに大きく関わっているのが分かります



tyekku.png皮下組織

3つの層の中で一番内側にある皮下組織
いわゆる『皮下脂肪』と呼ばれている部分で、
主成分は脂肪からできており、体温の保温をする役割があります

一番内側の皮下組織には血管が通っていて、
皮膚に栄養を受け渡したり、老廃物を流したりという働きもあります



midoripoinnto.pngなぜ乾燥してしまうのか?


tyekku.png皮脂膜

肌の潤いを保っているのは真皮の汗腺から分泌される汗と
皮脂腺から分泌された皮脂が混ざり合ってできる『皮脂膜』というもので保護されています
なんらかの要因でうまく分泌されず、皮脂膜が十分作れない状態になったり
分泌された後、多く失ってしまう、減少してしまうと
肌がカサカサしてしまいます

逆に、適量より多く皮脂を分泌してしまうこともあり
その場合は肌にてかりが出て、べた付き、ニキビなどの
肌トラブルの原因になってしまいます

健康的な肌のためには、適度な分泌量の皮脂が必要です

aosirusi.png皮脂膜を正常に保つには



tyekku.png角層細胞と細胞間脂質

一番外側の皮膚『表皮』に関わってきます

表皮はこの角層細胞角層細胞間脂質で構成されています
角層細胞は、イメージとしてはレンガブロックです
角層細胞間脂質はイメージとして、レンガの壁のセメント

ブロックが何個も積み重なっていて、その隙間をセメントで満たし、固めている
健康的な表層の皮膚はこのような状態です
このセメントのお陰で体内の水分が蒸散(逃げない)しないよう、保護できるのです

なんらかの要因で隙間なく満たされていた液体が減少してしまったり、
ブロックに傷が入ってしまうと、水分が逃げ出す隙間が出来てしまいます

この状態になってしまうと、水分が蒸散しないように保護する力は弱まり
隙間から皮膚の水分が逃げていってしまいます

この、正常ではない状態の皮膚も乾燥肌の原因となるとともに
隙間が開いて皮膚が弱っている状態ですから、
細菌等が侵入しやすくなり、刺激にも弱く(敏感)になってしまい
ちくちくした痛みや、かゆみが症状として出てきてしまいます

乾燥肌の人は、同時に敏感肌であることが多いですが
こういったことが要因となっています

aosirusi.png表皮を正常に保つには




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