2018年07月15日
自分に合ったせっけんを
洗顔は清潔さを保つために欠かせません
ですが、洗いすぎはお肌のバリア機能を低下させてしまう恐れがあります
適度な頻度で洗うというのも重要ですが
そもそも、せっけんや洗顔料は落とすのが得意な汚れが違っているんです
乾燥肌だったり、ニキビや肌荒れ気味だったり・・・
お肌の調子は人それぞれですよね
自分に合ったせっけんを選んで、適切なお手入れをしましょう
皮脂量が少ない場合 |
お肌の保湿に重要な『皮脂膜』
この皮脂膜は、汗と皮脂で生成されています
乾燥肌の人は、この皮脂の分泌が少ない傾向にある場合があります
ただでさえ少ない皮脂・・・多すぎるのももちろん問題だけれど、
できれば洗い流したくないですよね
皮脂汚れもありますので、洗顔するときはどうしても皮脂も洗い流してしまいますが
こういった場合、皮脂を落とすのが苦手な傾向にあるせっけんが有効
それが、オレイン酸という成分が配合されたせっけんです
このオレイン酸はオリーブオイルや椿油などに豊富に含まれており
オレイン酸が豊富に含まれたせっけんが
皮脂の分泌量が少ない乾燥肌タイプの人にオススメです
椿油の85%以上はオレイン酸【まるごと椿石鹸】
洗いすぎ注意 |
洗いすぎてはいけない理由が、皮脂膜の皮脂を落としすぎてしまうためなら
皮脂を落とさないオレイン酸せっけんなら、好きなだけ洗っちゃっていい?
・・・という訳ではありません
オレイン酸のせっけんは皮脂を落とすのは苦手ですが、
細胞間皮質は普通に洗い流すのです
こちらの記事で説明してありますが、細胞間皮質とは
表皮というレンガの壁を固めているセメントです
そのセメントが少なくなっていくとどうなるでしょうか
表皮という壁はガタガタになり、隙間もできてしまいます
弱った表皮では体内の水分の蒸散を防げませんし
外からの細菌等の悪影響のあるものの侵入を防ぐこともできません
なので、この場合でも洗いすぎには注意です
どうしても汚れが気になる場合は、ぬるま湯だけで洗顔して
単純な汚れだけを落とすと良いでしょう
皮脂量が多い場合 |
皮脂量の多い乾燥肌
意外と思われるかもしれませんが、こういったタイプの乾燥肌の方もいらっしゃいます
このタイプは肌の皮脂は多く、水分量が少ないといった方です
肌はカサカサ乾燥しているのに、ニキビや肌荒れだったり、、
こういったタイプの方はある程度の皮脂も落としたいところ
この場合は牛脂やパーム油主体のせっけんがおすすめです
こういったせっけんには皮脂汚れを落とすのが得意な
ステアリン酸やパルミチン酸といった成分が含まれています
さらに、こういった成分の含まれた石鹸は
細胞間脂質の主成分であるコレステロールを洗うのが苦手という点も魅力的
細胞間脂質は別記事や上にも書いていますが
できればあまり洗い落とさないほうが良いのです
しかし、牛脂やパーム油100%のものはあまり出回っていません
なぜなら、これらの成分100%ですと30℃くらいのお湯でも溶けにくく、
泡立ちにくいからです
せっかくの良い効能も、お湯に溶けない、泡立たないでは
洗うこと自体の効率が悪くなってしまいますからね、、
ヤシ油やパーム核油の混ざったものを使用するとよいでしょう
こちらも洗いすぎには注意! |
皮脂が多くて、ニキビやテカリが気になる・・・
細胞間脂質を落とさないなら、どんどん洗らっちゃってもいいよね!
・・・という訳ではありません
なにごとも程ほど、適度なのが良いのです
最近になって分かってきたことなのですが
皮脂が減りすぎると、身体がそれを補おうとして
活発に皮脂を分泌してしまうのです
お肌の皮脂を減らそうとして、たくさん洗顔したのに
逆に皮脂量が増えてしまうという悪循環に・・・
これでは本末転倒ですよね
こちらも、どうしても汚れが気になるときは
ぬるま湯だけで洗顔しましょう
まとめ
お肌のタイプ、調子も人それぞれ
自分に合ったせっけん、洗顔料を選ぼう
皮脂量の少ない乾燥肌の人は、皮脂を落とすのが苦手なせっけんを
オレイン酸が含まれたオリーブオイル石鹸などがおすすめ
皮脂は多いのに、水分量が少ないという乾燥肌の人も
皮脂を落とすのが得意な牛脂やパーム油の石鹸を
どのような場合にも言えることだが、洗いすぎには注意!
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