2018年06月13日
UV防止効果が高い衣服とは
夏でも長袖の服や、アームカバー
日傘や日よけの帽子を被って日焼け防止対策をしますよね
日焼けを防止する目的で選ぶ場合、
有効な素材や色があります
まず、洋服の色についてご説明いたしましょう
UVカット率の高い色 |
暑い時期ですとどうしても涼しげな白や、淡い色を選びがちですが
日焼け防止に有効なのは『黒』や黒っぽい『濃い色』です
黒意外の濃い色で特にカット率の高い色は原色系の『青』や『赤』や『黄色』になります
逆にUVを良く通してしまうのが『白』や、淡いパステル系の色です
『黒』 紫外線透過率 約2%
『赤』『青』『黄色』 紫外線透過率 約5%
『白』 紫外線透過率 約20%
紫外線透過率を数字で見ると、その差は明らかですね
黒ばかりだとどうしてもやぼったくなってしまいます
原色系の色もUV防止に効果がありますので、
青や黄色といった爽やかな色もファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか
UVカット率の高い素材 |
UVカット率の高い洋服の素材は、
ポリエステル、ビニロンが断然高く、
特にUVカット用の加工をせずとも高い紫外線カット力があります
次に羊毛と続きます
特にポリエステルはカットするだけでなく、
紫外線を吸収する働きもあるので紫外線防止にはとても有効な素材です
特にスポーツなどをしない場合、ポリエステル素材の洋服で紫外線防止をしましょう
スポーツなど、汗をかく場面では
ポリエステルの素材ですとほとんど汗を吸収してくれずベタつきます
それに、紫外線を吸収するので素材に熱がこもり
体感温度が上がり、熱中症になる危険性もでてきます
絹や綿との混合素材もかなりの紫外線カット効果があるので、
真夏の暑い日などには、こちらもおすすめです
素材の折り方も重要 |
布地自体が粗い織り方では、布の隙間から紫外線がもれてしまいます
紫外線防止を考えるのなら、隙間の少ない繊維がぎゅっと詰まったもの
かつ、出来れば厚手であれば厚いほどUV防止に有効です
そうは言っても、好きな服を着たい |
そうは言っても、もともとの好みがパステル系だったり
夏だからこそ、涼しげで可愛い白のワンピースとか、
自由にコーディネイトして、着たいですよね
そんな時は『UV防止加工』された衣服を選びましょう
スポーツ用の服や、元々日焼け防止目的のアームカバーなどに
よくこのUV加工された商品を見ます
練りこみタイプ |
日焼止めや化粧品に使われている紫外線吸収材などを
繊維製造時に一緒に織り込んで作っています
この製造方法ですと、UV防止の効果が長く持続します
コーティングタイプ |
後からコーティングするタイプのものは、時間の経過や洗濯することによって
効果が減っていってしまいます
この方法で日傘や洋服を加工している場合、
2〜3年で効果が切れている可能性があります
もし、それで色や素材が、白っぽい色や綿のみだったりする場合
UV防止効果がほとんどなくなっているので、
買い替えなどを検討したほうが良いでしょう
(下記しているスプレーを使ってもいいです)
UPFについて |
これは紫外線対策の先進国であるオーストラリアやアメリカで使われている
衣類の紫外線遮断効果を数値化したもので
ここの数値が高いほど、効果も高くなります
実はこの数字、日焼止めやUV防止効果のある化粧品によく表記されている、
SPFと味合いが同じなのです
SPF PA+ってなに? |
つまり『UPF50』の場合、
日焼けするまでの時間が通常の50倍長くなる、という事ですね
衣類用UVカットスプレー |
でも、気に入った洋服があって
特にUVカットもされていないけど買ってしまったり・・・
意外とUVカット加工されている洋服は限られてますよね
既に持っている洋服やUVカットされていない洋服で日焼け防止をしたい時は、
衣類用のUVカットスプレーを利用しましょう
このスプレーを利用することによって好きな服をUVカットコーティングすることができます
まとめ
ポリエステル素材は特に加工されていなくてもUV防止効果が非常に高い
が、熱をもちやすいので注意
好きな色や素材でUV防止したいときは、
UVカット加工をされている衣服を選ぼう
コーティングタイプのものは洗濯や、
時間経過により効果がなくなっていくので注意!
もっと自由に洋服を選びたい時は、
UVカット効果のあるスプレーを使用し、対応しよう
状況や、自分にあった方法で日焼け防止をしたいですね
帽子の選び方 |
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