2018年06月22日
日傘の効果
真夏の暑い時期にはよく日傘をさしている女性を見かけますね
この日傘、どれくらいのUV防止効果があるのでしょうか?
日傘を常にさしていれば、日焼止めは塗らなくていいのでしょうか?
日傘の効果 |
日傘にはもちろん、紫外線カットの効果があります
ですが、日傘で防げるのは紫外線総量の約半分くらいなんだそうです
どういうことかと言いますと、
光はなにか障害物に当たると、大概の場合は跳ね返ります
たとえば、道路や白いアスファルト、白く塗装されたコンクリートなどの壁
そうなんです、地面や建物の壁に当たった紫外線の照り返しや、
空気中の物質に当たってできる散乱光(様々な方向に乱反射)は日傘では防げないのです
そして、この反射している光は紫外線総量の約6割もあります
しかし、逆を言えば半分くらいの日光はきちんとカットできていると言えますね
日傘をさしていれば十分に日焼け防止をできているとは言えませんが、
なにもないよりはあるほうがいいですし
日焼止め、UV防止効果のある化粧品や衣服と合わせれば
より完璧に日焼け防止対策ができますね
日よけができて、涼しい |
意外と、日よけ目的で日傘を使う方も多いです
夏場、屋外を歩いて移動していると・・・日の光が直接身体にあたり続け、
衣服にも熱がこもって、とても暑いですよね、、、
もし歩いている道に、道にそって長い日陰ができていたらどうしますか?
恐らくほとんどの人が、その日陰の中に入ることでしょう
影になっている場所は、日よけされていて涼しいから
日傘をさすと、日陰の中を歩いているのと同じように涼しいのです
真夏ですと、ちょっとした距離を歩くときでも日傘があるのとないのでは
だいぶ暑さに違いがありますよ・・・背中とか、真夏の日差しを受けるとすぐ暑くなりますからね、、
色やデザイン |
色は基本的に衣服のページで説明したものと同様です
UV防止効果が高い衣服とは |
特にUVカット加工を施されていないビニール傘でも、
黒い色のものはある程度UV防止効果があるようです
(逆に透明のビニール傘にはほとんどUVを遮る効果はありません、、)
黒色の効果とは偉大です・・・
夏場に黒尽くめになる人がいるのも納得ですね
日傘で一番有効なデザインは、
外側は『白』で内側が『黒』です
え、白ってUV紫外線透過率が高くて、日焼け防止にはあまりよくないのでは?
と思われたかと思います
確かに、白単体では日焼け防止にはよくありません
ですが、白色には光を反射する特性があります
そして、黒色には紫外線を吸収する特性があるのです
日焼けを気にするのであれば、両方黒一色でもありでしょう
ですが・・・日傘をさしている人をみるのはいつ頃でしょうか?
夏場に多く目にしますよね
上で日傘には日よけの効果があり、涼しいと書きましたが、
黒色は紫外線を吸収して熱を持ってしまうため、暑くなりやすくなるのです
UV防止ももちろんですが、できれば夏場に暑い思いはしたくないですよね
白や白っぽい淡い色は、紫外線を反射して素材に熱がこもらないようにしてくれます
それに、やはり夏場には白や薄い水色、桃色などの爽やかな色を使えたほうが
涼しげで、ファッションを考えるときにも楽しくなりますよ
内側が白では駄目な理由 |
上にも書いてありますが、
白い色には紫外線を反射する特性があります
光は様々な方向に反射して、日傘をしていても半分くらいは身体に当たってしまいます
地面からの照り返しで傘のなかに入ってきた光を、さらに反射するとどうなるでしょうか?
そう、日傘を差している人の身体へと反射してしまうのです
なので内側は、照り返してきた紫外線を吸収する黒色が適切なのです
まとめ
日傘のみで半分くらいの紫外線を防げる
長時間屋外にいる場合は日焼止めや紫外線防止用の衣服と併用しよう
日傘は日よけでき、とても涼しい
ベストは外側が白、内側は黒
両面黒一色はUV防止効果がありますが
白色のみは紫外線透過率が高くなってしまうので、避けましょう
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