『基準』

最近、この言葉についてすごく考えさせられます。

世の中には、暗黙の了解で、色々な基準があると思います。


例えば、日本社会には言わずもがな暗黙の了解で、様々な場面である一定の
基準が存在します。

就職とか転職の、目に見えない年齢制限とかが顕著な例ですよね。

あと、犯罪や偏見を受けてしまうようなネガティブな体験をしたり、障害や
病気を患ってしまったりすると、途端に差別を受けたり、偏見の目にさら
されたりもします。


「○○でなければならない」


昔に比べて、世の中は寛容的になったと言われますが、「なければならない」
が、社会には未だにいっぱい存在しています


私自身、一般的な分野とはちょっと違った部分で、実績を作ったり、才能を
発揮したりしています

私と身近で接する方は、それがよく分かると思います

プロフィールに書いてあるような部分もそうですし、3月の個展の作品を観た
方は、もっとそれがよく分かるかと思います


しかし、基準の視点を変えると、私はかなりアウトな感じです

サラリーマンだと、もうダメダメな経歴です


・・・すみません、話がそれてきましたが、大切なのは、世間一般の基準が
どうであれ、いかに自分を輝かせる分野を見い出し、そこで活躍できる状況を
作り出せるかだと思います


場合によっては、なかなか人がやっていない分野で、道なき道を進まなければ
ならない事もあるだろうし、相当な苦労も苦しさも伴ってくると思いますが、
そこを進んでいく事は、自分自身で1番納得のいく事でしょうから


私は過去に、誰もが知っているような有名な企業で正社員として働いていた
事があります。収入も立場も、同年齢の平均より大きなモノでしたが、別で
やりたい事があり、そこを退職をしました。その後は、収入は3分の1くらいに
落ちたし、その後苦労も多く、たまに人から

「あの会社を辞めなければ良かったのに」

と言われる事があります。でもどれだけ苦しい状況でも、私自身は、「そこを
辞めなければ良かった」と感じた事は1度もありません。

・・・これは強がりでも何でもなく(;^ω^


肝心なのは、自分の信念です。そこを貫けば、後にどんな結果が待ってようと、
ある程度は納得がいくモノです。


更に言えば、仮に世間の多くの基準からそれた事をやっていたとして、最初は
冷ややかな視線で見られていても、結果が出れば、人々の見方は180度変わって
くるモノです
人の見方なんてモノは、現金なモノですから

もし、自分が曲げたくない信念や生かせる才能があるのなら、それが一般的な
基準とは違うモノでも、自分のためにそこで頑張るのもいいのかも知れません