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2014年10月19日
スピンサーブの目的
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今現在、というかここ半年くらいでしょうか、私はスピンサーブをレッスンの中に入れることが多いです。
その目的をここで。
目的とは
@現代テニスのサーブの打ち方を身につける。
A確率を上げる。
Bリターンしにくいサーブにする。
といった感じです。
@現代テニスのサーブの打ち方を身につける。
現代テニスと大々的に書いてしまいましたが、高校時代に私が習ったサーブ(もう20年前)
と今のサーブは違います。詳しくはここでは書きませんが、サーブに限らずテニスは大きく変わっている点が
あります。
そこはコーチとしては見過ごしてはいけないところだと思います。
さらに、20年前に習ったことを忠実に守って打っている方が多いです。
変えられるかどうか、変えたいかどうか、は別にするとしても私自身後悔したくないですのでアドバイスしていきます。
A確率を上げる。
ストローク同様、スピンにすると縦に落ちます。
当然、ネットの高いところを通しても入ることになりますから、確率は上がっていきます。
そこからファーストサーブにつなげていきます。
Bリターンしにくいサーブにする。
最終的にはキックしたほうが取りにくいと思いますが、何よりスピンサーブは縦に跳ねます。
リターンの際には特に縦の変化についていきづらいものです。
左右の変化は目線がついていきやすく、何より頭が動かさなくてもついていきやすいんです。
これが縦の変化となると、目線がついていきづらく、頭が動いてしまって全体的にブレやすくなります。
というところです。
なのでキックするしないはその次です。
副産物に近いくらいに考えてください。
@は技術的な問題
Aは数字、確率の問題
Bは感覚の問題
この3つが大事な目的です!!
2014年10月17日
ミニラリーの意味
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私はレッスンの最初には必ずと言っていいほどミニラリーから入ります。
たまに、何か意味あるの??
と思う方もいらっしゃるので書いてみようかと。
ウォーミングアップの意味もあります。
いくつかありますが、最初からロングでラリーしたり、球出しで入ると
結構、力で打ってコートに入れてします人もいます。
当然のごとく、ミニラリーでフルパワーで打てば入りません。
アバウトな表現になってしまいますが、手加減しながらも
腕とラケットを通してボールの重さなり当たり方、フィーリングを感じてもらう。
これです。
なので、スピンベースのストロークの方はなるべくスピンでやってほしいですね。
もちろん、ベースがスピンでもスライスは混ぜるのであれば同じです。
私の中ではストロークの要素はミニラリーに詰まっていると思ってますので
ミニラリーでフィーリングが良くない人はロングでやってもフィーリングがあまり
良くないとまで思ってます。
まぁ、そこまで真剣にやる必要はありませんが、丁寧にやってくださいね。
私の教えている生徒さんは
これ、ツマラナイ!
と言ったりする方はいませんが、一応です。
2014年10月14日
コーチはあくまでコーチ。
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題名からすると、当たり前じゃん!
という感じですが、コーチは「先生」ではないですよ。と捉えてください。
ここでいう「先生」とは、1から10まで教えてくれて正解を教えてくれる存在という意味です。
この定義は賛否両論あると思いますので掘り下げません。
では、コーチとは。
私の中ではいい結果が出るように道筋を立ててくれる存在です。
テニスは正解のないスポーツで、敢えて言うならポイントを取ったショットが正解です。
例えば
ある状況でスピンを打つかスライスを打つか、という場面。
相手がこうで、自分がこういう状況だからここはスライスでしょ。
もしくは
そこはスピンでしょ。
と、迷います。
正解はありません。
こうしたほうがベターだよ
こうしたほうが効率よくポイントが取れますよ、というのがコーチです。
やってみるのは本人です。
何が言いたいかというと、自分から考えて創造することが大事です。ということ。
1から10までのうち8までは教えましょう。
しかし、残りの2は自分で自立して成長しないといけません。
私のスタイルはこんな感じ。
もちろん、コーチによって違うと思います。
私だってそれはダメでしょ、と言うこともあります。
自分から考えるという行為を捨てないように!
まずは、3種類のスピードを使い分ける。
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先日の「打つ」「つなげる」に係わってくるのがボールのスピード。
よく、もっとゆっくり打ちましょう!というアドバイスがあったりします。
これは
ゆっくりラケットを振るのか?
ボールをゆっくりにするのか?
迷ったことはないですか?
状況によって違うので一概には言えませんが、私はラケットをゆっくり振りましょう、ということはあまり言いません。
どちらかというとボールをゆっくり打ちましょう、という場合が多いです。
そこで、ボールのスピードですが、スピン量に大きく関わってきます。
一番効率のいいエネルギーの伝え方はフラットです。厚く当てるということです。
ただし、確率が落ちます。
逆にスピンを多くして薄く当てれば確率が上がりますがスピードが落ちます。
フラット・・・スピード↑・確率↓
スピン・・・スピード↓・確率↑
という具合です。
題名にある3種類のスピードとは、スピンの量とも言えます。
ラケットはしっかり振りましょう。
しっかり振りながら、当て方を変えます。つまりボールを打つ時のラケットが入っていく角度を変えるんです。
まずは3種類の振り方を練習しスピン量を変えてみましょう。
当然のことながらスピードも変わります。
それを状況に合わせて使い分けられれば完璧です!
2014年10月12日
繋ぐべきところは繋ぐ
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先日のブログとは逆になります。
なんだよ、結局当たり前じゃん!という話になってしまいますが
何より、判断力が大事です。
つなぐべきなのか打つべきなのか。
ちなみに、その「つなぐ」にも色々と種類がありまして…。
よく、つなぎのテニスをするプレーヤーを「シコラー」なんて表現します。
「しこる」という用語からつなぎまくる人をシコラーと言います。
このシコラーもまた2種類に分かれます。
下級シコラーと打ちじこり
この差は
下級シコラーは厚い当て方をしないでとにかくロブ気味に返す専門。
打ちじこりとは厚めのスピンでエースを無理には狙いにいかない感じのスタイルです。
全日本のベスト8くらいまでは、はっきり言ってこの「打ちじこり」で通用するのではないでしょうか。
この全日本ベスト8までは基本が「つなぐ」なんですがこのつなぐ時のボールのスピード、スピンの量の
バリエーションが多いです。
本当に細かくわければ無限になりますが、5種類のスピード、スピン量と聞いたことがあります。
当然、スピン量を上げればスピードが落ちます。
話を戻して、
つなぐべき時はつなぎましょう。
ただし、完全に追い込まれた時には逃げるためのつなぎですし、追い込まれ気味のときのつなぎと
攻めでも守りでもない時のつなぎは違います。
これまた、状況に合わせたつなぎが必要になります。
まずは3種類、
中ロブ気味のスピン(チョリチョリでいいです)
少し厚めのスピン(これをベースにしましょう)
厚めのスピン(叩くまでいかない程度に)
これを使い分けられるように練習です!
2014年10月09日
打つべきところは打つ!
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テニスコーチをしていると、当然のごとく
「安定感」
「再現性」
を求めます。
テニスは確率のスポーツですから、その辺は非常に大事です。
しかし、それにとらわれすぎると、いつしか決めるべきボールでも若干、無難にいって結局決められずになって
しまっている場合があります。
この辺のバランスってのは非常に難しいです。
なぜなら
個人個人、決められる、決められないの判断が違うからです。
ここで出てくる「判断力」
これに関しては「自分で」考えるということをしないと生まれてきません。
テニスをする環境が試合ばかりやっている方の場合
自分で考えるしかないのでそういった判断力は高い気がします。
逆に、教えられる環境が多い方は、やはり
判断する前に、コーチが今のは繋ぐとか、決めるとか自分でなくコーチが判断してくれて
自分から判断しない場合が多く判断力は低い気がします。
全員ではありませんよ。
また、聞けばコーチが答えてくれる場合が多く、すぐに正解が出てくる環境にあります。
これがいいようで悪いようで…。
ということで、題名にもあるように
「打つべきところは打つ」
そして、ボールが入るか入らないか体験し、その後自分で考える!
こんなスタイルを少し取りいれてみようかと思っています。
もちろん、レベルだったり色々な状況に合わせていきますが。
大本は、「自分で考える」これがないとだめですよ!
2014年10月07日
テニスの進化とともに…。
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ここ10年〜15年でテニスはパワーテニスへと進化しました。
いかに、パワーを出すか、いかにパワーの出るラケットを開発できるか。
カルロス・モヤが使用し、一躍有名になったバボラ。
ナダルの登場で、一気にトップメーカーとなりました。
その源は「パワー」の出るラケット。
です。システム的なところは置いておいて、とにかく今現在でも飛ぶラケット、パワーの出るラケット
といえば、バボラでしょう。
今、上海でマスターズが開催され、ガオラで放送されています。
観てみると、もちろんパワーテニスであることには変わりありませんが
ジョコビッチ、ナダル世代の次の世代、すなわち錦織世代ですが、パワーだけでなく
以前にも触れたように早いテニス。
タイミングの早いテニスです。
これを実践していますね。
これが一番はまっているのが錦織。
楽天の準決勝で敗れたベッカーが
「あんなに早いタイミングで打つのは錦織かジョコビッチだけ」
とコメントしていましたが、これからは、やはり「早いテニス」がもとめられていくのではないでしょうか。
これはテニスの技術面での大きな進化です。
それに伴って、きっとラケットも進化するのではないでしょうか。
パワーテニス→バボラ
タイミングテニス→????
この???を開発したメーカー、もしくはラケットがくるでしょう(勝手に予想です)
一歩リードしているのは錦織契約のウィルソンでしょう。
たった今、試合をしているポスピシル、カナダのNo.2ですが、彼も早いテニスですね。
そして、契約メーカーはウィルソン。
ピュアドライブ(バボラ)が爆発的に売れてから、5年くらいはどこのメーカーもこぞって
「ピュアドライブ」を真似て開発しました、というくらい例のスペックがあふれました。
来年、もしくは再来年あたりには革命的なラケットが出てくるのではないかと思っています。
こんな感じかな?という予測はありますがこの辺で。
2014年10月05日
体幹トレーニング その2
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では、体幹トレーニングその2ということで、きつめのヤツです。
これは、ある程度慣れていないと危ないので参考程度に。
この形からです。
両肘をつき、膝をつかずにつま先で支えます。
やってみればわかりますが、すでにこの時点で背中、腰あたりが結構つらいです。
からの
この形。
10秒静止はかなりしんどいですよ。
これも指先から足先までなるべく一直線で。
先日紹介したものである程度慣れないと、こいつは怪我しますんで気をつけましょう。
自分のイメージは当然、体の中心あたりでこの形をキープするように心掛けます。
慣れてくると腰回りにコルセットを巻いているように感じてきますので、そうなれば少し体幹が鍛えられた
証拠でしょう。
何度も言いますが無理せず軽めにやりましょう。
ではでは。
2014年10月03日
体幹トレーニング
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今回は技術的な部分ではありません。
最近はやりの「体幹」のトレーニングについてです。
特に、サッカーの長友のおかげで有名になってきた気がしますが、私もやっている簡単なヤツを紹介します。
ちなみに、私はフェデラーがやっているのを見てそれを真似しているだけです。
気になる方はyoutubeで「フェデラー 体幹トレーニング」と検索しましょう。
もちろん、フェデラーに限らず、全てのトッププロはやっています。
まずは一番簡単でオーソドックスなやつを。
検索したら同じものが画像であったので勝手に使っちゃいます。
四つん這いになって
対角になる手と足を伸ばします。
この時、視線はやや前を見ましょう。
手と足が一直線になるように。
これで3秒くらい停止して戻ります。
もちろん、逆の手足も。
意外と簡単です。
私はこれをゆっくり動かしながら10セットやってます。
呼吸は止めずに自然と。
意外と楽なんですが、無理してはいけません。
怪我する、とかではなく、無理してしまうと手先や腕の筋力を使ってしまうので体幹トレーニングになりません。
私は腰から背筋あたりがちょっとストレスが感じる程度です。
明日は、もうひと段階負荷を掛けたものを紹介です。
2014年09月25日
バックハンドストロークのまとめ
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ここ数日、バックハンドのブログでした。
そのまとめです。
スロー編集しましたので載せておきます。
今回は3種類の足の使い方で打ちましたが、共通している点は
@軸足となる左足で距離を測り、しっかり体重を乗せる。
A打つ前は左の股関節が閉じ、打った後は開く。
B打つ前は左の肩が開き、打った後は閉じる。
足の使い方、タイミングは色々違いますが、股関節や肩の動き、体の中心に近い部分は同じです。
ここからは私の打ち方の特徴です。
私はテイクバック時に左手が伸び気味です。
この状態から
腕とラケットを固めた感じでテイクバック開始
そして
ここからヘッドを上げていく感じになります。
動画を見てもらえればわかると思いますが、「振り子」っぽい打ち方です。
ヒューイット型とでもいいましょうか。
肘から引いたほうが融通が効きやすそうですが、タイミングを合わせたりコントロールする上でこちらのほうが
私には合うんです。
バックハンドがスピンが掛かりづらいという方はこれはやめたほうがいいと思います。
どちらかというとフラット気味にボールが飛んでいきます。
肘から引いてラケットを回して打ったほうがスピンは掛けやすいです。
ということで、何日かにかけて書いてきたバックハンドはここで終了です。
また、何か気付いた点があったら書きますし、何か書き込みがあったらそれをネタに書いていきます!!