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2014年09月24日

バックハンドの高い打点


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では本日は最後の3つ目の打ち方です。

球出しは高い軌道で出してもらい、踏み込めない状況でバックハンドを打ちました。

いつものように画像から
高いバックハンド1

左足にためを作りテイクバック。
もちろん、右足は踏み込めません。
体重は90%くらい左足。
から
高いバックハンド2
背筋、腰あたりに気合を入れて姿勢を良くしてラケットを振り出します。
体重は100%左足と言っていいでしょう。
右足は当然踏み込みませんよ。

そして
高いバックハンド3
ボールをふかして抜けていかないように若干抑え気味にスウィング。
右足は浮いています。
先ほどの段階(2枚目)で100%乗せた左足の体重を蹴り上げてボールにぶつけている感じになります。
軽くジャンプするくらいでいいと思います。
高く、深いボールのため踏み込むことはできないので、踏み込まないで体のねじり、ねじり戻しでパワーを出している感じです。

1枚目の画像の時は左足のつま先は横に向いていますが
3枚目ではカカトが返り、前方向に向いているのもポイントですね。

また、準備の段階では(1枚目)
左の股関節は閉じ、右の股関節は開いています。
そして、フィニッシュの段階では(3枚目)
左の股関節は開き、右の股関節は閉じています。

この辺がポイントになります。

明日は、3つの打ち方のまとめ、それから私のバックの特徴を書こうと思います。

2014年09月23日

リターン時によく使うバックハンド


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続いては、先日の動画の2つ目の打ち方です。

左足を決めて、踏み込みながらインパクトさせる打ち方です。
これは、速めのボールで短い時によく使う打ち方です。
リターン時やワイドに打たれてストレートに打つ時等ですかね。

これも抜粋したので
リターン1
ボールが飛んできて軸足になる左を決めます。
このとき、上半身と下半身にねじれが生じていることが大事です。

そこから
リターン2
インパクトに向けて右足を出しながら体重を乗せていきます。
タイミングが非常に大事。タイミングが合えば強く打つ必要はないです。

そして
リターン3
打ちたい方向に振り抜きます。
私の感覚ではあまり背中のほうまでラケットを振り抜かず、作った面で打ちたい方向に押し出すイメージ
が強いです。

リターン時によく使うというか、ある程度スピードのあるサーブの場合、これでないとタイミングは合わないです。
踏み込んで打つ打ち方を1・2・3というタイミングとすると
これは1・2のタイミング。
ある程度のスピードのあるサーブは1・2のタイミングでボールが来てしまいますよね。
ボレーのタイミングに近いです。

1で左足に体重を乗せ、ねじります。左の股関節が閉じ、右の股関節が開いています。
2で踏み込みながらインパクト。左の股関節は開き、右の股関節は閉じます。

リターンをする機会があったら試しましょう!!

2014年09月21日

バックハンドストロークの注意点


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昨日はバックハンドの足の使い方を3種類紹介しましたが、まずはベースの打ち方の注意点です。

ポイントは体重移動
昨日の動画から静止画を抜粋します。

まずはこれ
バックハンド
ボールが飛んできてテイクバック。
この時、体重はまだ左足に乗っています。90%くらいかな。

からの
バックハンド2
インパクトに向けて体重を右足に移動していきます。
この段階では50%50%でしょうか。

そして
バックハンド3
インパクト時からフォローへ
体重は右足100%と言っていいでしょう。
ボールがビームみたいでかっこいいですね。

この体重移動が、当たり前じゃん、と思うかもしれません。
単純にインパクト時に体重が右足にのる感じです。
結構、多いのがインパクト前に体重が右足にのりきって、ほぼ手打ちになっているパターンです。
画像1の段階で右足に90%(画像は左足に90%)になっているパターンです。

バックを打つ際に体重がどこに乗っているか確認してみてください。

2014年09月20日

バックハンドストロークの足の使い方


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本日は、バックハンドストロークの足の使い方です。
これだけではありませんが、とりあえず動画をどうぞ。



5球1セットで打っています。

解説すると
最初の5球は、一般的な感じで踏み込んでからスウィングする。
次の5球は、踏み込みながらスウィング。
最後の5球は、踏み込まずにスウィング。(最後の1球だけ若干違ってしまいましたが)

という感じです。

動画ではわかりづらいですがそれぞれ(5球づつ)球出しを変えています。
最初の5球は、普通の球出し
次の5球は、速めで短い球出し
最後の5球は山なりで深い球出し

ボールによって足の使い方、スウィングを変えます。
これはバックに限った話ではありませんが、ベースの打ち方ができたらそこから派生した形を作り
引き出しを増やしていく。
その結果として対応力が広がる、という考え方です。

明日以降はもう少し詳しく解説します!

2014年09月19日

スピンサーブのポイント-体の傾き


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4つ目のポイント

体の傾きです。

先日の動画の一部を画像で
傾き

体が地面に対して垂直ではなく、左に傾いていますよね。
ボールの回転軸に合わせて傾けます。

この時、腰で傾きを作ろうとしてはいけません。
よく、スピンサーブは腰に良くない、なんて聞きますが、この段階で腰に負担はありません。

では、どこで傾きを作るかというと
「膝」です。
画像のそうですが、膝から肩までの線が真っすぐですよね。
腰は反ってはいません。
ただ、この膝を曲げる動作の時に画像のように曲げないで、真っすぐ下に曲げてしまうとだめです。
(例えば、真上にジャンプする際に膝を曲げるとしたら真下にためますよね。その時のように曲げてはいけません。)
真っすぐ下にためてしまうと先ほどの体の線が地面に対して垂直になってしまいます。


さて、これまで4つのポイントを紹介しました。
@グリップ
Aトス
B手首
C傾き
この全ての条件が一致出来た時にスピン、もしくはキックします。
逆にどれかが欠けるとスライスになってしまいます。
この4つを頭に入れて練習しましょう。

私は私でここからさらに進化した形を練習中ですので、皆さんもくじけずに進化しましょう!

2014年09月18日

スピンサーブのポイント-プロネーション


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つづいてのポイントは
「プロネーション」
なんだか難しそうな名前です。
まぁ、名前なんかどうでもよくて、肩から手までの動かし方です。

ここがまた難しいといえば難しい。
しかし、これができないとスピンサーブに限らず、羽子板サーブの延長になります。

では、以前にも使った画像です。
肘支点3
この形からの

肘支点5

これです。

まずは、あまり手首の形が変わっていません。
意図的に手首のスナップを使いすぎると弾く感じになってしまい、擦れません。

もう一つ、大事な点は上の画像の時がテイクバックの時の手首の形なんですが
手のひらが自分のほうに向いています。
これが上向きになってしまう方が多いです。
私はよく
「手首が開いた」
という表現で注意するんですが、お蕎麦屋さんが出前でそばを重ねてチャリンコで運んでいる時の手首を
イメージして下さい。
当然そばが落ちないように上向きにしている筈です。
その時の手首からサーブを打ったら羽子板サーブになります。

スピンサーブのポイント3つ目はこの手首の使い方。
特にテイクバック時の手首の開きを抑える点です。
それを踏まえてもう一度動画を参照してください。
昨日の動画をスローに編集しました。


ラケットだけに注目して目で追ってください。
テイクバックした時にラケット面が私の後頭部のほうに向いています。
上向きにはなっていないですよね。

@にグリップ
Aにトス
Bに手首

明日は最後のポイントです。

2014年09月17日

スピンサーブのポイント-トスは後ろに。


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続いてのスピンサーブのポイントは「トス」です。

なるべく、頭よりうしろにトスをあげること。
手を伸ばした一番高い打点ではなく、少し落ちてきたところでインパクト。

これです。

スピンサーブを打つには横回転(スライス)ではなく斜め回転、もっと言えば縦回転に近くしたいです。
トスを右斜め上にあげてしまうと横回転しか掛かりません。
頭のうしろにあげて左下から右上方向に擦り上げていくように打ちましょう。

また、イメージ的に手を伸ばして一番高いところでインパクトしようとすると上記同様、横回転しか掛かりません。
同じように下から上に回転を掛けたいので少し低く落ちてきたところから引っかけて持ち上げるイメージで打ちましょう。

これが2つめのポイントです。

そして、トスを後ろにあげるには・・・ここから先は私の感覚です。

トスアップする際に左手の位置が低いところにセット(腰の高さなど)してしまうと右斜め上にあがりやすいので
高い位置(肩の高さくらい)に左手をセットしてみましょう。
そこから頭の後ろ方向にポイッとボールを捨てる感じ…わからないかも(-_-)

では、

背中に籠をしょっていると思ってください。
その籠にボールを投げ入れるようなイメージ…これでどうでしょう??

このトスアップも大事なポイントです。
一応、生徒さんが撮ってくれた動画も載せておきます。

2014年09月16日

スピンサーブのポイント-グリップ


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では、レッスンブログに戻ります。

何人かの生徒さんはスピンサーブ、キックサーブにチャレンジしてくれています。
その中で、ふと忘れてしまうもの、それがグリップの握り方です。

グリップ1

この持ち方。
通常、サーブのグリップとして紹介されるコンチネンタルグリップよりさらに薄めの持ち方に
なります。
スピンサーブを打つ上で手首とグリップの関係が大事になります。
腕とグリップが一直線上にあってはいけません。
画像のようにグリップ、ラケットが内側になってなくてはいけません。
イースタングリップや厚いグリップは持ってみるとわかりますがどちらかというと
外側にラケットが開いていますので確認してみましょう。

このグリップがポイントの一つです。

2014年09月15日

テニスの安全性について。


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この土日で色々とバタバタしてしまい、更新できませんでした(>_<)
また、懲りずに更新していきます。

さて、サーブの・・・と思いましたが、先日ある研修会で「安全性」について話があったので。

私の考え的には、皆さんのほうでも危険回避能力を付けるべき、という感じです。

もちろん、レッスンの内容、スクール内での器具の置き方などは運営側も安全に配慮すべきです。
ただし、皆さんのほうでも危なくないように心掛ける必要があります。

よく、ニュースなどで子供が公園で怪我をするとすぐに「安全面で問題はなかったのか」といったような
フレーズを聞きます。
責任追及という面でわからなくもないですが、そこばかり浮き彫りにされるのもどうかと思ってしまいます。

私はスクール内でのレッスンで、研修生やなりたてのコーチに足元のボールについて、
アシスタントがケアすることも必要だけれども、生徒さんにもケアする習慣をつけさせなさい。
と指導することがあります。
ボールだけではありません。
危険球を打つような方にも技術ではなく、安全性も指導する。
これもコーチの役割だぞ、と。

あまりにも、コーチにおんぶにだっこでは本当はいけないのでは?
というのが私の考え。

コーチもう必要ないですね。

なんて言われることが最高の形なのかもしれません。
自立という感じですかね。

先日、錦織とチャンの関係について触れたように、最終的には「自分」です。

怪我しないようにみんなで楽しいテニスライフを送りましょう!!

2014年09月12日

スピンサーブに必要なポイント


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以前にも何度か紹介しているスピンサーブ、またはキックサーブ。
私が教えている生徒さんで何人かチャレンジしてくれています。

諦めず、何ヶ月かかけて少しずつ形になってきています。
女性の方でもたまにキックしたりしてます。

ただ、『たまに』なんですね。
その『たまに』はなぜ?ってとこですが、
色々な条件が揃っている時にキックします。

その条件を大事な順に書きます。

@グリップ
Aトス
Bプロネーションの使い方
C体の傾き

とりあえず、この4つを注意すればスピン、場合によってはキックします。
当然@からが重要順です。
またサーブブログが続くかもしれませんがキックサーブにチャレンジしている人は
読んでみてください!

プロフィール
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天野 幸之介
1977年生まれテニスコーチ歴は20年を越えましたw 毎日更新はできませんが、皆さんのテニスライフの楽しみに少しでもプラスになる事を書いていきます。 YouTubeを使いながら解説していきますのでよろしくお願いします。
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