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2014年08月15日
ボールのスピードコントロール
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本日は、ボールのスピードコントロールについてです。
ボールのスピード、例えばサーブなんかで言えばプロは200キロ近いスピードが出ていますね。
大きな大会であれば掲示されています。
ですが、ストロークのスピードとかってあまり掲示されませんよね。
以前、全豪の決勝だったか、ナダルv.s.ジョコビッチの試合で
ジョコビッチのフォアハンドのスピードが160キロなんて出ていた気がします。
さて、速く打とう!というのではなくて、
そのスピードをコントロールしていますか?
というところです。
全日本クラスになると、最低で5段階のスピードを使い分けているそうです。
1 完全に守りのスピード
2 ディフェンス気味のスピード
3 攻めでも守りでもないスピード
4 攻め気味のスピード
5 決めにいくときのスピード
とこんな感じでしょうか。
皆さんには、まず3段階。
1 守りのスピード
2 攻めでも守りでもないスピード(自分はこれをベースのスピードと呼んでいます)
3 攻めのスピード
あぁ、なんとなく…。
ではなく、このスピードを状況に合わせて使い分けることが大事です。
結構多いのが中級、上級のかたでスピードが早ければ上手い!と勘違いしてしまっている人がいます。
スピードとプレースメントは相反するもので、速く打てばコントロールが効かなくなるものです。
安定感はないけども気持ち良くテニスがしたい!
と、このスピードとプレースメントの関係を理解している上でストレス解消しているのであれば
それはそれでいいと思います。
試合に勝つ、とかもう少し考えながらテニスを楽しみたいという方は
スピードのコントロールを意識して練習しましょう。
ゲーム中に攻めのスピードを使うことはほとんどないことに気づくはずです。
ほぼ、1か2で打たないとゲームになりません。
なのでゲーム中に9割方使うスピード、すなわち2か1のスピードを意識して練習、ゲームしてみてください。
歯がゆいかもしれませんがポイントは獲れるはずです!!
2014年08月13日
「ラケットを早く引く」の勘違い
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よく
「ラケットを早く引いて!」
というフレーズを耳にします。
皆さんも一度は言われたことがあるのではないでしょうか??
間違ったアドバイスではありません。
しかし、勘違いして受け取り、そのためうまくいかない場合があります。
正確に言うのであれば
「ラケットの準備を早く」
です。
相手が打ってきたら、早めにフォアかバック、場合によってはスマッシュを判断し打つ準備をします。
ストロークであればボールがバウンドする前に打つ準備を終わらせていたいです。
ストロークを打つ時には、例えばフォアハンドであれば
準備して、膝が入り、腰が回り始め、肩が回り、肘が出てグリップが出て、ラケットが出てきてインパクト。
つまり、下のほうから回ってラケットは最後に出てきてインパクトになります。
なので、打つ準備とは、ラケットだけではなく
「この一連の動作ができるようにしておく」
ということなのです。
つまり、つま先を横に向け、右腰を引いて横向きを作り、肩を入れておくことが大事です。
これをしようとすると、自然とラケットがうしろになります。
勘違いというのは、
ラケットを引いてと言われるもんだから、手先でラケットを後ろに持っていくだけで
肩も入らず、腰も引けずに完全に開いた状態でボールを待っている人がいます。
当然、手打ちになりますよね。
なので、ラケットを意識するよりも体のターンを意識したほうが良いです。
コーチ側としても言葉とは不十分なものなので気をつけながらアドバイスをしたいと思います。
2014年08月10日
【スロー動画】キックサーブを背中側から撮影
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先日のキックサーブの撮影を、これもスロー再生で配信しました。
先日のポイントはインパクト後のラケットのフォロースルーでした。
本日のポイントは
テイクバック時のラケットです。
背中側にテイクバックしたときのラケット面、実際に打つ面の向きを見てください。
開いていないです。
開くとはラケット面が上向きになることなんですが、スロー再生にしても少し見にくいかもしれませんが
上向きになっていません。
以前に書いたサーブ時のねじり、特に肘から手首のねじりなんですが
(その記事はこちらhttps://fanblogs.jp/kingcrimson/archive/28/0)
手首が開く、ラケットが上向きになっている時点でこの捻じれは出来ていないことになります。
最近、レッスン中にこのテイクバックをチェックしていますが、多くの方が開いていますので
皆さんもチェックしてみてください!
2014年08月09日
【動画】キックサーブを別角度から撮影
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しつこいようですが、キックサーブを別の角度から撮ってみました。
今回は後ろではなく、背中側からです。
iPhoneを縦撮りしてしまったので両サイドが切れてしまっていますが。
注目してほしい点
本日は振り抜きです。
ボールは見えないのでボールを目で追うことはないと思いますが、打った後、インパクトの後
ラケットの軌道をチェックしてみてください。
ちょうど、ベースラインも写っているのでわかりやすいとは思いますが、前に出ていないですよね。
キックさせたいならラケットがベースラインからでないような意識を持って振れるといいと思います。
もちろん、そのためには以前にも書いたようにテイクバックでラケットを背中側に持っていくことが大事です。
後ろ(この動画で言えば右)側に持って行ってしまうとインパクトの後にラケットはベースラインを越えてしまうと
思います。
右手の動きはベースラインと平行に動いていくくらいのイメージを持って振ってみましょう!!
ではでは。
2014年08月05日
グリップの持ち方は指空ける派??
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本日は、非常に細かいところかもしれません。
ラケットを握る際に人差指と中指の間を空けるか空けないか…。
私は、かなり空けてしまう人です。
以前、違う説明で使った動画で確認してみましょう。
わかりますかねぇ…。
結構空けています。
私自身、コーチを始めた時、グリップの握り方の説明で、人差し指と中指の間は指1本分空けましょう、と教えなさい
と習ったので、そっくりそのままです。
私は2本分近く空けていますがね。
これ、絶対ではないです。
くっついているプロもいますし空いているプロもいます。
ジョコビッチなんかはあまり空いていないイメージ、
フェデラーは空いていますね。
自分はフォアハンドを打つ際に人差指でラケットを支えて、引っかけてスナップを利かせて打つ感覚があります。
たぶん、この辺のインパクトからフォロースルーにかけての手首の使い方、力の入れ方、力の流し方
によって変わってくるのかなと思います。
インパクト後、手のひらを外側に向けて打つようにしたい人はあまり空けず、
インパクト後、手のひらが下を向くように、指先を流し、その後外側に向ける感じにしたければ空け気味かなと。
要はジョコビッチ風にしたければ空けず、フェデラー風にしたければ空ける
って感じですかね。
と、これも絶対ではないですから。
私が教えているフェデラーのスウィングに似ている生徒さんは(本人は別にフェデラー好きではないと言い張りますが)
空いていません…。
なんの説得力もありませんねぇ。
まぁ、色々と試してみてください!
奈良くるみ、惜しくも準優勝。
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シティ・オープン
女子決勝
クズネツォワ v.s. 奈良くるみ
6 − 3
4 − 6
6 − 4
のスコアで惜しくも準優勝でした。
錦織にばかり注目していたら、奈良くるみ快進撃ではないですか!
ここ1年くらいで急成長していますね。
何より、身長155センチで世界で戦っていけているのが素晴らしいです。
あの小柄な選手と言われているチブルコワでさえ160センチですからツアーの中ではほぼ最小なんでは??
彼女はジュニア時代にダブルスでウィンブルドン優勝したりと天才と言われてきた選手です。
ただ、正直体が小さいだけに厳しいかなと思っていましたが凄いですね。
杉山愛以降、日本の女子選手がイマイチ育っていない現状で
(奈良くるみ 33位
(土居美咲 81位
(クルム伊達 89位
(森田あゆみ 144位
日本のエースとしてけん引する存在になれるかどうか。
これまた、錦織と同様、4大大会で好成績をのこせるかでしょう。
まずは、ヤンコビッチに勝とう!!
全米オープンでの楽しみが一つ増えてきましたね。
錦織、トロント欠場ですね。
今度はつま先が怪我?感染症?のようです(>_<)
2014年07月27日
【動画】厚めのグリップでボレー
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今日は、コンチネンタルグリップではなくイースタンかイースタンとセミウェスタン
の間くらいのグリップでボレーした動画です。
まず、グリップの確認
コンチネンタルグリップ→一般的にボレーのグリップ
イースタングリップ→コンチより厚いグリップ
今回はイースタンで打った動画です。
なるべくグリップが分かるようにと近くで撮りましたが、わかりづらいですね。
ポイントはラケットセットであまりヘッドが立っていないところです。
そして、ヘッドは下に落ちています。
グリップが厚いので、あまり横向きは作らず感覚的には正面向いています。
なので若干のシュート回転が掛かっています。
厚めのグリップで打つ方にはこんなイメージを作って教えています。
今回はスライスで打ちました。
場合によっては全く趣向を変えてフラット気味に打つフォアボレーを試す場合もありますが。
もし、どうしてもコンチネンタルで打てないという方がいたら試してみてください。
何度も言いますが、正解はないです。自分で感じがいいなと思ってコートに入る打ち方が正解です。
ナダルにフェデラーの打ち方を教えてもきっと無理でしょ??
自分には自分の形があるはずです。
2014年07月25日
ストロークのインサイドアウトも時計で。
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先日、書いた
ストロークのインサイドアウト。
これも時計表現してみましょう。
一応、時計です。
そして、ストロークを後ろから見た動画
テイクバックしてヘッドを落としたところが6時、7時あたりでしょうか。
そこから3時でインパクトして12時を通って9時あたりまでフォロースルー。
これは反時計回りですね。
もちろん、前に振っていますから、時計が向う側に倒れたようになる、というかフラフープのようになる。
と言えば伝わりますかね。
サーブもそうですがストロークも円運動。なので軸はぶれてはいけません。
特にストロークでは頭がぐらぐらするのはよくありません。
ガシャったり、以上に疲れる方は頭がぶれて余計な労力を使っているとともに
力の伝達が効率よくない場合が多いです。
体重を前はいいのですが、頭が突っ込むような感じはよくありませんので、特にインパクト後には
少し胸を張るようにしてみましょう。
この時背筋や腰あたりにストレスが掛かります。このストレスというかちょっと張った感じをつかめれば
軸が倒れていない証拠です。
次回テニスをする際に試してみてください。
では。
2014年07月24日
キックサーブは9時〜3時!!
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題名、意味わかりませんね。
今日、サーブの説明と時計の解説がよくわからん、という意見をいただいたので。
まず、時計から。
まぁ、これはわかると思うのですが
アナログ時計です。
では、キックサーブのラケットの動かし方。
スロー再生を更新したので見てみましょう。
テイクバックは置いといて、ラケットヘッドが
9時というか8時くらいからスタートして12時を通り3時へ抜けます。
さらに言えば最終的には8時まで振っていますね。
それこそ、時計回りに1周している感じです。
だいたい11時くらいにインパクトしてます。
調度、真後ろから見てそんな動きになりますよ、という解説。
なんとなく、さらっと説明してしまったのでちょっと詳しくしてみました。
では、本日はこんなところで。
2014年07月22日
ボレーのグリップは厚くても良い!
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昨日に引き続き、持ち方の話です。
特にボレーの時のグリップですが、
厚くてもボレーは打てます。
ただし、メリットとデメリットがありますので、その辺を理解しましょう。
[厚いグリップのメリット]
高めの打点で強く叩ける。
手首に負担は少ない。
[厚いグリップのデメリット]
低い打点が打ちにくい。
バックボレーが打ちにくい。
と、こんな感じです。
その点、コンチネンタルで持てば大体のことが無難にこなせます。
では、厚いグリップのままではダメかというと、そんなことはないと思ってます。
デメリットを理解した上で練習しましょう。
まずは低い打点。
昨日も書いたようにヘッドを下げて横からカットする感じでいけば、若干シュート回転に
なり、何とか返せます。
もうひとつのバックボレーの件ですが、
対処法は2つ。
グリップを持ち替える。
これが間に合えば何の問題もありません。
もう一つは肘を上げながら打つ。
これは説明しづらいので後日、動画ですね。
今回はボレーのグリップですが、他のショットでも同様で
正解はありませんので自分のグリップを理解した上で、スウィングを
練習しましょう。
ではでは。