2018年01月20日
文化村 ルドルフ2世脅威の世界展へ行ってきました
最初はルドルフ2世の像とか絵、当時神聖ローマ帝国にとって脅威だったオスマン帝国と戦う勇ましいルドフル2世といわれる絵が飾れていますが、ルドフル2世が実際に戦闘を指揮することはなかったようです。
入ってすぐに映像資料、即位したものの国内は内憂外患、その上にウィーンの宮廷はスペイン式宮廷で作法がうるさくストレスを感じたルドルフ2世は病気になり、結果ウィーンからプラハに移ったとか。そしてプラハで画家や学者(というか錬金術師)をたくさん集めてこのコレクションを作ったそうです。当時ヨーロッパは大航海時代でこういった珍しコレクションを集めたくなる状況だったことも助けた様子。
最後はアルチンボルド製のルドルフ2世(野菜)によるコメントが。アルチンボルドのルドルフ2世はルドルフ2世には結構ウケた模様。
ルドルフ2世の肖像画、像、複数あります。どれも頭の形が同じ当たり、当時の姿をしっかり伝えているのでしょう。
そして行く先にはプラハの街の鳥観図、城壁が結構市街地以外も囲ってますね、森や農地っぽい部分まで囲われており空き地も多く、また城内には川が流れています。
ルドルフ2世はいくつもの画家を集めたそうで、アルチンボルド、サーフェリー、ブリューゲルと色々。作品の傾向として、宗教的ではない非現実性のある作品が多い感じ、当然当時のヨーロッパなので所謂宗教画が多いのですが、それ以外の絵は幻想的な主題が多い感じ。
他天文学者も招聘しており、あのケプラーもルドルフ2世のところにいたそうで、天文学に関連する道具も展示中。
そして最後は驚異の部屋と呼ばれた世界中から集めた珍しいものコレクション、これが進んで博物館の原型になっていったようです。イッカクの角や鉱石類など、いかにもな博物館コレクション。
最後はアルチンボルド風の立体像で終わります。
混雑度は比較的混んでる程度。文化村ザミュージアムの中で混雑傾向?。
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