2019年03月31日
東京写真美術館 ヒューマンスプリング 写真の起源 戦禍の記憶へ
大石芳野写真展 戦禍の記憶
各地の戦場を渡って撮影してきた写真。各地の紛争地帯などで多くの人間が死に残された者たちの消えない傷跡的なテーマのものが多いです。当人は無事でも家族を失った、障害を持った、家を失った、何かしらを失った人々の写真。見てて気分が重くなってきます。
志賀理恵子 ヒューマンスプリング
写真家は東北在住であり、震災で被災した経験があるため、放置されたファミマなどの廃墟やどこか虚ろな印象を受ける人々等、虚無感が強い写真ばかりという印象。
普通の写真ではないし報道系などの商品性のあるものでもなければそれでいて所謂芸術的とは違った世界が作られている気がします。
写真の起源 英国
まだまだ写真の概念が出来たばかりの時期で、全体的にまじめ言うか撮る方も撮られるほうもどこか慣れていない硬ーい雰囲気があります。
イギリスは行ったことないですが、まだ当時の建物が今でも残っている国のためか、そこまで強烈なものはかえってないかんじも。
日本はもう当時の建物の多くが失われているため、この手の写真は当時の貴重な記録です、かつての横浜の和洋折衷感や当時の侍の写真などを見ることが出来ます。
エジプトの写真はすでにそこそこ雰囲気が伝わるものになっており、当時のイギリス人はあれを見て異国に思いをはせたのでしょうか、私も行って見たいですね遺跡。
ただ古い写真展全般に言えるのですが、どうしても人を1〜2人撮影したものが主体になっているので、幅はそんなにないです。
手荷物検査がありましたが、私はスマホと財布程度しかもってなかったので(全部ロッカー)特に何もなかったです。
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