アフィリエイト広告を利用しています
旅行・観光ランキング
ブログランキングに参加しています
ファン
<< 2020年11月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
最新記事
写真ギャラリー
カテゴリアーカイブ
日別アーカイブ

広告

posted by fanblog

2017年03月29日

東京芸術大学美術館 雪村 奇想の誕生に行ってきました

ゆきむらではなくせっそんと読みます、とポスターやチケットにもそう書いてあります。

東京芸術大学は上野公園の外ですが、エリア的には一応上野公園エリア、国立博物館の前の道路を先に進んだ所に有ります。大学の美術館なので展覧会をやっていない時もあるため、入る機会はそこまでありません。

雪村は戦国時代に活躍した画僧で、武家の子供として生まれたものの、何かしらの事情によって出家、そのまま画僧への道を進みます。
展覧会は基本雪村の作品が概ね時期別、テーマ別に並べられており、プロローグ的に代表作を出したあとは若い頃の作品、最初は大陸で描かれた仏画の模写を行って修行を積んでいた事がわかります。その後画僧と言う身分のため、主に仏画等を描きつつ腕を磨いたようです。雪村と言う人はあの時代の人間としては現存する作品が多いそうですが、しかし若い頃の作品はいつ描かれたか厳密にはわからない作品が多いようです。


50代頃には作風が確立され、また描かれた時期が分かる作品が増えていきます。雪村は各地の大名や有力者の元を周り彼らの元で作品を描き続けたようです、独特のデフォルメを効かせたような絵柄が確立されています。この頃には「奇想」と展覧会のテーマで言われる、「呂洞賓図」を描き、独特の画風を確立。
この呂洞賓図は古い作品ながらにわりと綺麗に残っており、雪村の画風がパッとわかるようになっています。

竹林の七賢もおとなしめの絵ではなく宴会で酔っ払っている、詩人等を描くも結構緩めの表情とそんなわりと俗っぽいテーマも多いです。
そして進むとさるかに合戦みたいな絵、曰く絵の主題としては珍しいものだとか。他この手の展覧会ではよく見かける鍾馗図なんかも。他絵のテーマとしては定番と言える八景等。
また身近なものも多く描いており、日本でよく見られる動植物等の絵も有ります。
後半に入ると雪村の絵も大型の大作が増えてきており、大型の絵が増えます。少なくとも86歳頃までは現役だった様子。
後タイトルが思い出せず作品一覧を見てもどれだっけ状態ですが、2人のが何かを飛ばし合っている絵が有り、これがサイズ的には大きめ。

最後は雪村の影響下にある絵、雪村の弟子は多く、更に直接は学ばなかったものの雪村の絵を研究した絵なども多い模様。

全体的に独特のデフォルメが効いた、ある種漫画的な表現の絵が結構見受けられます、反面職業柄固めの絵も多めと言う感じ。混雑度は宣伝量が多めなせいかそこそこ混んでます。
余談ですが音声ガイドが声優の若本規夫でした。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6107521
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
記事ランキング
  1. 1. 葉山女子旅きっぷで葉山へ行ってみて
  2. 2. 秘境青ヶ島
  3. 3. 新幹線&鉄道博物館きっぷで鉄道博物館
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
うどん・そばさんの画像
うどん・そば
何か面白そうなところはないかと色々なスポットを訪問しています。
プロフィール
リンク集
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。