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2017年02月19日

山種美術館「日本画の教科書東京編」へ行ってきました

最寄りの恵比寿ではなく渋谷から徒歩(20分程度)でした、恵比寿からの場合10分程度。
山種美術館は日本画系の美術館で、ビルの地下1フロアが展示室になっています。

規模はやや小ぶりのため、作品点数は47とやや少なめ(近現代の日本画のため大型の絵が多いのもある)。
院展等で出品されていたものが多く、そこから選りすぐりのためクオリティは高め(だと思う、ド素人ですのでよくわからない)。
連続で行われてきたシリーズの最終回で、東京で明治〜昭和までに描かれた日本画の展覧会、明治になり洋画が大量に入ってくると、それに対抗する形で日本画と言う概念が成立したようです。

入ってすぐに見られるのは橋本雅邦「日本武尊像」、明治の作品だそうです、キリッとしてます。
そのとなりにあるのが小堀鞆音と言う画家の「那須宗隆射扇図」、所謂那須与一の屋島のアレですが、標準的な構図と変えているそうです、

その後もいろいろと続きます、荒木十畝と言う画家の「四季花鳥」と言うシリーズ、タイトルのとおり4季をテーマにした掛け軸。
そして鏑木清方の絵、「伽羅」、百段階段に行くと清方の間と言う部屋が有りますので、私的には割と馴染み深い人。
小林古径と言う画家の「清姫」、シリーズもので、日本古来の物語的な主題ですが、どうも原作等はないらしく「それっぽい(物語っぽい)絵」見たいです、キャプションの画家発言を読む限り。
平山郁夫「バビロン王城」、タイトルそのまんま、バビロン王城です。日本画のバビロン王城です。

そんな感じで所要時間は45分程度でした。混雑はそれほどでもなく、都内の中規模な美術展といった感じでした。
因みにトイレは一階です。
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