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2016年10月19日

文化村ザミュージアム「ピエール・アレシンスキー展」へ行ってきました

そのまま展覧会2つめ。渋谷駅からまず到達するまでがまず大変、いつもと少し違う道を通る事になって大変、渋谷は本当に人が多く動きにくい。到着までで疲れました。

文化村で17時過ぎと言う時間とはいえあの混雑に晒されたあとに行ってみるとあまり人がいませんでした。体感的にピーターラビットの3分の1程度でしょうか、そのせいでえらくのんびり見れました。所要時間は人が少ないことを考えて45分ですが、映像資料が長いので真面目に見たら1時間超えくらいでしょうか、規模いつもの文化村です。

前衛芸術なので見た目は崩れたあのタイプの絵、特徴としては特に中期には周囲にコマを配置し漫画のような(私には切手のようにも見える、また壁画のブロックのようにも)コマとは別に中央にも絵を描くというスタイル。
序盤は小さな絵をメインに描いており、職業を描いたもの(樵なら木、
なんと言うか(ヨーロッパ人が見た)エキゾチックな世界観が描かれているように感じます、特に中盤の作品。しばらく見ていると徐々に絵の中の線が見てきます、見えてくるまでに時間がかかりますが。分隊と言う作品、確かに顔がたくさんあって分隊だけど・・・?、肝心な森・・・森と言われれば確かに森だって感じの絵。
そして後半になるに連れてドーナツ条の絵があったりします。またマンホールを象った絵とか。

途中日本の書と言う短編ドキュメンタリー映画が流れています、アレシンスキーが55年に来日したときに撮影した、日本の書道に対する記録になります。非常に淡々とした映像が17分。

最後の映像資料は過去の作品とアレシンスキーの現在、今はどういった作品を描いているか、過去の絵に対する思いみたいなモノも発言していました。左利きであったが故に学校が辛く、自由に左手を使えるのが絵だけだったのが絵の道に入った理由だとか、コブラ(コペンハーゲン、ブリュッセル、アムステルダムより頭文字をとってcobraだそうです)と言う前衛芸術のサークルに入ったこと、アレシンスキーが日本で貰った筆をまだ使っているという話、そして貰ったときは価値がわからずただの筆としか思っていなかったのに今でも使っているみたいな事を言っていました。
現在は建物等への絵も手がけているという事。

外にはフォトスポットがあります。


中々アレシンスキーと言う名前が覚えられないです、アレンシスキーだっけ、アレンスキーだっけ?といった感じで。
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