2021年09月29日
【トリビア】『高齢者』を『シルバー』と呼ぶのは、なぜでしょうか?意外なシルバーの由来と意味について
高齢者を『シルバー』と呼ぶことがありますよね。
高齢者を示すものとして、シルバーシート、シルバー人材センター、シルバー料金、シルバーホームなど、高齢者を意味する言葉は多いです。
実は、これは、日本だけで呼ばれているものです。
髪が白髪になるから、『シルバー』と思った方も居るかも知れませんが、それは、違います。
英語の『シルバー』という言葉の意味に、高齢者の意味はありません。
今回は、高齢者をシルバーと呼ぶ理由と意味について紹介します。
【目次】
1,シルバーが老人を指すようになった由来
2,シルバーやシニアは何歳から?
3,最後に
【シルバーが老人を指すようになった由来】
シルバーという言葉が使われるようになったのは、まだJRが国鉄だった時代に遡ります。
国鉄では1973年9月15日の敬老の日に、高齢者や身体が不自由な人のための優先席を設けました。
そして、優先席を設ける際に、普通席と区別しやすいように、優先席の色を違う色にしようと考えられたのです。
しかし、優先席の色を検討するための時間がなかったことから、偶然にも国鉄の工場に在庫として余っていた新幹線の座席カバーを使うことになりました。
この座席カバーの色がシルバーだったことが由来となり、その後、高齢の方などが座る優先席のことをシルバーシートと呼ぶようになったのです。
国鉄としては「シルバー=高齢者」という意味を定着させるつもりは本来なかったものの、偶然にもシルバーシートから派生し、高齢者全体をシルバー世代と呼ぶようになったのです。
【シルバーやシニアは何歳から?】
日本には、高齢者を意味する言葉が「老人」「お年寄り」「シルバー」「シニア」のようにたくさんあります。
それぞれの言葉がどれぐらいの年齢を意味するのでしょうか?
それぞれについて調べてみたところ「何歳からシルバー」といった明確な定義はないことです。
しかし、「老人」「お年寄り」「高齢者」「シルバー」「シニア」などの呼び名から連想する年齢にはそれぞれ違いがあるようです。
この中では「シニア」が一番若く、65歳以上になると「シニア」という言葉を使うという人が多いようです。
これは、高齢者が一般的に65歳以上を指す場合が多いことが考えられます。
逆に最も年齢が高いイメージがあるのは「老人」で、老人は75歳以上を連想するという人が多いようです。
こちらは、健康保険の『後期高齢者』にあたるからだと考えられます。
【最後に】
身近な言葉が、自分の思っていた意味と違う意味で使われていることは、多いと思います。
時々、普段、使っている言葉について調べてみるのも面白いかも知れませんね。
今回の『シルバー』のトリビアを、ご家族や友達、職場の人に話して盛り上がって頂ければと思います。
今回のブログは、以上です。
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