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2021年09月26日

【女性に必要な栄養素が抜群!】意外と知られていない、秋が旬の『栗』の栄養と効能ついて













秋の食品の代表格「栗」。


栗は、昔から食べられていますが、思った以上に栄養価に優れています。



栄養バランスの優れた栗は、いつの時代にも人々を元気づけてきました。



今回は、栗のトリビアから栗に含まれる栄養素、また減量中に食べてもいいかなどについて解説していく。



fruit_kuri_kago (1).png



【目次】

1,栗のトリビア
2, 栗のカロリーと糖質
3,栗の栄養
4,栗の食べ過ぎには注意が必要?
5,まとめ









【栗のトリビア】


《果肉ではなく種を食べている?》



栗は通常、皮をむいて食べるのがほとんどだかと思います。

そして、この食べる実の部分を果肉だと思っている方も居ると思います。


しかし実は、「イガ=皮」「皮=果肉」「渋皮と実=種」が正解です。


つまり、私たちが食べている実の部分は果肉ではなく種なのです。



《3つの種子がセットになっている》


栗は、とげとげしいイガに包まれて実を落としていることはご存知かと思います。


しかし、あのイガの中には種となる子房が3つセットになって入っているのは初耳という人も多いのではないでしょうか。


一般的な品種の栗は「3つ栗」が主ですが、中にはブランド栗である茨城県の「飯沼栗」のような、1つのイガに1つの種子といった品種もある。









【 栗のカロリーと糖質】


栗のカロリーと糖質量を見ていきましょう。


◎日本栗(生)...147kcal、32.7g
◎日本栗(茹で)...152kcal、30.1g
◎中国栗(甘栗)...207kcal、40g


数値を見ると、日本栗の生と茹でた場合にはさほど違いは見られないが、やはり砂糖を加えている甘栗はカロリー・糖質ともに高くなってしいます。


ちなみに、米飯のカロリーと糖質は100gあたり156kcal、35.6gです。


茹でた栗1粒あたり36kcal程度とすれば、5粒でごはん1杯分に相当します。


そう考えると、栗は意外と糖質量が多い食品なのです。


次は栄養素について紹介します。









【栗の栄養】



ここからは、栗の可食部に含まれる主要栄養成分を紹介します。

実はバランスのとれた食品であることが分かると思います。



《炭水化物》


白米と同程度のカロリーである栗は、炭水化物を多く含んでいます。


炭水化物は生きるうえでのエネルギー源となり、これが不足すると疲労感や集中力の減少があらわれます。


また、過剰に摂取すれば中性脂肪として蓄積されていくため、肥満や生活習慣病の原因になります。



《ビタミンA》


栗にはビタミンも豊富に含まれています。


その中でもビタミンAは、目や皮膚の健康を維持し、免疫力をつけるよう働きかけてくれる栄養素です。



《ビタミンB1、ビタミンB2》


ビタミンAのほかに、糖のエネルギー代謝に関わるビタミンB1や、糖質・脂質・たんぱく質のエネルギー代謝に役立つB2が豊富に含まれています。


ビタミンB1は、不足すると食欲不振や疲労、倦怠感といった症状が現れるため、積極的に摂取したい栄養素です。


ビタミンB2に関しては「発育のビタミン」とも呼ばれ、皮膚や髪の毛、爪といった発育を促進してくれます。



《ビタミンC》


一般的に熱に弱いとされるビタミンCですが、栗はデンプンに包まれていることから加熱に強いため、栗に含まれるビタミンCをしっかり摂取できるます。


コラーゲンの生成を助けることから肌の健康を保ち、風邪などに対する免疫力をつけるビタミンCは、健康的な生活を送るために必要な成分です。



《葉酸》


栗(茹で)にはなんと葉酸が100gあたり76μgも含まれています。


葉酸は血液を作るため、これから赤ちゃんをお腹で育てていく妊婦さんに積極的に摂ってもらいたい栄養素です。


もちろん、貧血気味の人にもおすすめの食材です。



《カリウム》


ナトリウムの体外への排出を促すはたらきがあり、むくみや高血圧の予防効果があるといわれています。


最近では加工品の多量摂取により、カリウム不足も引き起こされがちですので、重要です。



《食物繊維》


食物繊維は消化されない栄養素だが、排便を促す働きをしてくれます。


善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる効能をもつ食物繊維も、栗に多く含まれています。



《タンニン》


渋皮には多くのタンニンが含まれています。

タンニンはポリフェノールのひとつであり、抗酸化作用が高く活性酸素を排除する効果があるといわれています。


動脈硬化の予防やアンチエイジングにも効果が期待されています。









【栗の食べ過ぎには注意が必要?】


ここまでで紹介した通り、栗は栄養素がバランスよく含まれているのと同時に、カロリーや糖質は決して低くはない食品であることが分かります。


甘露煮にしたり甘栗にしたり、砂糖を加えて調理をすれば数値はさらに高まってしまいます。


よって、美味しいからと食べ過ぎないよう注意しましょう。



《1日の目安摂取量は?》



調理方法によっても変わりますが、1日の目安摂取量は子どもの場合で3〜5個、大人は10個程度です。


適切な量であれば、栗は栄養価が高く身体のコンディションを整えてくれる食品なので、食べ過ぎに注意しつつも積極的に食べるようにしましょう。





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【まとめ】


栗は、非常に栄養価が高い食べ物で、特に女性に必要な、『ビタミン』『葉酸』『食物繊維』『タンニン』を豊富に含んでいます。


ただし、カロリーや糖質も高いため、適度な量をこまめに食べていくようにしましょう。



秋の旬の食べ物『栗』を楽しんで食べて下さい。



今回のブログは、以上です。





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