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2021年09月26日

【10月〜冬に値上げラッシュ】食料品の値上がり予定の一覧〜9月中に買える物は買っておきましょう













夏くらいから、徐々に値上がりが続いている食料品ですが、10月を境に多くの食料品で、値上がりが予定されています。



今回は、食料品の原因と値上がりする食料品とその時期について、一覧で紹介します。


賞味期限が長い物を中心に9月中に、購入出来るものは、購入しておきましょう。









【目次】

1,食料品の値上がりの原因は?
2,値上がりする食料品とその時期について
3,最後に



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【食料品の値上がりの原因は?】



一連の食品値上げの背景には、『世界的な原材料の価格高騰』、『天候不順による不作』、『漁獲量の減少』の3つがあります。


『世界的な原材料の価格高騰』は、中国の需要の増大により、日本が買い負けして、高い値段で、輸入品を購入しないといけないことと、新型コロナウイルスによる働き手の減少から、物資を輸送するための港の利用、船の運航での人件費の増加から、輸入品が値上がりしています。


米国からの牛肉や小麦などの輸入品の値上がりについては、以前、このブログで紹介した、こちらを参考にして下さい→【ミートショック!】牛肉の値上がりの要因と今後の価格の変動について




『天候不順による不作』については、今年8月のお盆前後の秋雨前線による長雨の結果、収穫量が減少し、野菜を中心に値段が高騰しています。



『漁獲量の減少』は、こちらは、以前からありましたが、中国などが、日本の漁場の手前で、根こそぎ魚介類を捕獲し、さらに、本来の漁場の手前のため、稚魚の状態で捕獲しているので、日本近海の魚介類自体の減少があります。



このため、輸入品、野菜類、魚介類と軒並み値上がりし、今回の値上がりの原因となっています。


もう一つ、小難しいことを言いますと、今、日本に比べ世界の物価上昇率が高くなっていることも要因です。 


正確には、日本の物価上昇率が世界に比べ低いです。


例えば、下にマクドナルドのビックマック一つの世界の国々での料金を載せます。


スイス:774円
ノルウェー:693円
アメリカ:621円
ユーロ圏:552円
オーストラリア:527円
イギリス:522円
韓国:440円
日本:390円
中国:380円
(2021年7月27日時点)



日本のビックマックの値段は、スイスの約半分で、先進国の中では最低です。


同じ商品でも、日本は、世界と比べて、低い値段で購入しています。


つまり、日本の物価(物の価値)が、低いため、世界で同じ物を買うときに、日本人にとっては、高く感じてしまう現象がおきているのです。


これは、これで、大きな問題を抱えていますが、今回は、省略します。









【値上がりする食料品とその時期について】



〈和洋菓子製品(山崎製パン)〉

値上げ時期:10月1日
値上げ割合:平均7%
値上げイメージ:菓子パン198円→212円。



〈コーヒー(味の素AGF、キーコーヒー)〉

値上げ時期:10月1日
値上げ割合:20%程度
値上げイメージ:コーヒー粉(320g)420円→504円。



〈マーガリンなど(雪印メグミルク、明治)〉

値上げ時期:10月1日
値上げ割合:1.9〜12.8%
値上げイメージ:マーガリン(300g)290円→320円。



〈サケ・サンマ〉

値上げ時期:10月
値上げ割合:10%
値上げイメージ:サケの切り身(100g)241円→265円。



〈きゅうり・なす〉

値上げ時期:10月
値上げ割合:10%
値上げイメージ:きゅうり1本※1(100g)89円→98円。



〈梨・ぶどう〉

値上げ時期:10月
値上げ割合:10%
値上げイメージ:巨峰(300g)800円→880円。



〈納豆・豆腐〉

値上げ時期:10月、来年3月
値上げ割合:10%、5%
値上げイメージ:納豆3カップ(50g×3)75円→83円→87円。



〈じゃがいも・さつまいも〉

値上げ時期:12月
値上げ割合:5%
値上げイメージ:じゃがいも1袋※1(500g)201円→211円。



〈アーモンド〉

値上げ時期:12月
値上げ割合:5%
値上げイメージ:素焼きアーモンド(1kg)1200円→1260円。


〈食パン〉

値上げ時期:来年1月
値上げ割合:7%
値上げイメージ:食パン1斤(350g)144円→154円。



〈麺類〉

値上げ時期:来年1月
値上げ割合:5〜7%
値上げイメージ:インスタントラーメン(1袋)110円→118円。



〈天ぷら〉

値上げ時期:来年1月
値上げ割合:5%
値上げイメージ:エビ天(1尾)150円→158円。



〈牛肉・豚肉・鶏肉〉

値上げ時期:継続的に値上げ
値上げ割合:↑
値上げイメージ:豚肉1パック(200g)520円→546円(来年1月)。



値上げの予測は、農林水産省の「食品価格動向調査」を参考に算出しています。









【最後に】


値上げについては、避けられない状況にあります。


輸入品に関しては、来年年明けくらいに、値を戻す可能性がありますので、来年の春くらいには、商品価格が戻る可能性はありますが、今後、他の要因が発生する可能性もあり不透明な部分が大きいです。


野菜、魚介類に関しては、当面、値下がりの可能性は、低いです。


今回の値上げ予定の商品を見て、値上がり前に、購入しておくと良いと思います。


また、賞味期限が長い物は、少し多めに購入しておくと良いと思います。


周りの方で値上がりを知らない方も居ると思いますので、お声かけしておくと良いと思います。


ただし、必要以上に購入すると、商品が無くなって困る方もてますので、当面、必要な分のちょい買い増しくらいでお願い出来ればと思います。



今回のブログは、以上です。




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