2021年09月27日
【中国恒大集団が面白いことになってきました!】中国恒大集団、必殺!捨て身の資産売却作戦の巻き!
中国恒大集団が、ついに、捨て身の作戦に出そうな模様です。
今回は、この捨て身の内容を、アメリカの大手総合情報サービス会社のBloombergの2021年9月27日の情報から紹介します。
【目次】
1,Bloombergの情報
2,ソルベンシー比率とは?
3,まとめ(こちらで分かりやすく紹介してい
ます)
【Bloombergの情報】
(ブルームバーグ): 多額の債務を抱える中国の不動産開発大手、中国恒大集団は、資金確保を急ぐために新たな資産売却に踏み切る可能性がある。
対象は急成長する生命保険事業だ。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のアナリスト、スティーブン・ラム氏によると、恒大は恒大人寿の持ち分50%を簿価の0.5倍で売却すると、6億ドル(約660億円)の調達につながる可能性がある。
2015年の恒大による買収後、恒大人寿は市場シェアを9倍以上に拡大し、過去4年間は毎年利益を上げている。
これは潜在的な買い手にとって掘り出し物のように聞こえるかもしれない一方、多少の難点もある。
ラム氏は27日のリポートで、急速なシェア拡大は低いソルベンシー比率を犠牲にしたものだと指摘。
6月末時点で恒大人寿の110%に対し、同業大手6社の平均は239%だったことから、これを200%以上に引き上げるために恒大の持ち分の買い手はさらに22億ドルを払う必要に迫られる可能性があるという。
【ソルベンシー比率とは?】
ソルベンシー・マージン比率は生命保険会社の経営状態を判断する指標の1つで、通常の予測以上に発生したリスクに対する「支払余力」を表す指標のことです。
生命保険会社は保険事故(死亡や入院など、保険金の支払い事由となる出来事)が発生する度合い(=リスク)をあらかじめ計算した上で、保険商品を開発しているのです。
単純な式で表すと{保有資産/(通常以上のリスク×0.5)}×100です。
ソルベンシー・マージン比率は一般的に200%以上が安心とされています。(これが全て安心というわけではありません)
【最後に】
簡単にまとめると、中国恒大集団は、資金集めを急ぐため、グループ会社で、少し利益が出ている生命保険会社『恒大人寿』を売却しようと考えてます。
ただ、恒大人寿は、保険料収入と保険金融の支払いを見たとき、今の状態では、リスクが高い状態になっています。
このため、販売予定額6億ドル(約660億円)に、さらに、会社が安定するために必要な資金22億ドル(約2400億円)が必要とのことです。
買う価格より、会社を安定させるための投入資金が、約4倍近くと、とんでもねぇ、捨て身作戦に出ています(笑)
皆さんも、ニュースで中国恒大集団を見る際、恒大人寿が売れたかやどこが買って、どんな条件かなどみられると面白いと思います。
中国恒大集団の今回のデフォルトについて詳しく知りたい方は、以前このブログで書いたこちらをどうぞ→【中国版リーマンショック発生か!?】発生源の中国恒大集団とは?中国恒大集団の現状と今後の展開について
今回のブログは、以上です。
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