2015年06月09日
グーグル・アドセンスを学習する(その3)
サイト運営者の、掲載広告との関係での、管理・運用
前回(その2)で、これについて知ることは、
Google AdSense 機能の理解に密接につながるもの、と記した。
今回扱うテーマは、基本的には、
Google AdSense システムの中で、サイト運営者が、
何を、どこまで、するのか、することができるのか、ということだ。
なお、以下では、前回同様、Google AdSense 公式サイトをたどることになるが、
「広告表示は自動的に行われるため」(公式サイト[サービス]の項)という大前提に立ってすすむと、ちょっと読み取りに困難を覚えるところも実はあり、ぼくの記述は解釈を踏み固めながらそうとう慎重になっている部分がある。
これは、Google AdSense とサイト運営者とが協働者であることから生じていると思われる。
そのための、やむをえない慎重さなので、あらかじめ少々のご寛容を願っておきたい。
Google AdSense 公式サイトに拠って
公式サイト[サービス]の項に、
明確に記されているところを具体的にあげてみると、
「ページに表示する広告の種類や表示する場所を管理できます」(中見出し「コンテンツ」、小見出し「メリット」中の「管理」、文字の色付けは当ブログ筆者、以下同)
これは明らかに、管理の主体であるサイト運営者がすること、できること、ととらえられよう。
「サイトのユーザーに不適切な広告をブロックしたり、サイトに合わせて広告をカスタマイズしたりできます」(同じく「メリット」中の「管理」)
「ブロック」するのは、Google AdSense 自体は広告の審査・選別を行っている当事者であるから、Google AdSense たりえない、これはサイト運営者が行うこと。
「サイトに合わせて広告をカスタマイズ」するのも、つまりサイトに合わせて広告の設定をするのも、サイト運営者にゆだねられる。
このように理解すると、順序をさかのぼって、[利点]の項の、
以下は、サイト運営者のすること、できること、である。
「掲載したくない広告をブロックし、掲載を許可する広告フォーマットを指定して広告の掲載方法を管理することができます」
「そのため、ブランドの価値を保護し、優れたユーザーエクスペリエンスを提供することができます」
「また、サイトに合わせて広告のデザインをカスタマイズすることもできます」(中見出し「柔軟な広告管理」のところ)
(なお、ユーザーエクスペリエンスとは、ユーザーが自分で体験できること、享受できること)
[仕組み]の項では、
サイト運営者がすること、できること、は、
「サイトに広告コードを貼り付けて広告表示を有効にし、広告を表示する場所を指定します」
そして、Google AdSense 側のなすことにより、
サイト運営者の「広告掲載位置に対して掲載料金の最も高い広告がサイトに掲載されます」
そして「広告主に Google が請求手続きを行い」、サイト運営者に「収益をお支払いします」というわけだ。
以上、サイト運営者の管理・運用の、要点まとめ
広告表示は Google AdSense によって自動的に行われる
サイト運営者がすること、できることは、
・ サイトのユーザーにとって不適切と判断される広告をブロック
・ 広告を表示する場所を指定
・ 広告のフォーマットを指定
・ サイトに合わせて広告をカスタマイズ
・ 広告のデザインをカスタマイズ
前回(その2)の内容と合わせると、Google AdSense 機能の理解が深まるように思われる。
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