2020年08月07日
この冷えたエビアンが、なんともうまい!
レマン湖よりフランスアルプスを望む
エビアンて? そう、フランスアルプスの水。
そのエビアンが、ここ日本でも手軽に入手できるだなんて、
Amazon 散歩のときだったが、ほんとに一瞬、キツネにつままれたようでしたね。
フランスの都市エビアン・レ・バン(ただエビアンとも)はレマン湖に面し、対岸はスイス。ナチュラルミネラルウォーター「エビアン」の生産地としてよく知られる。50年前、渡し船で対岸へ渡った。渡し守はひとり、ぼくもひとり、ウロウロと待機するかのスイス側の役人もひとりで、パスポートにもほとんど関心を示さなかった。
ぼくが Amazon を通じて購入することになった evian(エビアン)、そのボトル・ラベル上段から、まず、いくつかを抜き出しておきます。
品名:ナチュラルミネラルウォーター
原材料名:水(鉱泉水)
原産国名:フランス
採水地:エビアン(カシャ水源)
輸入者:伊藤園・伊藤忠ミネラルウォーターズ(株)
上の品名の、ナチュラルミネラルウォーター、この「ナチュラル」(自然のまま)というところに、ぼくはエビアンのほんとのおいしさの秘密があると、思っています。
▐ おいしさの秘密について
日本では、すべてのミネラルウォーターに殺菌処理が義務づけられているんですね(農林水産省「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」平成2年3月)。
一方、ヨーロッパでは逆で、すべてのミネラルウォーターは「殺菌しないこと」が義務づけられている(EUのナチュラルミネラルウォーターの基準 [FAO及びWHOが1962年に設置した政府間機関CODEXによる基準] )。
ところで、水の研究の分野では、たとえばこんなふうにも言われていますーー 「殺菌のためとはいえ、加熱すれば水の組成は変わり、水そのものが死んでしまう、おいしさの決め手となる酸素や炭酸ガスも失われてしまう。」(藤田紘一郎著『万病を防ぐ「水」の飲み方・選び方』講談社+α文庫)
ヨーロッパの採水地エビアン、そのナチュラルミネラルウォーターの生産者は、ひたすらその水のおいしさを追求し、生産環境が汚染から隔離・保護されるようつねに努め、さらには瞬時のボトリングに不断の工夫を重ねている。
それでぼくは、遠く離れたこの日本で、まさにそのボトルをこの手で開け、さわやかなおいしさのその水を口に含むことができる。
製品ラインナップ(左) オンラインショップ(右)
エビアンの原材料、その水は、そもそもどんなふうに生まれている水なのか。
▐ 天然のミネラルがたくわえられた水
エビアンの水を育むフレンチアルプスのふところ
フレンチアルプス北麓に降りそそぐ雪や雨。それが大地に滲み込み、太古の氷河期に形成された地層を、流れてゆく。
その鉱物質の帯水層を、1年で200〜300メートルというゆっくりとした速度で、約15年もかけて流れた末に、エビアンは採水される。
フレンチアルプスに降りそそいだ雪や雨は、この長い旅の間に、地中から多くの天然ミネラルをたくわえる。とくにカルシウムとマグネシウムのミネラルバランスに優れた、ナチュラルミネラルウォーターへと、その流れは生まれ変わっているんですね。
▐ エビアンはおいしいだけではない ミネラルと健康について
耳になじみの「ミネラル」だけど、「ミネラルってなあに?」という方のために、ちょっとだけ解説を。
「ミネラル」は、カルシウムやナトリウムなどさまざまな種類の「栄養素」を、まとめてそう呼ぶんです。ミネラルとね。
で、わたしたちの体に欠かせない必須のミネラルは、全部で13種類(の「栄養素」)とされています。
さて、エビアンというナチュラルミネラルウォーターに含まれる主な「ミネラル」に、カルシウムとマグネシウムがあるというわけで、いずれもわたしたちの体に欠かせない「栄養素」です。
カルシウムは骨や歯を丈夫にし、マグネシウムはカルシウムの働きを助ける一方、血流を整えるなど、生命の維持にかかわる重要な役割を担っている。
このようにミネラルは、互いに影響し合って体内機能を整えるので、バランス、つまりミネラルバランスは大事です。
エビアンは、カルシウムとマグネシウムのバランスに優れ、ミネラル含有量が適度な硬水であると、言われます。
この稿の冒頭でも触れたevian(エビアン)のボトル・ラベル中央部には、
栄養成分表示(100ml当たり): カルシウム・・・8.0mg マグネシウム・・・2.6mg
硬度:304mg/L ※日本で一般的に使われている基準に合わせ硬水と呼んでいる。
この栄養成分表示にある、カルシウムとマグネシウムの比率は、約3:1となりますね。
体内に摂取するに望ましい比率で、これがミネラルバランスに優れている、と言われるゆえんです。
▐ おわりに
ところで、いやになっちゃうことに、日本人は慢性的にミネラル不足、とも言われるんですね。
その主な原因として指摘されるのが、日本の水の多くがミネラルの少ない軟水であるということ、そして食生活の問題性です。
さきに必須ミネラルは全部で13種類と記しましたが、いずれも体内で合成できないため、体外からの摂取が必要ということです。
ぼくは、「毎日飲む水で、手軽にミネラル補給を!」という路線に、多分ものぐさからでしょう、乗っかってみたんです ♪
(※ 本稿に掲載の写真・図版等をはじめ、また内容の成立についても、https://www.evian.co.jp/evian/ に率直な感謝を表明します。)
▐ ご参考
ぼくが Amazon 経由で購入しているのは:
「伊藤園 evian(エビアン)ミネラルウォーター 500ml × 24本 [正規輸入品] 」です。
A8 ネットの Amazon ツールでその商品がみられるようにしておきます ↓ 。そのあたり踏み台に、個々の人に合った購入パターンが検討されてゆくのがいいと思います。
エビアン 500ml × 24本 [正規輸入品]
エビアン evian ケース 500X24
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