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2015年05月26日

五木寛之の「青春の門」の感想(八)

(前回より続き)

信介一行は、ハバロフスク駅に到着した。
古びたバスに乗せられ、郊外の白いモダンな
建物の前でバスを降りた。
この白い建物が宿泊所だった。
今夜ソ連側からの歓迎会があるという。
歓迎会は、ソ連側は将官クラスと高級将校が数名、
日本側は影之原、カオル、安川(公安)、
岩本(レポ船ボス)そして西沢、信介、ジョン、
襟子のメンバーが出席した。
スミルノフ将軍が挨拶し、続いて影之原が挨拶をした。
そして将軍が乾杯の音頭を取った。

信介はウオッカの洗礼を受け、キャビアも
初めて口にした。
ジョンは、信介にウオッカの飲み方を教える。

(ちなみに、中国に白酒(バイジュウ)が
ある。やはり度数は60度ぐらいのものも
あり、飲む時は、一気にグラスを空ける。
喉を流れていくのが分かる。
これに似ているかもしれない。)

カオルは青いイブニングドレスを着ていた。
スミルノフ将軍からステージにエスコート
され、歌った。
会場は静まり返り、会場内にいたみんなが
動きをやめ、聞き入った。
スミルノフ将軍は、目を閉じ聞いていたが、
その目には涙が光っていた。
カオルの歌は、会場の人々の心の中へ静かに
溶けいったようだ。

カオルの魅力はどこにあるのか。
その魅力の一つは、ひけらかさない教養と
知性だろう。
更に美貌と優しさが加わる。
新宿三丁目の赤線で娼婦をしていたとしても、
その過去を吹き飛ばしてしまうくらいの魅力だ。

そうなると、大方の男性は惹かれてしまう。
スミルノフ将軍も例外ではなかった。
そして、信介はオリエや襟子がいても、
目の前のカオルに惹かれてしまう。
西沢もカオルを突き放していたが、
その魅力を拒否できなかった。

翌日、信介はウオッカを飲みすぎたために、
二日酔いで苦しむ。
スミルノフ将軍が昼食に招待するというので、
西沢、信介、ジョン、襟子の4人は、
バスに乗って会場に向かった。
部屋にはスミルノフ将軍とカオルが待っていた。
将軍が一行を昼食に招待した目的は、
協力を得るためだった。
将軍が理由を説明したあと、協力して頂けるかと
尋ねた。
ジョンが協力しない場合は、と聞く。
通訳のキム(軍人)が、機密保持のため、
収容所で25年以上の服役になるだろうと話す。

影之原から西沢と信介に来て欲しいと
連絡が来た。
影之原は、伊庭敬介の拉致経緯を説明した。
レポ船を調査していた伊庭に、日本とソ連の
裏事業(北海操業)が両国の国益になっている
ことを、現地で見て、聞いてもらい、
スミルノフ将軍と関係者に会って、
理解してもらうためだったと。
その結果、伊庭は仲間になってくれたと説明した。

西沢は、にわかには信じられなかった。
カオルは、直接伊庭本人に確かめては
どうかと提案する。
影之原にも同意を取り付け、翌日に伊庭の所へ
行くことになった。
当日、伊庭の所へ行く車の中で、今回のハバロフスクへ
の渡航は、もともと伊庭の計画だったということを、
カオルは暴露する。
伊庭は、親友の西沢を(レポ船)グループに
引き入れるためこの秘密計画を企てた。
これを聞いて西沢は驚く。
そして車は或る一軒家に到着した。

 ーーーーーーーーーーーーーーーー
これまで西沢は、親友の伊庭がレポ船調査を
したために、黒幕に拉致され、殺害されたと
信じ込んでいた。
だが、真相は殺害するどころか、現実を見せて、
両国の利益になっていることを認識させ、
協力を得ようとしていた。
相手(両国政府の裏の顔)は、一枚も二枚も
上手であった。
西沢がレポ船グループを潰そうとした根拠が、
これで崩れることになる。
信介は、取り巻く状況が良く掴めず、ジョンに
政治的な裏状況の説明を求めた。
また、信介の興味はカオルの姿と行動が神秘的に見え、
内に沸くカオルの魅力を抑えることはできなかった。
もう一人ライバルがいた。
西沢もカオルの魅力に次第に惹かれつつあった。


青春の門」第八部風雲篇・連載第16〜20回
「週刊現代」1993年12月)


2015年05月19日

サイボクハム施設内の天然温泉”花鳥風月”

埼玉日高市にあるサイボクハムの
天然温泉”花鳥風月”に行って来た。

駐車場は900台の収容能力があり、
楽に停められた。


駐車場

当日は午前中小雨が降っていたが、
それでも施設内では、テントの出店が
数多く出ていた。


出店

施設内の多くの店を見て回った後に
温泉”花鳥風月”に向かった。


花鳥風月

下駄箱はコイン100円が必要だ。
帰りに戻される。


受付で下駄箱のキーを渡し、リストバンドそして
フェイスタオル、バスタオルを受け取る。
支払いは、後払いだ。

料金:平日   大人1000円
   土日祝日 大人1200円

館内はゆったりと広く造られており、
なごむ。

洗い場は、全てに仕切りがついており、
隣を気にせずに流せた。

泉質については、ネットで多く紹介されて
いるが、改めて記述しておきたい。

天然温泉概要:

地下2000m温泉母岩を流れる湯脈から
湧出。
湧出量 922ℓ/分、源泉温度39℃
泉質:ナトリウム−塩化物泉(弱アルカリ性低張泉)
水素イオン濃度:pH8.1

内湯は広く、温度も40度設定で
とても気持ちよく入れた。
清潔感もあり、気持ちよく楽しめる。
内湯には、高濃度炭酸泉もある。
温度はやや低めだ。

露天風呂に行ってみた。
中央に大きい岩風呂があり、入ってみた。
少し熱い。体感温度で41度ぐらい。
そこそこに上がり、崖造りの高台に
設置されている炭酸泉に入った。
お風呂は小さく3〜4人入れる大きさだ。
湯温は低めで39℃ぐらい。
その下が半洞窟造りの温泉で、入ってみた。
人が少なく、邪魔されることなく、静かで
20分ぐらい浸かっていた。
湯温は低めで38〜39°ぐらい。

露天風呂も清潔感があり、良かったが、
やや塩素臭がした。
それほどきつくは無かったが、個人的には
もう少し改善して欲しいところだ。

サウナはスタジアム式で広く、TV付きだ。
いつもサウナの後は、水風呂に入るが、
気持ちよかった。

少し仮眠したいと思い、2階の無料仮眠室
に行った。ブランケットが用意されており、
静かで仮眠ができた。
ただ、天井エアコンの風が少し当たるので、
場所を変えた。
”花鳥風月”は、無料のお休み処が3箇所
あるので、その点、風呂上りでも、
ゆっくり横になることができる。
もちろん、無料のお茶、水も飲むことが
できる。

お休み処

日帰り天然温泉”花鳥風月”は温泉自体は、
標準であるが、館内は清潔感があり、
天井は高く、ゆったりと(リッチに)
造られている。

プラスアルファとしては、同じサイボクハム
敷地内に、採れたての農産物売り場、
サイボクハム直売場、サイボクハムレストラン、
多種多様のグルメ店等があり、
温泉以外にも楽しめる。
当日は、生バンドの演奏も行っていた。

サイボクハム天然温泉”花鳥風月”は、
家族でも楽しめる場所だ。




posted by フィロ at 14:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉

2015年05月08日

富士山と甲府盆地を眺めるパノラマ絶景露天風呂「ほったらかし温泉」

山梨にある「ほったらかし温泉」は、露店風呂に
浸かりながら富士山が見られると言うので、
行ってみた。

圏央道から中央道に入り、勝沼lCで降りて、
20号線に出、山梨市駅方面に走る。
フルーツ公園の中を通り過ぎ、まもなく
すると「ほったらかし温泉」だ。

新緑が迎えてくれた。

新緑

「ほったらかし温泉」に到着。

ほったらかし温泉2(M)
ほったらかし温泉広場(M)

駐車場は広く、280台駐車できる。

駐車場(M)

「ほったらかし温泉」は山頂にあり、海抜700mの
ところにある。
到着した時間は5:15am頃だったので、
まだ日の出前だった。
富士山には日が差し始めていた。


日が差し始めた富士山(M)

「ほったらかし温泉」は「あっちの湯」と
「こっちの湯」の二つがあり、早朝から
入れるのは、「あっちの湯」だ。

「あっちの湯」は新日本三大夜景の一つで
甲府盆地を一望できるロケーションとなっている。


あっちの湯、こっちの湯案内板

日の出の1時間前に開場する。
「こっちの湯」は朝10時頃に開場する。
早速、「あっちの湯」に向かった。

階段を下に降りる。


あっちの湯階段(M)

ドアを開けて、券売機で入場券を買う。大人800円。

券売機

そして、下駄箱に靴を入れる。

下駄箱

受付の人に入場券を渡したら、浴場へ。

浴場入口(M)

更衣室では、カゴかコインロッカーどちらも
使用できるが、コインロッカーは有料で100円
必要だ。貴重品のある人は、コインロッカーが
お薦めだ。
ドライヤーは用意されている。
内湯にはリンスインシャンプーやボディソープ
などが揃っている。
タオルを用意していない人は200円で購入できる。
バスタオル1000円、カミソリセット200円。

内風呂は少しあつ湯になっている。
体感温度で41℃ぐらいかな。


内風呂(M)

ほったらかし温泉は、内湯、露店風呂共に
源泉かけ流しだ。

温泉泉質:アルカリ性単純温泉
水素イオン濃度:PH10.1
深度1500mの破砕帯から湧出
主な適応症:関節痛、五十肩、うちみ、
      慢性消化器病、冷え性

内風呂からも富士山が見えた。
そして、露店風呂に移動。

先ずは、一番上の木の風呂に入る。


木の露店風呂
気の露天風呂2(M)

素晴らしい!
霊峰富士山が見える。
気分爽快だ。

一段下にある岩風呂に入る。


岩風呂2(M)
岩風呂1(M)
インターネット露天風呂

最高!
この気持ちよさは、体験しないと
分からないな。
富士が見え、眼下に甲府盆地。
そして、心地よい涼しい風が、顔と
身体を通り抜けて行く。


ネット露天風呂
(インターネット公開写真引用)

湯温はぬる湯だ。体感温度で39〜40度
ぐらいだろう。
この温度であれば、ゆっくり浸かっていられる。

温泉テラスから見た眺望。


テラスから見た富士山

露天風呂はこれまで、いろいろと入ってきたが、
これほど、ダイナミックで眺めが良いのは、
初めてだ。
お店の人に聞いたら、早朝は日の出を見ようと
する学生が多いとのこと。
確かにそうだった。
この日も朝5:30頃に入ったが、学生と
思われる若者が、20〜30人くらい入っていた。
7:00頃になると、(露天風呂と)日の出目的の
人たちが帰って行った。
露天風呂は貸切状態のように静かになり、
より一層露天風呂を楽しむことができた。

お風呂の清掃は、毎朝暗いうちから清掃。
湯は毎日総入れ替えをするとのこと。
それが反映しているのだろう、清潔感が
あった。

風呂から上がり、身体を少し休めたいと思い、
外に出て見回したら、休憩所があった。


休憩所アプローチ

中は、座布団を枕にして、ごろ寝ができた。

休憩所内部

この休憩所ログハウスは、スタッフの人たちが
自ら造ったとのこと。
すごいな!

お腹が空いたので、売店に行った。


朝食売店

朝食を提供している売店があった。
「気まぐれや」だ。


気まぐれや朝食売店(M)

朝食セットが500円だ。
ごはん、味噌汁、生たまご、漬物
そして無料のシソ納豆。


朝食

素材にこだわった料理で、
美味かった。

他の売店は、10時開店になっていた。

展望テラスから富士山を見た。


展望テラス



帰りは”バイキングレストラン”で食事



帰りに、山梨市駅近くの
「グランポレール勝沼ワイナリー」に立ち寄った。


ワイナリーガーデン(M)

ここでは有料でワインを試飲
させてくれる。
見学もできるようだ。
開催:土・日・祝日
要予約
参加費:1500円

お昼頃だったので、隣にある
「サッポロ勝沼ワイナリーガーデン」に
寄った。


勝沼ワイナリーガーデン

メニューはもちろんジンギスカンだが、
残念ながら車なので、ビールは飲めなかった。


バイキング2
バイキング1

バイキングは久しぶりに食べたが、美味かった。
1人前などあっという間に食べてしまう。

北海道にサッポロビール園があるが、
系列レストランとのこと。
内部の雰囲気も木を中心に内装されており、
なかなか良い。


レストラン内部(M)

「ほったらかし温泉」と「勝沼ワイナリーガーデン」
は、また来てみたい。



※ 参考までに、「ほったらかし温泉」へは、
  電車・バスで行くことも可能だ。

下車駅:山梨市駅
バス時刻:市営バス
 笛吹川フルーツ公園行き
 山梨循環線南回り D、G、K

山梨市駅発 フルーツセンター着/発 山梨市駅着
10:30   10:40     10:50
13:40   13:50    14:00
16:45   16:55
        17:00    17:10


(「ほったらかし温泉」までは、バスを降りてから、
徒歩で25分ほど登り坂)


※宿泊で行きたい人には、笛吹川フルーツ公園内に
リゾートホテルがあるので、利用すると便利だ。

ホテル名:フルーツパーク富士屋ホテル

宿泊室から、富士山が眺望できるようだ。
(送迎あり)





posted by フィロ at 15:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉

2015年04月27日

五木寛之の「青春の門」の感想(七)

前回は、信介たちも大阪から函館に戻り、
みんなが西沢の事務所に顔を揃えたところで、
旅立ちを前にしての乾杯をしたところで終わった。

信介たちは、ロシアに向けて出発の時がやって来た。
影之原隆元が手配した濃紺のリンカーンで
公安の安川伍郎が迎えに来た。
走るルートを見せたくないとの理由で、みんな目隠しを
された。
港に着き、ボートに乗せられ、次に船に乗り込んだ。
そこには、影之原やカオルもいた。
再会を確認し、ブランデーで乾杯する。
立原襟子は影之原と気が合い話に夢中になっている。
襟子がブランデーを飲みたいとカオルのところへ
来ると、信介は「若い娘が酒なんか飲んで、
でれでれするな」と注意する。

信介は襟子が影之原と気があって話し込んでいるのを
嫉妬したのであろう。
信介にはそういうところがある。否、男性はみな
同じかもしれない。

ジョンは、カオルにモスクワ官僚とシベリア独立派との
対立の話をする。
日本政府は、このカードをうまく利用しようと
している、と話す。
影之原隆元はその黒幕だ。

ジョンのこの話は、面白い。
真実ははどうか分からないが。

モスクワがシベリアの資源を収奪していた、
とは考えようでは納得できる。
この収奪を面白くないと考える一派がシベリア
共和国樹立を目論んでいたかもしれない。
モスクワの官僚が独立派に圧力をかけて
押さえ込んでいたに違いない。

戦後間もない一時期に、ソ連において
このような状況があったとは。
もし事実であれば。
隠された歴史秘話ではないか。

船はソ連警備艇に誘導されてある基地に到着する。
そこで信介も含めみんな面接(取調べ)を受けた。
取調官は政治委員だ。取調官は事前に面接者の
十分な情報を把握していた。
では何故面接したか。
ソビエト内部に案内するにあたり、とりわけ
思想面と人とのつながりをより深く把握
しようとしたのではないか。
また、真実を説明をするかしないか、
これにより人物判断をしたのではないか。

取調官は、日本人一行をハバロフスクへ案内する、
と言った。

その後、日本人一行を乗せた列車は荒涼とした大地
シベリアを走り続けていた。


(「青春の門」第八部風雲篇・連載第11〜15回
「週刊現代」1993年11月)



posted by フィロ at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2015年04月22日

伊豆伊東温泉旅行(かもめと遊ぶ)

4月16日、3年ぶりに伊豆伊東温泉に行って来た。
前日まで天気がぐずついていたが、当日は、
晴れて旅行日和だった。
圏央道が東名までつながり、とても便利がよくなった。
10時半ごろには、伊東に着いた。
早く着いたので、マリンタウンに行き、お土産を
見て回る。

マリンタウン


海側の外に出たら、遊覧船が見えたので、
時間もあるので乗船してみた。
料金は、大人1600円。


遊覧船乗り場

船の名前は、「いるか号」。

いるか号

乗船して、下の階に降りると、海中展望に
なっていた。


海中展望

目の前に、魚が遊泳している。

魚の遊泳2魚の遊泳1

船が走り出すと、上の階に上がり、海を
眺めていると、案内役のスタッフが
「かっぱエビせん」(100円)を買うと
”かもめ”と遊べるというので、ひと袋買う。
出航してまもなく”かもめ”の大群が近寄って
来た。


かもめ1かもめ2

”かもめ”が近寄って来た理由は簡単だ。
乗船客が「かっぱエビせん」を”かもめ”に向けて
投げ始めたからだ。

試しに、エビせんの端をつまみ、海側に突き出して
みたところ、案の定、”かもめ”が飛来し、一瞬にして
指の先端のエビせんを嘴で咥えて、飛び去った。
最初は少し怖かったが、面白かったので、
何度かやってみたが、その度に見事にわずか
数センチのところを咥えて、飛び去っていく。
見事だ。絶対に指に触らない。
”かもめ”に混じって一回り大きな”とんび”が
同じように、かっぱエビせんを狙って飛んでいた。

伊東に行ったら、是非体験されることを
薦めたい。目の前に大きな”かもめ”が
飛来し、指の先からエビせんを咥えて
飛び去っていく。迫力がある。

30分ぐらい遊覧船で遊んだ後、昼食を取るため、
伊豆に行くと必ず寄る、稲取の「徳造丸(本店)」
に行った。
ところが、臨時休業日だった。
再び伊東方面に戻る途中に、「徳造丸魚庵」が
あった。


徳造丸

お店のスタッフお薦めの「あら煮定食」を注文した。

徳造丸お造り徳造丸あら煮定食

大きい丼に入った「あら煮」の量が多く、腹一杯に
なってしまった。
少し不安になった。
本日宿泊先でも料理は金目鯛の煮付けだ。
それも特大が出ると聞いていた。
そう考えても、後の祭りだ。

満腹状態でお店を出て伊東の「金目鯛の宿心音」に
向かう。

海岸側の道路から宿への路地に左折して入るが、
上り坂になっており、傾斜角30度あるので、
運転には少し留意しておいた方が良い。


金目鯛の宿アプローチロード

坂を途中まで登ったところが、「金目鯛の宿心音」だ。

金目鯛の宿1

宿の外観色はブルーだ。海とマッチしている。
玄関にたどり着く前に、足湯があった。
心配りが感じられる。


足湯

宿のベランダから、伊東湾(相模灘)が一望
できる。
宿が高台にあるのでロケーションは最高だ。


ベランダからの展望

玄関に入ると、ペンションオーナ夫妻と
スタッフの方が笑顔で挨拶された。
オリジナルのウエルカムドリンク(マンゴ)を
いただき、そしてアロマスプレーもサービスして
いただいた。

スタッフの方から説明を聞き、部屋着を受け取り
指定の部屋に案内された。


部屋に行く途中で、インターネットができる
専用部屋が用意されていた。


インターネットルーム

その先の3階が宿泊室だ。

部屋

部屋は洋室でやや小ぢんまりしており、
清潔でかわいい雰囲気だ。


部屋の窓

部屋の窓からも伊東湾が一望できる。
早速温泉に入る。
露天風呂は上がり湯になっているので、
内湯の「御影石風呂」に先に入った。
この宿のお風呂はすべて貸切になっている。
空いていれば、内湯の「岩風呂」を除いて、いつでも
入ることができる。


御影石風呂

次に、展望「露天岩風呂」に行く。
3階の奥に入口があり、ドアを開けると
通路があり、その先が眺望露天風呂だ。


露天風呂通路
展望露天風呂2

眼下に伊東湾を見下ろすことができ、
眺望を満喫できる。
視界の広がる自然の世界にひたり、
一人独占して岩風呂に入れる
幸福感は最高だ。
湯温は丁度よく、顔にはそよ風が
通り抜けていく。
時の経つのも忘れてしまうようだ。

夕食が6時なので、食堂に行く。
テーブルは決められていた。

料理は、前菜からお造り、金目鯛他全11品目の
料理が出た。


お造り
金目鯛

お造りは地元で採れた新鮮な魚介類で、
特にサザエの刺身はコリコリ食感が
良かった。
圧巻だったのは、金目鯛だ。大きな
お皿からはみ出るくらいの大ぶりの
金目鯛だった。
味付けも濃くもなく薄くもなく、上品な
味付けだった。
料理全体のボリュウムがあり、食べきれないほど
だった。

「生ビール」と「刺身」と「金目鯛」、なんと
贅沢なひと時!
想い出が残る至福の時間を過ごすことができた。
素晴らしい空間と時間を創ってくれた
オーナとスタッフに感謝!

食後、露天風呂に入った。
対岸の夜景が湾の形を作り上げ、自然の中に
溶け込んでいた。


夜景

露天風呂の朝風呂は、また格別だった。
眼下に海、山、漁船、町並みが一望に見え、
爽快な気分を味わうことができた。


朝の露天風呂

感想として、これまでホテルや旅館に宿泊することが
多かったが、今回のようなペンションもその良さを
満喫することができた。
ペンションオーナ夫妻とスタッフの3名による
おもてなしも、家族的な雰囲気で暖かみがあり、
リピートしたい魅力と想いを起こさせる。

わずか一泊二日の伊豆伊東の旅であったが、
楽しい思いを作ることができた。





posted by フィロ at 13:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行

2015年04月20日

”源泉掛け流し”おふろの王様相模原店の体験感想

4月11日に”源泉掛け流し”の
「おふろの王様相模原店」に行って来た。
駐車場は180台の収容能力があり、
当日は楽に留められた。


駐車場

お店の前の風景。

お店の前

中には入り、いつものように下駄箱に靴を入れ、
受付に向かう。


下駄箱

受付で800円を支払う。
料金は平日700円、土日祝日は800円だ。
会員になると70円安くなる。
タオル、バスタオルは持参しないといけない。
入浴時間は制限が無い。


受付

早速2階にある風呂場に向かう。
ロビーの奥が風呂場への階段入口だ。


浴場入口

階段を上がった先が浴室入口になる。

浴室入口

身体を洗って先ずは、内湯「なごみの湯」に入った。
湯船が広く気持ちが良い。
温度も丁度良い。
内湯は源泉ではないので無色透明の湯だ。


なごみの湯
(HPより)

暖まったところで、露天風呂に行く。
「ここち湯」に入った。
天気が良かったので余計に気持ちがいい!
露天風呂はすべて源泉だ。
湯の色は”黒湯”だ。
黒湯と言えば、深大寺温泉も”黒湯”だった。
「ここち湯」は源泉掛け流しの湯だ。

ここち湯

地下1200mから汲み上げ、泉温42.6℃、
湧出量350ℓ/分

泉質:ナトリウム塩化物・炭酸水素塩温泉
   (低張性、弱アルカリ性、高温泉)

主要効能:筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺
   慢性消化器病、冷え性
泉質別適応症:切り傷、やけど、慢性皮膚病

(HPより)

次に「壺湯」に入った。
もちろん”黒湯”だ。


壺湯
(HPより)

一人で独占でき、しかもぬる湯なので
気持ちよく、いつまでも入っていられる。
しかし、欠点として、長時間一人の人が
独占してしまう危険性がある。
実際に長時間独占している人が一人いた。
他の人への気配りと思いやりが必要だ。

露天風呂を出て、サウナに入った。


サウナ
(HPより)

サウナはスタジアム式で広い。
ゆったり入れる。
中にTVが付いていた。

2分ぐらいでサウナから出て、
水風呂に入った。


水風呂
(HPより)

いつもそうだが、入るときは水が冷たくて、
躊躇するが、掛水を足から肩へと流して、
気合を入れて水風呂の中へ入る。
入ると徐々に冷たさに慣れてきて
とても気持ちが良くなる。
身が引き締まる。

その後各種マッサージ湯に入った。


至福の湯、流砲の湯
マッサージ湯
効能説明
(HPより)

ジェット水流がうまく設計されており、
肩部、背中、腰など気になっているところへ
当たるようになっていた。
刺激が結構強いので、短時間で十分だ。

「おふろの王様相模原店」は、”高濃度炭酸泉”
や”岩盤浴”はないが、全体として清潔で、
十分楽しめる。
ただし、休憩処が小さいので、客が多い時は、
入れないかもしれない。


休憩処

施設としてアカスリ、マッサージ機など。
そして食堂がある。食券を事前に買うようになっている。


食堂
(HPより)

お店の中に”カットサロン美髪処”があったので、
カットしてもらった。料金は1080円。
土曜日だったが、混んではおらず、直ぐにカットして
もらうことができた。


カットサロン
(HPより)

相模原店は、岩盤浴などがないが、手頃な料金で
時間を気にせず、源泉かけ流し湯にゆったりと
入れる。
客層を見ていると、常連客が多いようだ。
お風呂場も清潔感があり、全体として良かった。



posted by フィロ at 16:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉

2015年04月02日

遊園地の中の温泉、相模湖温泉”うるり”

桜開花のニュースが流れているので、ドライブ兼ねて
相模湖温泉に行った。
圏央道から中央道に入り、相模湖インターで降りて
まもなく到着した。
相模湖周辺は土曜日にも関わらず閑散としており、
湖面は緑色で青い透明感は無かった。


相模湖1

わたしが若い頃の相模湖は、若い人たちの人気スポット
であったが、時代は変わって相模湖の観光的存在価値は
低下したのかもしれない。
良いニュースもあった。
”相模湖温泉うるり”はプレジャーフォレスト”
(レジャー施設)の中にあったが、そこは
当日賑わっていた。


プレジャーフォレスト
(写真は朝”うるり”開店時間前の9:30頃だったので、
まだ客はそれほどいなかったが、帰る昼頃には大勢の人で
賑わっていた。)

車で行く人は、目的地の駐車場が気になる。
”うるり”の駐車場は、広く問題なく留められた。
駐車料金は1000円だが、”うるり”利用者は
帰りの支払い時に、駐車レシート(領収書)を
見せれば、1000円を戻してくれる。


駐車場

車を駐車して、”うるり”に向かう。

うるり付近

”うるり”正面外観が見えた。

玄関アプローチ

玄関前にたどり着いた。
中に入って、下駄箱に靴を入れる。


下駄箱

受付で手続きをする。

受付

リストバンドで支払いは後払いになる。
料金は、
     (入浴)   (岩盤浴)
土日祝日:1000円  390円
平日  : 950円  290円

となっている。土曜日だったので、1000円
の支払いとなる。タオルとバスタオルを受け取る。
岩盤浴はパスした。

早速、風呂場に向かう。


湯入口

脱衣場で着替えて、洗い場に行く。
ここの洗い場は全て壁付きで、隣の人へ
湯水がかからないように配慮されている。
カランの放出時間も適切だ。
他店の温泉によっては、放出時間が短く、
直ぐに切れてしまい、しょっちゅう押す
のが煩わしく感じることもある。

内湯の高濃度炭酸泉に入った。
入ってまもなく微小な泡が足に付着
してきた。
これまでの入ってきた高濃度炭酸泉の
中でも、ここは設備が優れているようだ。
湯船は比較的広かったので、それほど
混んでなくて楽に入れた。

ジェットバスに入ったが、腰掛けゾーン
と背中全体をマッサージしてくれる
ゾーンがあった。
両方とも気持ちが良く、満足だった。

次に露天岩風呂に入った。


源泉岩風呂
(HPより)

源泉岩風呂だ。
自然の中の岩風呂に入っている気分で
大変気持ちが良かった。

泉質:ナトリウムー炭酸水素塩・炭酸塩温泉
   (低張性アルカリ性低温泉)
温泉水色相:灰白濁湯
汲み上げ深度:地下4000m
源泉温度:28.7℃
水素イオン濃度:pH9.6
加温・加水・循環式ー消毒

源泉は白っぽい白濁湯だ。加水しているとは
思えないような湯質だ。
消毒している循環式では、よく塩素臭が
あるのだが、ここの温泉は全く感じなかった。
その点、温泉の満足感が得られ、来て
良かったと思う。

露天の炭酸泉(展望風呂)に入ったが、
やはり入ったら、直ぐに微小の泡が足や腕に
付着してきた。
午前中だったので、湯船もそれほど
混んでおらず、自然を眺めながら
ゆっくり楽しむことができた。


露天高濃度炭酸泉
(HPより)

寝ころび湯に入ってみた。
通常、寝ころび湯は床に温泉湯が
流れているのだが、ここのは、
流水量が多く、身体の下半分が浸かって
いる。このためそれほど寒さは感じない。
多少気温が低くても、楽しめそうだ。


寝ころび湯
(HPより)

この日は気温20度で暖かったので
露天に備え付けのサンデッキ(湯涼みデッキ)
で、うたた寝をした。
このような設備は有難い。


湯涼みデッキ
(HPより)

高温サウナに入ったが、タワー式で
TVが備え付けだ。
中は広くゆったり過ごせる。

入浴後、お休み処で仮眠した。


お休み処
(HPより)

マットが柔らかく、気持ちよく休めた。
隣の人が大きなイビキをかいていたので、
場所を変えたが、快適だった。
休み処は2部屋あり、40人分あるようだ。
待つことなく休めるのも満足感を高める。

この相模湖温泉・うるりは総工費9億3400万円
かけて、2013年3月15日にオープンしている。
2年しか経っていない。
そのこともあってか、全体的に清潔感がある。
リピート客が多いのではと思う。わたしも
その一人だ。

ただし、”うるり”はプレジャーフォレストの中に
あるので、レジャーを楽しんだ客が
帰りに温泉うるりにどっと入ってくるようなので、
土日祝祭日は15:00ぐらいまでに
終えると混雑を回避することができそうだ。

相模湖温泉はもう一度行ってみたい気にさせる
温泉だ。


posted by フィロ at 07:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉

2015年03月17日

五木寛之の「青春の門」の感想(六)

伊吹信介は、正覚院住職の方丈から、シベリアにある
甥の山川健也の墓を見てきてほしいと頼まれた。

墓の場所を確かめるため、捕虜収容所で一緒にいた
袖井誠一郎に手紙を送り、返信を受けた。
袖井は奈良斑鳩まで是非来てくれと手紙に書いていた。

信介は、奈良斑鳩に行くことにした。
そして斑鳩の地で意外なことを袖井から聞かされる。

埋葬されたはずの山川は、死んでいないという。
収容所にいた頃、山川は現地ロシア人の娘と
知り合い、結婚した。帰国せずにシベリアで
生活することを決意したのだった。

山川は復員する袖井に自分は死んだことにしてくれ、
と頼む。袖井はこれを引受、埋葬した旨の
手紙を江差の住職へ送ったのだった。

信介は袖井が直接話したいので、奈良の斑鳩まで
来てくれと言ったことの意味が理解できた。

斑鳩に向かう列車のなかの雑誌で、大阪心斎橋の
会場にて牧オリエのラジオ公開録音が行われる
ことを知った信介は、袖井と大阪に向かった。

会場に着いて、入場券は無かったが、その場の
用心棒をしていた(偶然にも)飯塚出身のスタッフ
のこねで、何とか入り込むことができた。

オリエが舞台に出るのを今か今かと待つ。
前座が終わり、司会の紹介でスポットライトを
浴びながら、牧オリエが前奏曲に合わせて
舞台に出てきた。

信介は目を見張る。
オリエは以前のオリエとは全く違うと感じた。
洗練された顔、スカートから出ている白いほっそりと
した足。
信介が知っているオリエは丸顔で足もふっくらした
ものだった。
美しいオリエが目の前の舞台に立っていた。

驚いたのはそれだけではなかった。
歌声も深みのある声で、その歌の世界に
引き込まれてしまうほどの歌声だった。

信介はオリエが今スターになりつつあるこを
実感した。
それは、二人の道が離れていくことを
予感させるものだった。

一緒にいた袖井もその歌の良さに驚く。
大スターになるよ、と信介に話す。
歌が終わった後、オリエに会うため楽屋に
行こうとするが、背後から声が掛かる。

オリエの若い専属マネージャだった。
マネージャは信介とオリエの再会を拒む。

信介はマネージャが若いこともあって、
無性に腹が立ち、殴ってしまう。
それでも土下座して止めようとする。
その訳をマネージャは話す。
オリエは今でも伊吹信介を愛しており、もし会えば、
歌に賭ける決心が揺らいでしまう、と。

信介は、会うことを断念する。
矛盾した気持ちが信介の心の中を襲うが、これで良いと
納得した。

帰りの青函連絡船のなかで、一人の老人と会う。
占い師だった。
信介のことをまれに見る異相の持ち主だと言う。
異相とは、坂本龍馬、北一輝、横山大観などの
歴史に名を残す人物の相のことらしい。

信介はからかわないでくれと、相手にしないが、
占ってもらうと、生い立ちや、これから北方に
出発しようとしていることなどを言い当てる。
危険が多いが結末は分からないという。

信介はデッキに出た。
そこには、公安の安川伍郎がいた。
安川は奈良の袖井にあったことなどを把握して
いた。

信介は安川から以外な事実を知らされる。
袖井が、終戦直後にソビエト極東軍司令官と関東軍
司令官の秘密会議の通訳をしたので、その
会議で交わされた秘密を知っているという。
公安の指定人物になっていることを知る。

函館の西沢の事務所で西沢にこのことを
話すと、西沢とジョンは興味を示した。
立原襟子もそろったところで、西沢は出発を
前にして、ウイスキーで乾杯しようと声をかけた。
みんなはパスポートなしの未知の世界にこれから
向かうときめきを感じた。
とりわけ信介は、これまでの自分から脱皮できる
予感を感じている。

この小説の中に出てくる終戦直後のソビエト軍と
関東軍の秘密会議が実際行われたのであれば、
その内容は非常に気になるところだ。

史実は、ソビエトが対日宣戦布告後、満州瀋陽
に(1945年8月19日)侵攻を開始した。
関東軍と役人は日本の民間人(満蒙開拓民)を
見捨てて、蜘蛛の子を散らすように逃走したとある。

両司令官はどんな密約を交わしたのだろうか。
また、北方領土でも1945年8月ソ連軍が
日ソ中立条約を破棄し、対日戦線布告を行い、
南樺太に侵攻し、9月に北方領土を占領した。

結果として満州や北方の日本人兵士、
民間人は捕虜となり、シベリア捕虜収容所に
送られた。
そして、悲惨な過酷な抑留生活を送ることに
なった。

今年は戦後70年を迎えたが、先の大戦の
悲劇は、国内(原爆、東京大空襲など)、
南方(玉砕)や北方(シベリア抑留)まで
広がっている。

戦争の悲惨さは言うまでもないが、何故か
人類は同じ過ちを繰り返す。
これが歴史だ。

人々は、特に為政者は、歴史を直視する
度量が大切だ。歴史を歪めて正当化など
許されるはずがない。
平和と安全と自由は、人類に課せられた
普遍的なテーマだ。

posted by フィロ at 15:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書

2015年03月14日

天然温泉”極楽湯”多摩センター店の感想

3月13日に「極楽湯多摩センター店」に車で
行って来た。
サンリオピューロランドの隣だった。


通りからの極楽湯入口

駐車場に入る。

駐車場1

駐車場は結構広いようだ。170台収容能力
がある。


駐車場2

でも、ピューロランドなどもあるので、休日は
満車の可能性も高いかもしれない。

車を降りて、入口に向かうが、アプローチがなかなか
感じが良い。


入口アプローチ

靴を下駄箱に入れるが、100円が必要だ。
出す時には戻る。
そして受付に行く。会員になると平日は750円と
安いので、早速会員手続きをした。


受付

クーポンを持っていくと、バスタオルとタオルを
貸出してくれる。タオルは持ち帰りokだ。
入浴料は先払いをする。その他は、リストバンドで
帰りに一括支払いとなる。

ロビーには、野菜などが安く売り出されていた。


野菜売り場
(極楽湯写真集より)

安かったので、大根やキウイなどを買って
帰った。

湯は2階にあるので、階段かエレベータで
上がる。


階段

通路を歩いていくと、奥の行き止まりに
湯の入口が見えた。


湯入口

更衣室で着替えて、早速浴場に入る。
更衣室ロッカーは100円が必要だ。
出す時に戻る。
こちらの温泉の泉質は以下の通りだ。

泉質:ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉
  (低張性・弱アルカリ性・温泉)
   PH 7.9 
適応性:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え性など
湧出量:206 ℓ/分
泉温 :43.4℃
地下1.500mから汲み上げ
温泉の色相:琥珀色

内風呂から入った。


天然温泉内風呂
(HPより)


湯が琥珀色だ。湯温は丁度良い湯加減だ。
4、5分入っていたが、やや塩素臭がする。

次に露天風呂の源泉「岩風呂」に入った。


岩風呂
(HPより)

とても気持ちが良い。

岩に湯垢が付いていた。結構永く使用して
いることが伺えた。
湯の色は当然、琥珀色だ。
次に、「岩風呂あつ湯」に入った。


岩風呂あつ湯
(HPより)

おそるおそる入ったが、全く問題なかった。
泉温は43℃。
あつ湯でない「岩風呂」は41℃だ。
隣の「ひのき風呂」に入った。
泉温はぬるめの38℃だ。


ひのき風呂
(HPより)

この「ひのき風呂」はめずらしく
TV付きだ。
そのためか、若い人たち6〜7人が、ながい間
独占していた。
入るのを諦めてUターンする人もいた。
サウナは温度が高いため、入れ替わりが
多いので、TV付きは問題ないが、通常の
温泉にはTVが付かない方が良いと感じた。
TVを見ているので、長湯になり、他の人が
入れなくなるからだ。
写真には、TVが写っていないが、奥側には
TVが設置されている。

内風呂に向かい、タワーサウナに入る。
サウナはTV付きで広い。ゆったり
入れたので、良かった。


サウナ
(HPより)

(今回は、蒸し風呂には入らなかった。)

水風呂に入ったあと、ジェットバスに入った。


ジェットバス
(HPより)

ジェットバスは座ることができたので、
快適なジェットバスを楽しめた。

設備としては、シェイプアップバスや電気風呂
が設置されているが、今回はパスした。


電気風呂
(HPより)

帰る前に、1階のレストランで食事をした。
メニューがすごい!
今まで利用した温泉スパの中で、メニューの品揃えは
一番かもしれない。
魚料理味のチェックの意味を含めて、縞ホッケを
注文した。
味の結果は、やはりイマイチだった。難しいのかな?

食事の後、少し「お休み処」で横になった。

お休み処
(極楽湯写真集より)

極楽湯は会員になると、通常の温泉スパの中でも
安い。お得感がある。
設備においては、岩盤浴が無い。
岩風呂の岩に付いた湯垢を除けば、清潔感はある。
ただ気になったのは、塩素臭だ。少し強い。
これが、改善されれば人気は更に増えるだろう。


posted by フィロ at 16:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 温泉

2015年03月03日

日帰り温泉 季乃彩 (稲城天然温泉)

稲城天然温泉「季乃彩」に行ってきた。
車で川崎街道から府中街道合流点を右折し、
まもなく「季乃彩」駐車場に到着した。


駐車場入口

道路沿いにあるので比較的分かりやすかった。
駐車場は198台の収容スペースがある。

朝7時から営業しているので、早めに出て、
8時には着いた。
駐車場から出て、入口に向かうが、アプローチ
がとても良い。和風の雰囲気がよく出ている。


門入口アプローチ

門のアプローチを歩いて、

門入口


玄関前に出る。


玄関入口

中へ入り、下駄箱に靴を入れて、フロントに向かう。

受付

受付で岩盤浴も利用すると話せば、浴衣と専用マットを
渡してくれる。
帰りに一括精算するためのリストバンドをもらう。
今回は土曜日に行ったので、料金は少し高めとなった。

入館料 950 円 + 岩盤浴 600 円 = 1,550 円

平日は800円なので、岩盤浴を外せばお得な料金かもしれない。
時間は無制限で設備が整っているからだ。

2階が風呂場なので、ロビーを通り抜けて、
階段を上がる。エレベータも付いていた。
通路を通り奥に湯入口が見えた。


男湯入口

ロッカーは自由なので、空いているロッカーを
選び、早速風呂場に行く。
身体を洗って、まず内風呂源泉主浴に入った。


温泉主浴
(HPより)

湯温が40度ぐらいで最高に気持ちがいい。
湯の色は、写真では透明だが、実際は琥珀色だ。

泉質:ナトリウム炭酸水素塩・塩化物温泉
   (弱アルカリ性低張性温泉)
泉温 41.4 ℃ 、掘削深度 1,700 m 、
湧出量 355 ℓ/分 、PH 8.1

浴用の適応:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩
      疲労回復など
内風呂は「温泉主浴」以外に、「炭酸泉」、「寝湯」
「爽楽の湯」、「冷水風呂」、


炭酸泉・寝湯
(HPより)

炭酸泉は浸かっていると、小さな泡が付着してくる。
寝湯は3人分しかなく、常に誰かが入っていて、
入れなかった。できれば、最低5人分は欲しいところだ。


爽楽の湯・冷水風呂
(HPより)

「ドライサウナ」はタワー(スタジアム)式で広い。
テレビが付いている。


ドライサウナ
(HPより)

「草蒸風呂」は、有るのに、気がつかなかった。
次回は是非入ってみたい。


草蒸風呂
(HPより)

露天風呂の「岩風呂」に入ってみた。
源泉掛け流し湯だ。

温泉の中でもとりわけ”岩風呂”が好きなので、
最高の気分だ。湯は源泉なので、琥珀色だった。


岩風呂
(HPより)

「石釜風呂」に入った。

石釜風呂
(HPより)

一人用なので、入ると湯が溢れ出るので、爽快だ。

「ねころび湯」に入る。


寝転び湯
(HPより)


湯が流れている石の上に横たわるが、この季節なので、
お腹付近は風で少し寒く感じるが、ベッドになっている
石が暖かいので、見ているほど、寒くはない。

次に「檜風呂」に入る。


檜風呂
(HPより)


ほのかな檜の香りがする。
湯は井水だ。

「くつろぎ湯」にも入ってみた。
源泉湯だ。湯の色はもちろん琥珀色で透き通っている。
露天なので、温泉気分満喫だ。


くつろぎ湯
(HPより)

お昼どきになったので、1階のレストランに行く。
メニューの種類が多い。
魚が好きなので、「北海道ホッケ定食」と


ホッケ定食

「馬すじ煮込み」を頼んだ。

馬すじ煮込み


選択が良くなかったのか、料理はイマイチだった。
ちなみに、パートナーが選んだ
「ビーフスープカレー」は、絶品だったようだ。

食後は「岩盤浴」に行った。
2階の通路奥に入口がある。


岩盤浴入口

「夏風楽 溶岩の間」に入った。

溶岩の間

マットを下に敷いて、仰向けに寝たが、
気持ちが確かに良いが、暑い。
汗が吹き出てくる。


溶岩の間
(HPより)

身体を冷やすために、「冬幻楽 涼みの間」に入った。

涼みの間
(HPより)

冷房がよく効いた空間だ。数分間で十分だった。

次は、岩盤浴「秋風楽 麦飯の間」に入った。


麦飯の間
(HPより)

中は和風造りになっており、温度もそれほど
暑くなかった。
寝ていても気持ちが良い。

最後の岩盤浴「春庭楽 黄土の間」に入った。


黄土の間
(HPより)

小さな黄土砂利が敷いてある。この黄土はミネラルを
多く含み、マイナスイオンと遠赤外線により、
新陳代謝を活発にし、デトックス効果と疲労回復に
良いとされている。
黄土の上にマットをしいて寝たが、特に違和感はない。
気持ちよく横たわることができた。

”季乃彩”は、「お休み処」が充実している。

「くつろぎの間」


くつろぎの間

「ねころびの間」

ねころびの間

「展望の間」

展望の間

これらの「お休み処」は広いので、人が多くて
利用ができないということはなさそうだ。
見ていると、ぐっすり眠り込んでいる人が
何人か見受けられた。

「季乃彩」にもマッサージチェア」は多数
置いてあったが、珍しいマッサージベッドが
あった。


ベッド式マッサージ機

この「マッサージベッド」は、フランスベッドが
開発し、デモンストレーションをしていて、
無料でokとのこと。早速やってもらった。
この機械は骨を矯正するように設計されている。
尾てい骨から背骨、首まで、下部に組み込んでいる
ローラが動いていく。
10分ぐらいぐりぐりやられる。
骨が固くなっている高齢者に向いているかも
しれない。
首と肩を揉む工程もあったが、とても気持ちが
良かった。

あっという間に6時間が過ぎてしまった。
「季乃彩」は一日コースで来ても、
楽しめる温泉だった。

これまでの日帰り温泉の評価結果を、独断と偏見で公表
したい。
参考になれば、幸いです。


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旅行が好きで、1年に2〜3回ぐらい旅行(温泉)に出かけています。それ以外の趣味として、読書、映画、音楽、海を見ることなど。
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