価格:626円 |
犬塚惇平の『異世界食堂』。
現代日本の洋食屋に異世界の住人が来て食事をするという話。
この場合の異世界は、多くの人が思い浮かべるような、剣と魔法の世界。
騎士や魔法使い、王族や姫、小人、妖精、魔物、人間以外のものなど。
〇〇なら〇〇を食べる。
〇〇が〇〇を食べたら、こう思う。
というシチュエーションがなかなか秀逸。
出て来るメニューはカレーライスやオムライスなどポピュラーなものが多いのだが、だんだん洋食のレパートリーが尽きて来たのか、3巻で見慣れないものが出た。
ポークチャップ。
知らない。自分だけだろうか。
ネットで見てみたら「ポークソテーの一種」「ポークジンジャーのジンジャーがケチャップになったようなもの」という概要はつかめた。
しかし、ポークジンジャーがそうであるように、人によってとらえ方が多少違うようで、画像を見ると、いささかバリエーションが分かれる。
外食で食べられる店を探したら、それほど多くない。
どうも、ハヤシライスのような、ちょっと昔の洋食という立ち位置のようだ。
池袋だと、たまに日替わりで出す店があったりしたが、定番のランチメニューにある店がなかなか見当たらない。
そんな中、オーウェイにあった。
池袋。キッチン Oh!Way (キッチンオーウェイ)。
東口というか、池袋と大塚の中間ぐらいのところ。
ハンバーグのおいしい良店。
ここなら、たいていのものはおいしく作ってくれるだろうと期待がもてる。
ランチメニューに「ポークチャップ(豚ロースの特製ケチャップソース焼き)」が確かにある。
ハンバーグなら絶対おいしいのだが、今日のところはポークチャップ。
ちなみに食べログでポークチャップの画像は1枚も出ていなかった。
オーウェイでハンバーグ以外のものを注文するというのは、なかなか抵抗がある。自分の中で。
せっかくオーウェイに来ているのにと。
オーウェイはパンかライス、スープかサラダかをそれぞれ選ぶ。
パンとスープにした。
ここのスープはおいしい。
そして、これが、ポークチャップ。1,000円。
付け合わせはハンバーグと同じ。クレソンの下にジャガイモとニンジンとトマト。
豚ロースの特製ケチャップソース焼き。
切ったところ。
しっかりした豚ロース。
さて。食べてみる……うまっ。
一口めでびっくり。
これ、うまい。
こんな豚肉初めて。生まれて初めての味。
オーウェイのポークチャップ、おいしい。
特製ケチャップソースはケチャップというよりデミグラスソースとトマトソースのミックスというか、テリヤキソースにも少し通じていて、まぁ、特製だ。
これ、オーウェイでなかったら名物メニューになるレベル。
ハンバーグだけがオーウェイじゃない。オーウェイのポークチャップ、おいしい。
いや、本当、豚肉の新しい食べ方だ。いや、新しくもないのか。個人的に初めてだっただけで。
オーウェイ、今、食べログで3.58だけど、ポークチャップもそのぐらい。ハンバーグと比べても遜色ない。
そして、これ、ポークチャップという料理がおいしいと言うより、オーウェイがおいしいという事だと思う。
オーウェイでハンバーグ以外のものを食べるのに抵抗のある人も多いと思うが、何度かハンバーグを食べた後にぜひ、ポークチャップも食べてみてほしい。
それと、ポークチャップを外食で食べられる店を探している人には、自信をもって、このオーウェイをおすすめする。
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