池袋。秋田 眞壁屋 Esola池袋店。
西口。Esolaの6階。稲庭うどんの店。
稲庭うどんというのはスーパーで売られているのを見かけた事がある気がするが、あらためて食べた事があったかどうか定かではない。
そう変わったものではなく、普通のうどんの一種のような認識だった。
wikiによると「日本三大うどんの一つ」だそうだ。そう言われると心が動く。
ちなみに「日本三大うどん」は「讃岐うどん」と「稲庭うどん」、もう一つは「水沢うどん(群馬県)」「五島うどん(長崎県)」「氷見うどん(富山県)「きしめん(愛知県)」のどれかだそうだ。
要は決まっていないという事じゃないか。それと「きしめん」は「うどん」ではないと思う。「きしめん」は「きしめん」だろう。「きしめんうどん」とは誰も言わない。
メニューで温かいのではなく冷たい方。真ん中の方の右側の「何とか天ざるうどん」より左側の「稲庭えび天ざるうどん」の方が「えび」の分、よさそうに思える。写真もきれいだし。
よく考えずにそれに決める。
「稲庭えび天ざるうどん」はえび天が2本か3本選べる。3本もいらない。2本にする。
注文を済ませた後、冷静に見直すと、その下に「稲庭天ざるうどん」というのがある。えび以外の天ぷらの盛り合わせ。こっちの方がよかった気がする。さらに「何とか天ざるうどん」と見えたのは「二味稲庭天ざるうどん」だった。天ぷらの盛り合わせとつゆが2種類という事らしい。それがよかった気がする。
でも、まぁ、いいや。一度した注文の訂正は今までの人生でした事がない。それほどの事ではない。
稲庭えび天ざるうどん えび天2本。1,380円に税で1,490円。
稲庭うどん。
つゆ。「レモンはお好みでしぼってください」との事。漬け物は「いぶりがっこ」。
えび天2本。
食べてみる。
稲庭うどんは細い。そうめんに近い。
一口めは普通かなと思ったが、これがけっこうおいしい。
基本的に太いうどんが好きな身としては「太くなければうどんとしてのアイデンティティが成立しないのではないか」と思ったが、そんな事はない。
普段、のどごしとか食感はあまり重要視せず、何より大事なのは味だと思っているが、この稲庭うどんののどごしはいい。
細くて、かつ、ジャストな存在感。細いけど弱くない。しっかりと、ちょうどいい。そして、おいしい。
稲庭うどん、おいしい。
そして、えび天がおいしかった。
これも変わったものではなかったが、かなり正しく上質のえび天。えびもよく、天ぷらとしても上手。
2本あってよかった。
稲庭えび天ざるうどん、おいしかった。
食べログで3.52。おぉ、高いね。確かに、かなり、おいしかった。
うどんも天ぷらも標準より上。
うどんで1,490円は割高とも思うが、質が高い。
日本三大うどんの一つというのに同意する。一度は食べてみるべきと、おすすめする。
価格:2,980円 |
価格:169円 |