池袋。オステリアサンテ。
西口。劇場通りから、かぶとのある道に入り楊3号店の向かい。
場違いな所にあるオステリア。
自分で「裏路地のイタリアン」と名乗っている。
ランチメニューの「ルチア」を注文する。
ルチアは生パスタのセット。日替わり前菜・サラダ・自家製パン・小さなドルチェ・コーヒーor紅茶付き。1,320円。
まずサラダが来る。大きい。そして細麺でマヨネーズのパスタとキッシュが乗っている。
これはサラダというよりワンプレートの料理ではないかと思ったら、前菜も一緒になっているという事か。
ランチメニューの「アンナ」は日替わり前菜・サラダ・自家製パン・小さなドルチェ・コーヒーor紅茶のセットで996円。
つまり「アンナ」は「ルチア」の生パスタ抜きのセット。なるほど。「アンナ」のメインだ。
確かにこれだけで成立していると納得する。
自家製パン。「オリーブオイルにつけてください」と小皿でオリーブオイルがついてくる。
生パスタ。スモークサーモンとほうれん草のクリームソース。
自家製平打ち麺のクリームパスタ。生パスタも自家製。
これがおいしかった。パスタもクリームソースもスモークサーモンも。
量も多い。
実はこのオステリアサンテ、シェフがヨーロッパで5年修行して日本でもかなり有名な人の元で修行したという本格派。
スモークサーモンとほうれん草のクリームソースの生パスタ、本当においしかった。
食後のコーヒーと小さなドルチェ。
これもおいしかった。これだけで単独のおいしさ。おまけのレベルではない。
何かのプリンと言われたが聞き取れなかった。ただのプリンではない。何だったかの味が入れてある。
ムースか何かで昔どこかで食べたような、しかし思い出せないおいしい味。
右側の黒いものはコーヒーゼリー的な味がしたが何というものか名前も正体もわからない。
総じて、とてもおいしかった。
これで1,320円。安過ぎる。
今まで、コストパフォーマンスという言葉の意味を間違えていた気がする。
「ここまで上質のクオリティなのにこの価格は安過ぎる」という意味だ。
「このクオリティでこの価格は安い」というより、もっと程度が普通ではない驚きを表現する言葉だ。
驚いた。
こんなにクオリティが高いとは思わなかった。
食べログで3.34。池袋の他の店とのバランスで言うと3.5というところだと思う。
非常に満足した。
なお、一人でぶらっと行っても開店直後なら普通に入れる。カウンター席もけっこうあり、お一人様にもハードルが低い。
価格と内容のバランスで考えると超優良店。
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