うどん酒場 香川一福 池袋。北口に6月24日にできた。
開店前から店の前を通っていてその開店は知っていて、うんちくもいろいろ見かけた。
2017年版ミシュランガイド東京にてビブグルマンに認定された神田 一福の暖簾分け店が池袋にオープンと。
ただ、しばらく、うどんの気分ではなく後回しになっていた。日曜は休業している事もある。
そのうち行こうと思っていたのだが、カレーうどんもおいしいという話を見かけた。
四谷の北島亭とコラボしたと。
四谷の北島亭というのは行った事がないが心が動く。
香川と銘打っているうどん屋で最初にカレーうどんを食べるのもどうかなと少し考えたが、まぁ、いいかと自分の中でゴーサインが出る。
もう、そのカレーうどんの気分になってしまった。
カレーうどん中と半熟玉子天を注文。
うどんの量は小が200g。中が300g。大が400g。値段は違う。
大食いな方ではないが中にしてみる。
カレーうどん中。750円の税込で810円。
バターとネギが乗っている。
出汁。
最初はそのまま食べて、締めに後から入れてくださいと丁寧な説明がある。お玉を使ってくださいと一緒に提供される。
半熟玉子天。110円の税込で118円。
食べてみる。
カレーは思った以上に粘度が高い。うどんとカレーが一体化していないぐらい純粋な液体より固体に歩み寄ったカレー。
うどんは思った程、固くない。柔らかいというのでもない。
武蔵野うどんが、コシがあるというより固いと言われる理由がぼんやりと少しだけわかった気がする。
固い柔らかいという一辺倒なものではなくて、柔軟な質感。
初めてだったので一口めは少し違和感があったが、これはうまいと思う。
出汁はすぐ入れた。
適度な液体感になる。自分の好きなようにアレンジできるので、これはいい。
半熟玉子天は、思った程、劇的にうまいものではなかった。これはこういうものかなと。ちょっと期待し過ぎた。110円は他のトッピングと比べて手頃とは思う。
けっして大食いな方ではないが300gはすぐに食べてしまった。200gだと全然物足りなかったと思う。
うどんを食べた後のカレーに残りの出汁を全部入れる。これもうまかった。
おいしかった。
ひさしぶりに、まともにうまいものを食べた気になる。とても満足する。
食べログで早々に3.54。うん。同意する。
池袋に、まともにうまい店が一つできた。
