2016年02月19日
池袋 鼎泰豐 ディンタイフォン 池袋店 ずわい蟹入りチャーハン小籠包セット 1,879円
池袋。鼎泰豐。ディンタイフォン。
東武スパイスの13階。
1993年にニューヨークタイムズ紙で「世界の人気レストラン10店」の1つに選ばれた小籠包の名店。
台湾から世界10か国、110店舗に広がっている。
世界の10店。
さすがにすごいな。
店頭にランチメニューが出ている。
ランチメニューは小籠包と麺類やチャーハンとのセット。ランチメニューでなくても注文できるがここで小籠包を食べない手はない。
開店3分前に来たら待っている人は3人だったが、ランチメニューを見ていたら13人になった。今、同じエレベーターに乗ってきた人達だ。
ぼんやりランチメニューを見ている場合じゃなかった。14人めに座る。後ろにもすぐ続く。
正確に開店時間ちょうどに開く。店は広いので待っている人は全員入れる。
お一人様でも大丈夫。お一人様もわりといる。
1,664円の「えび入りチャーハン」とのセットにしようかなと思ったがその隣の1,880円の「ずわい蟹チャーハン」とのセットにする。
ついでだ。
1,880円は安くないと思うが「えび」より「ずわい蟹」に惹かれた。
小籠包の食べ方の説明が書いてある。スープが出るからね。一応知ってますよ。とか思いながら見る。
@まず、お手元のショウガの入った小皿に酢醤油を入れてください。
Aせいろにはしを伸ばし、一つずつ上部をつまみ皮が破れないようにそっと小皿に取ってください。
Bほどよくタレにからめてレンゲにのせ、はしでショウガを少し添え、口元へ運んでください。
Cしなやかな薄皮の舌ざわり、肉餡のうまみをアツアツのうちにお楽しみください。
はい。
「ずわい蟹入りチャーハンと小籠包のセット」。メニューには1,880円と書いてあったが1,740円の税で1,879円になった。スープと漬物がつく。水代わりのジャスミン茶はポットで最初に出る。
ずわい蟹入りチャーハン。
店員さんは「カニチャーハンです」と言って持ってきた。ちょっとありがたみが薄れる。
小籠包。ランチセットには4個つく。+270円で6個にする事も可能。
小籠包はわりと小ぶり。
食べ方の説明に準じるがショウガは省略して、まずは酢醤油と小籠包。
うまい。
元々、小籠包というのがかなりうまい食べ物だが、申し分ない。
少し「熱っ!」というのを警戒したが、そんな事はない。安全温度。
一口で食べると内部のスープがレンゲに残る。なるほど。レンゲで食べるジャストサイズだ。スープもおいしい。
すごく、おいしい。
ずわい蟹入りチャーハン、通称カニチャーハンもおいしい。
ずわい蟹はほぐしてあり固まりではないが、ちゃんと蟹を感じる。
おいしい。
小籠包もずわい蟹入りチャーハンも変わったものではない。
小籠包のメニューにはいろいろな食材を使ったものが並ぶが、ランチセットには基本形がつく。
正統派ですごく、おいしい。
個人的に今まで食べた中華料理の中で一番おいしいんじゃないかな。
レベルが違う。いや、驚く要素はないんだけど、正統派の方向で完成度が一つ上のクラスだ。
本当においしい料理って正統派になるんだな。いや、正しいから正統派なのか。多数派が目指す方向。
小籠包4個はひょいひょい食べてしまった。止まらないってヤツ。
ずわい蟹入りチャーハンもそう。
食べた後に名残惜しいという感覚を初めて覚えた。
帰るのがもったいない。
ジャスミン茶をお代わりで飲む。そう言えば、これもおいしい。
本当においしかった。マジで。
文句のつけようがない。
高い金額を出せばおいしいものを食べられる確率が高くなるがそれのいい例。
金額以上においしかった。
これが1,879円というのはお手頃だと思う。食べた後には。
おいしくて大満足。後、何か、負けたような気分も同時にある。何だろう。世の中には上の世界があるんだなという感じか。
食べログで3.51。何か食べログとかどうでもよくなる。
ここに文句を言うのは何か負け惜しみにしか聞こえない。後は感覚がおかしいとか、ひねくれているとか。
他の店と対等に点をつけるなら4.5はつけないとダメだろうと思う。満点が正解かもしれない。
文句なく、たいへんおいしかったです。完敗の気分。ごちそうさまでした。
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