池袋。線條手打餃子専門店。せんじょうてうちぎょうざせんもんてん。
2丁目。肉のハナマサの隣にある。
しかし貼り紙がいっぱいで中が見えず、ともすればハナマサの一角のようでもあり、ここに独立した店があると認識していない人もいると思う。
今日はたまたま店頭の貼り紙の中から「餃子定食 餃子5個+おかず1品 750円(税別)」と「餃子定食 餃子6個+おかず2品 1,000円(税別)」という情報を見つけ、前者がちょうどいい気がして中に入る。
予備知識はない。
店内。
予想外の構造に驚く。
壁から壁までが1mぐらい。
2人用のテーブルが3個縦に並ぶ。キャパ6人。
店のお母さんに「お酒飲む? 食事? もしかして餃子定食? まだお湯わいてないからちょっと待っていてくださいね」という趣旨の質問と発言をされ「飲みません。はい(食事です)」という趣旨の応答をする。餃子定食ですとは答えていないがお母さんは厨房に入ってしまった。
餃子定食のつもりだったが、おかず1品は自分で選ぶシステムではなかったようだ。内容は何だろう。
お母さんは何か作っている。そう言えば餃子定食は2種類あったはずだ。まぁ、何なら多い方でもいいか。
店内の貼り紙。メニュー。餃子の具。
ものすごく種類が多い。1皿6個650円。
フカヒレ、きのこ、とうもろこし、シラス、へちま、カラスミ……。
雑誌に取材された記事も貼ってある。
本当に専門の店だったようだ。
無添加・手作り・薬膳。台湾のお母さんが作る本場の家庭料理。美と健康は内側から。
情報が多い。
そして、来たのがこれ。
餃子定食。餃子5個+おかず1品。750円の税で810円。希望していたものの到着。
餃子5個。それぞれ種類が違う。
種類が違うのはわかるが、それぞれの食材は不明。味も違うのだが説明が難しい。薬膳っぽい。
いまだかつて食べた事のない餃子。
基本的には良質の焼き餃子で、薬膳っぽさがプラスされているが、色物ではない。おかしな味ではなく、おいしい餃子の個性派。
おかず1品は肉野菜炒め的なものだった。料理名は不明。良質の豚肉が使われていておいしかった。
ご飯にゴマがかかっていて、これもおいしい。
定食としてはすごくいいと思う。
食後にお茶が出て来た。これもオリジナルのブレンド茶。
会計の際にお母さんが説明してくれたが、次の人の料理を作っている最中だったので、話が長引きそうなお母さんをこちらが止めるような形で出て来た。
おいしかったです。ひさしぶりに新鮮な体験。
後で食べログを見たら「池袋 餃子」で3位だった。このランキングは他のところで納得できないが、知名度はあったんですね。
3.09か。個人的にはそんなものじゃないと思うが、1回食べたぐらいでは得点のつけられない店だとも思う。
店のキャパが少なすぎるので行っても入れない可能性もあるというか、あまり人に勧めたくない良店。
なお、何かの本を持って行けば割引になるようだった。ちなみに食べログにもクーポンがあった。
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