マイニング流れ品供養塔 BIOSTAR TB250-BTC+ 中編https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/496/0 前回はこれです。
このシリーズは
マイニング流れ品供養塔 ここからだいたい全部読めます。
Biostarの代理店はアユートってとこのようです。
パーツ関連の国内の代理店で覚えてるのは、マスタードシード(
EPoX とか扱ってたな)やアスク、CFDとかですかね。
EPoXは、私が現在も愛用しているキーボードパワーオン(KBPO)を最初に導入したマザーボードメーカーなんです。
立ち上がってPCケースの電源ボタン押さなくても、キーボードの何かキーを押せばPCの電源が入るというものです。
今はどこのメーカーのマザーボードでも、BIOSから設定できるようになっています。
特許取らなかったのかな・・・
そのせいか、現在は親会社不明、海外拠点はだいたい閉鎖、社員の一部がSUPoXという新会社設立、という感じになっているようです。
https://www.nvidia.com/object/IO_20021125_5913.html 2002年には、nVIDIAとも関わってたEPoXですが、凄い差がつきましたね・・・
VIAのMVP3チップセットとか懐かしいな・・・
MVP3チップセットの前はVP3チップセットだったような。
話は戻りますが、アユートって知らないなと思ってたら、ASUSの代理店もやってるようで。
時代が変わったんだなという感じです。
前回は、BIOSアップデート後にPCI-Ex16スロットにビデオカードを刺し、マイニングモードOFF、InternalGraphicsはEnabled、優先映像出力をPEG、で映像出ない、マイニングモードOFF、InternalGraphicsはEnabled、優先映像出力をPCIでもダメ、マイニングモードOFF、InternalGraphicsはEnabled、優先映像出力をSGでもやっぱりダメ、という感じでした。
InternalGraphicsが生きてるとPCI-Eのビデオカードからは映像出ないのかな?と思い、InternalGraphicsをAUTO、優先映像出力をPCIにしてみてもやはり映像は出ず・・・
InternalGraphicsをAUTO、優先映像出力をPEGにしてみてもやはり映像は出ず・・・
ブレてますがInternalGraphicsをAUTO、優先映像出力をSGにしてみてもやはり映像は出ず・・・
AUTO、AUTOという非常に雑な設定でもダメです。
ついにはInternalGraphicsをDisableにするという荒技に出てみましたが・・・
ビデオカードからは映像は出ず、CPU内蔵グラフィックスは先ほど不使用にしてしまったので、画面が出なければBIOSの再設定もできないということで、BIOSのCMOSをクリアし、さっきの設定をなかったことにしないといけなくなりました。
CMOSクリア用のジャンパーは、TB250-BTC+には付属していないので・・・
マイニング流れ品供養塔 パソコン工房で特価で売ってるマイニング流れ品のマザーボード、Asrock H110 Pro BTC+がけっこうイイ件について 前編https://fanblogs.jp/hotrodhigh/archive/491/0 このへんで書いた、Asrock H110 Pro BTC+から持ってきます。
電源を切ったTB250-BTC+の、JCMOS1のとこの2本のピンにジャンパをかぶせるだけです。5分くらいこのまま待ちます。
んでジャンパを抜き、電源を入れますと・・・
ブレまくりでよくわからない画像ですが、時計が0時00分になってることで、工場出荷時の設定に戻っていることがわかります。
まあオンボードのDVI-Dから映像が出てる時点でわかりそうなものではあります。
ですが、未だにPCI-Ex16スロットに刺したビデオカードからは映像が出ておらず・・・
7600GSーDV256Xが古すぎるというのもあり、他のビデオカードでも試してみることにしました。
7600GSーDV256XがPCI-Express1.0世代だったので最近のPCI-Express3.0世代のものを出してみました。
十分これも古いけど・・・HIS 7750 iCooler 1GB GDDR5 PCI-E DP/DVI/HDMI です。
HISって、
これに付いてたクーラーが冷えそうに見える(実際はどうなのかよくわかりませんでしたが)というのでバカ売れしたらしいですが、最近どうなのかな。
iTURBOの文字がかなり意味不明ですが、これは壊れてた可能性がある事を思い出したので除外かな・・・BIOSの設定いろいろやっても映像は出ませんでした。
第二弾は・・・
7,8年前のハイエンド?の玄人志向HD5850です。
これは確実に動作品だったのを覚えていたので期待しましたが・・・
画面出る出ない以前に巨大すぎて・・・
マザーボードのチップセットのヒートシンクに接触しそうな勢いで、かつ右側にはみ出ます。
旬を過ぎたハイエンドのビデオカードって、邪魔だわ電気食うわで最低な一品に変貌するというのがよくわかりました。
そしてこんなデカいのを出してきたにもかかわらず、BIOSの設定いろいろやっても映像は出ませんでした。
というわけで・・・
InternalGraphicsをEnable、優先映像出力をIGFX(たぶんInternalGraphics)にして、CPUのおまけ機能の内蔵グラフイックスからのみ映像を出す設定にし、それで使っていくことにしました。
結果的には、Asrock H110 Pro BTC+よりよっぽどBIOSTAR TB250-BTC+のほうがVGA増設不可、ということになりました。
BIOSのどこかの設定を忘れてる可能性はあります。
今回は敗北しました・・・
BIOSTAR TB250-BTC+はBIOSアップデートすると、電源のスイッチを〇からーにするだけで電源オンになるようになったりと、よりマイニング向けになる感じがありました。
チップセットがB250になり、Asrock H110 Pro BTC+のH110チップセットよりはPCI-Eレーンが6から12に増えたとはいえ、ビデオカードの16レーンをフルに使うことはできず(ビデオカードがPCI-Ex16のものであっても、16レーン全部使ってるとは限らないようですが)、NVMeのSSDを2枚刺しで使うくらいしか違いの出る使い道がなさそうで、B250チップセットであるアドバンテージはそれほどないような気がします。
B250チップセットはUSB3.0ポートが6まで、H110チップセットはUSB3.0ポートが4までという制限があり、USBデバイスをサブ機にもいっぱいつなぐ人には違いが出るかもしれません。
【Kaby Lake】Z270, H270, B250チップセットの違いについてhttps://pssection9.com/archives/intel-kabylake-support-chipset.html 【Intel Skylake】Z170, H170, B150, H110チップセットの違いについてhttps://pssection9.com/archives/z170-h170-b150-h110-chipset.html このへんが表になっててわかりやすいかも。
個人的には、普通に、SATAでSSDつないで、HDD1台つないで、しょぼめのビデオカードつけて、サブ機とか事務用にするなら、チップセットのグレード差があるとしても、Asrock H110 Pro BTC+のほうを使うかな。
とっつきやすさと、電源のフェーズ数が多いのと、オンボードLANが無駄にIntelなのがいいです。オンボードって物理層しかないんでしたっけ?
まあBIOSTAR TB250-BTC+も、オンボードグラフィックでいいなら、普通に使えるわけですし、サブ機ならこれでもいいのでは。
ビデオカードも、私が見落としただけで、使えるようになるBIOS設定があるかもしれません。
パソコン工房とかで特価で売ってないのも痛いな・・・
そのうちもう一段投げ売りが激しくなったらまた会おう、という感じです。
マイニング流れ品供養塔 BIOSTAR TB250-BTC 前編 に続きます。
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