アフィリエイト広告を利用しています
検索
タグクラウド
最新記事
おすすめ記事ランキング【子ども】
  1. 1. 知能指数IQを高くする子育て法
  2. 2. 昔は正解とされていたのに、今ではやっちゃいけない育児集
  3. 3. 新生児から1歳6か月までの1日の過ごし方
  4. 4. 予防接種スケジュールの立て方、8つのPoint
  5. 5. 子どもを褒める事の大切さ
カテゴリーアーカイブ
<< 2019年02月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
写真ギャラリー

広告

posted by fanblog

2018年02月15日

子どもの言葉の発達について 〜0歳から6歳頃まで〜

皆さんこんにちは。
言語聴覚士として日々働いている桃の助です
言語聴覚士についての説明はこちらから

生まれてから子どもは少しずつ身体的にも言語的にも成長していきますね。
昨日まで寝返り出来なかったのに、今日は寝返りが出来るようになっていて驚く事もあると思います
かと思えば3、4歳になると言葉もだいぶ覚え、時には生意気な事を言って喧嘩することもあるかもしれません
でも、こどもって可愛いですよね

ちょっと話が脱線しそうになりましたが、
今回は「0歳〜6歳頃までの子どもの言葉の獲得・発達」についてお話したいと思います。





子どもの言葉の獲得・発達


※注意※今から発達段階について書きますが、子どもの成長速度は個人差があります。一般的な内容を書いていますので、ここに当てはまっていないからといって遅れがあるという訳ではありません。

誕生〜生後10か月頃

(誕生)産声・叫喚音
・それまで母親の胎内で守られていた赤ちゃんが、産道を通って外界に出てきたとき、はじめて自力で肺呼吸を始めます。この時に初めて発する声が産声(うぶごえ)です。
・呼吸のリズムに合わせて泣き声(叫喚音)を発する程度です。この声は抑揚や音の高さの変化はありません。


(生後2〜3か月頃)プレジャーサイン
・変化を持たせた泣き方が始まります。
・空腹やおむつが濡れた不快な状況で泣き声をあげます。
・この頃になると、お母さん方は泣き声や泣く時間で何を求めているのか少しずつ分かりだすと思います。この頃の赤ちゃんの泣き声に専門的な観点から研究をしても、特に変化はないそうです。(母親ってすごいですね
・不快な状況でないのにそれまでの鳴き声(叫喚音)とは違う声を出します。これをプレジャーサイン(非叫喚音)といいます。母親が赤ちゃんの目を見て優しく話しかけると、赤ちゃんもそれに応じるかのようにプレジャーサインを出すようになります。


(生後3〜5か月頃)喃語
・プレジャーサインが著明になって、やがて「マママ…」「ブブブ…」といった発声をするようになります。この発声を喃語(なんご)といいます。
・この喃語が反復されて反復喃語が出現し始めます。
・どこの国の言語でも同じような発声がみられます。この時期に子どもは発話の準備をしているんでしょうね。


(生後10か月頃〜)初語
・話し言葉の機能をかなり理解しており、名前を呼ばれるとそちらを向いたり、手を挙げて応答するようになります。
・「めっ!」と言われると、叱られたと理解して泣き出すこともあります。
・言葉の理解とともに、周りの大人の真似をする場面もみられるようになります。
・食べ物を見て「マンマ」、車を見て「ブッブー」という言葉が次第に出てき始めます。これが初語です。

この頃にお勧めの本↓

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3冊化粧ケース入り) [ かがくいひろし ]

価格:2,754円
(2018/2/15 15:51時点)
感想(684件)





生後10か月〜1歳6か月頃

単語期・一語文
・初語が出現してから、しばらくの間は言葉が急激に増えるわけではありません。
・たった一つの言葉をあらゆる状況下で使用します。
・母親がそばに来てほしい時に「マンマ」、ご飯を食べたいときにも「マンマ」、おやつを食べたい時にも「マンマ」といった具合に、全てを「マンマ」という一言でやってのけてしまいます。
・文法上1語で文とは言えませんが、その1語には文章のような意味が含まれていると考え、一語文と呼ぶ事があります。または単語期と言われます。

この頃にお勧めの本↓

おつきさまこんばんは (福音館あかちゃんの絵本) [ 林明子 ]

価格:864円
(2018/2/15 15:55時点)
感想(712件)





1歳半〜2歳頃

二語文
・この頃になると飛躍的に言葉の獲得が進みます。
・名詞が一番早く獲得され、次いで感動詞が出現し、形容詞、動詞、助詞が続きます。
・感動詞は他の語彙が増えるに従って、表出する機会が減っていきます。
・10〜15語の語彙を獲得すると2つの語を使った2語文「パパ キタ」、「ワタシ ノ」などを使用するようになります。
・2語文を使用し始めると、「コレ ナニ?」という質問が2歳近くで出現します。実際に質問する時に使用する場合もありますが、自分が知っている物を尋ねてやりとりを楽しむ事もあります。
・かんしゃく型の抵抗(泣きわめく、座り込んで暴れる)などがみられます。

この頃にお勧めの本↓

ノンタンおしっこしーしー (赤ちゃん版ノンタン) [ キヨノサチコ ]

価格:648円
(2018/2/15 15:58時点)
感想(450件)



この頃はトイレの習慣化が難しいので、絵本で意識付けできれば効果的ですね

2歳〜3歳

多語文
・語彙数が増加して語が連結して出現することが多くなります。
・2語文から3語文、4語文といった多語文が話されるようになります。
・2歳半ばになると「そして」「だから」「それで」といった接続詞を使って、文と文を繋ぐことができるようになります。
・「どうして?」「なんで?」といった質問を頻繁にするようになります。(「なんで?」という質問にこちらが答えたら、さらに「なんで?」と質問される事も多いですよね
・3歳代になると語彙数は約800〜1,000語へ増えます。
・4歳代になると語彙数は約1,500〜2,000語へ増え、日常生活には困らない程度となります。
・パーソナリティの形成過程として自立心・自己意識の形成が芽生えます。強情なほどに強い自己主張をするため、親にすれば反抗現象に映ります。
・自分の事を「おれ」「ぼく」「わたし」と呼べるようになります。
・それまで抵抗方法はかんしゃく型の抵抗でしたが、言語型(からかう、口ごたえ)へうつります。

この頃にお勧めの本↓

だいすきぎゅっぎゅっ/フィリス・ゲイシャイトー/ミム・グリーン/デイヴィッド・ウォーカー【1000円以上送料無料】

価格:1,188円
(2018/2/15 16:02時点)
感想(6件)





4歳〜6歳

・4歳頃になると、日常生活では困らない程度の語彙数を獲得し、会話のルールも理解します。
・まれに、これまで流暢に話していたのに、「あのね…」「えーっと」などを話の途中で何度も使ったり、言葉がつっかえたりする吃音(きつおん)の症状を呈する事もあります。これはその子の中で内言が誕生しているためではないかと考えられています。
・就学してからの言葉は、学校生活という組織化された中で生活するため、それまでの言葉とは違った組織の中で求められる言葉使いになっていきます。

この頃にお勧めの本↓

シーモアのともだち ちょっとやさしいチャレンジミッケ! おとなもこどももいっしょにあそべるかくれんぼ絵本/ウォルター・ウィック/糸井重里【1000円以上送料無料】

価格:1,404円
(2018/2/15 16:05時点)
感想(0件)





今日は、子どもの言葉の獲得・発達についてお話させて頂きました。
言葉の障害などについてはまた別ページでお話をさせて頂こうと思います。
何かご質問などあればコメント欄にご記入ください。

それではまた、桃の助でした




ブログランキング参加中です。もしよければクリックしてください。活動の励みになります
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7320063
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
プロフィール
桃の助さんの画像
桃の助
皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
プロフィール
ファン
最新コメント
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。