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2018年06月20日

赤ちゃんが転倒・出血した時の対処法

皆さんこんにちは。
当ブログを運営している桃の助です

このページでは、赤ちゃんがバランスを崩して転んだ場合や、切って血が出た場合の対処や受診の目安などをまとめます。


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赤ちゃんはバランスを崩しやすい

赤ちゃんは視野が狭く、体に比べて、頭が大きいのでバランスを崩して転倒しやすいものです。
転倒した時には頭を打つことも多いので、もしもの時は体を揺らさないようにしましょう。

あわてずにとっさのケア

出血があれば止血する

清潔なガーゼやタオルで傷口を5分以上強く押して止血をしましょう。
傷口は心臓よりも高い位置に上げるようにします。

傷口を流水で洗い流す

傷口が汚れている場合は、水道水をかけて洗い流します。
洗ったら、清潔なタオルで水けをふき、傷や出血の程度を確認しましょう。

打った部位が腫れたら冷やす

患部が赤くなっていたら、冷やすと和らぎます。
水でしぼったタオルなどで冷やしてあげましょう。

これはやっちゃだめ!NGケア

ぼーっとしているので、抱く、揺さぶる

頭を打って、ぼーっとしているとき頭部を揺さぶると、症状を悪化させることがあります。
静かに寝かせて、意識がはっきりしない時は、揺さぶらずに安静にさせ、すぐに救急車を呼びましょう。

ぐったりしたので、抱っこして病院へ

ぐったりしている時に、むやみに動かすのはNGです。
静かに寝かせて、意識と呼吸を確認して、救急車を呼びましょう。
呼吸が無い時は人工呼吸をします。

傷口に消毒液をつける

消毒液は、傷の治りを遅くする可能性があるので使わないようにしましょう。

事故防止のポイント

ねんねの頃

・目を離すときはソファに寝かせない。
・ベビーベッドの柵は必ず上げておく。

ハイハイの頃〜

・階段などの段差にはゲートをつける。

つかまり立ちの頃〜

・ベビーベッドの柵につかまり立ちをさせない。
・ベランダや窓際の向こう側に落ちないよう、そばに台になるものを置かない。
・ベビーカーやハイチェアに座らせる時は、必ずベルトを着用させる。



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受診の目安

すぐに、救急車で受診

@ぼーっとしている
A声をかけても反応がない
Bけいれんを起こした
C繰り返し、嘔吐する
D触ると痛がる部位がある
E骨折か脱臼の可能性がある
F出血が多く、止まらない
G顔色が青白い
など

診療時間外でも受診

@頭にブヨブヨの腫れものができた
A傷口が大きい、深い
B傷口の異物が取れない
C転倒してから数日後、嘔吐した、元気がなくなった
Dお腹や胸を打った数日後、便が黒い、血尿が出る
など

診療時間内に受診

@大泣きした後、ケロッとしている
Aこぶはできているが、嘔吐はなく、機嫌がいい
など

おわりに

赤ちゃんは言葉が未熟で泣くことでしか痛みを訴える事ができません。
そんな時にはパパママが注意深く観察して、どういった症状が予想されるのか、すぐに対応しなくてはいけない状態なのか判断する必要があります。
このページを読んで、適切な対応が出来るといいですね。
その前に、転倒防止も忘れずに。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
この他にも色々な記事を書いているので、読んで頂けると嬉しいです!
それではまた。

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posted by 桃の助 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 対応
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皆さんはじめまして! 日々、病院で言語聴覚士として勤務している桃の助といいます。 言語聴覚士として実際場面にいることで知り得る情報を皆さんに発信していきたいと思います。 子どもの発達や障害、大人の障害はもちろんですが、健康や予防方法についてもお話ししたいと思います。 何か気になることなどあればコメントを宜しくお願いします。
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