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2015年12月01日

読書感想文『生きる力』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_1477.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、植島啓司様の「生きるチカラ」です

植島啓司様。1947年生まれ。宗教人類学者。東京大学卒業。東京大学大学院人文化研究科博士課程修了。関西大学教授、NYのニュースクールフォーソーシャルリサーチ客員教授、人間総合科学大学教授を歴任

気になる文章
●死に方がわからなければ生き方もわからない。そして、生き方がわからなければ死に方もわからない
○小谷中広之の感情・・・自分がどのように最後を迎えたいのか、そしてそのためには今どのように生きていけばいいのか
自分の「生き」と「死」についてもっと深く考える時間をもつことは決して時間の消費や浪費にはならずむしろ投資になるので会はないだろうか

●自分に降りかかるすべてを面白がれるかどうかが、旅を楽しめるかどうかの分岐点なのだ
旅では自分の身に起こることは全ていいことだと思ったらいいのである

○小谷中広之の感情・・・時間通りに動かい交通機関や、注文した料理と別のモノが出てくる、タクシーがつかまらずに歩いて移動する、宿が見つからず野宿する、などすべての予定にないことが起きたとしてもそれを全て楽しめるような旅の達人になろう

●仕事の合間にちょっと遊ぶというのでは面白くない。それこそ命がけで遊ぶことが肝心なのだ
ちょっとした小遣い銭を欲しがったり、まんまと女をだまして体を奪ったり、わずかな酒で酔いつぶれたりするのでは、まったく遊ぶ意味がない。それならば、まだまともに生きた方がましだ。自分の命をすり減らすような「賭け」をしてこそ、他の凡庸(ボンヨウ)な人間たちには味わえない境地をさまよえるのだ

○小谷中広之の感情・・・明日の生活費すらなくなってしまうような遊びをしてみよう
遊ぶならとことん遊んでみよう。それこそ0時〜23時59分59秒59まで

●いったん背負い込んだトラブルも、二度目となるとたいしたことに思えなくなる
○小谷中広之の感情・・・対処の仕方を学ぶのか、トラブルに対する姿勢を学ぶのか、どちらにせよ二度あってもよいトラブルであってほしい。同じような自分のミスで起こしてしまうトラブルは起こしてはならない

●自分自身を正体不明にしておくこと、何が起こってもそれを吸収できるような柔軟な立ち位置を確保すること、どこを攻められてもダメな部分を切り捨てて、常に同じ好ましい状態でいられるようにしておくこと、出来る限り失ってはならないものを持たないこと、そうした生き方をしていれば、どんなトラブルでも効果的に処理できるということになる
○小谷中広之の感情・・・努力をしてきて得たものでダメになった(無駄な努力、高価な商品、人間関係など)と自分で気づいていてもすぐには手放せなくなってしまう
しかし、それをすんなり手放すことができるようになろう。もし迷うのであれば元々それを手に入れる資格は自分にはなかったのだと思い素直にあきらめよう、そしてすぐに次の行動を起こそう

●どんな選択にせよ、あらゆる選択には誤りが含まれており、成功か失敗かはそう簡単には判断がつかない。その時には成功に見えても後に大きなトラブルを抱え込むようになったり、失敗に見えて大きな成功と結びつく事だってある。それはあなたが生きている内だけのことではない。あなたの判断が正しかったかどうかは子供や周囲の人々のその後の生き方にも影響を与え、どこまでもゐ因果の結びつきは果てしなく続くことになるのである
○小谷中広之の感情・・・今日の失敗が明日の成功を生むのかもしれない

●幸運を独り占めするようなことはやめた方がいい。誰かを蹴落としたり傷つけたりすることも避けるべきであろう。幸運自分の最も弱いところに不運となって戻ってくる
○小谷中広之の感情・・・思わぬ幸運が舞い込んできたときや、ブレイクスルーが起きたとき、仕事が上り調子になった時など「良いときに悪くなった時のことを考え行動しよう」

●降りかかった災難こそ人生のきっかけなのだ。自分が下した決断は正しいと思うべきだし、それを支持する自分も決して間違ってはいない。何かこれまでにない悪いことが起こったとしたら、それはあなたにとって好ましい変化の前触れであることを深く意識する必要があるだろう
○小谷中広之の感情・・・自分にとって不利なこと、悪いことが起きたら、感情にまかせて行動するのではなく、変化の前触れと判断し慎重に行動しよう

●最初にネパール入りしたときにちょっとしたはずみで物乞いの一人にたばこをあげたところ、他の連中に囲まれて閉口した苦い経験がある。一人に挙げるならば全員にあげなければトラブルのもとになる。全員にあげられないならば、誰にもあげるべきではないとその時しみじみ悟ったのだった。人に好意を示すことは簡単だけれど、それが裏目に出ることもある。そういう意味では、好意を示すというのも実はそう簡単なことではない
ところが、ジュディの場合は違っていた。スワヤンブナーで出会った彼女は片手に持ちきれないほどの1ルピー、2ルピーと言った就学のお札を握りしめていて、寄ってくる連中全てにそれを与えるのである。そうしたお札の多くはものすごく汚くなっていて、ほとんどボロボロになっているのもあるけれそ、彼女はひるむことなくすべての物乞いにそれを与えていくのだった。我々の貨幣価値におきかえると5円とか10円にあたる金額で、それだと全員に分け与えても1000円にもならないのだった。どうしてこんな簡単なことを思いつかなかったのだろう。すべての人に与えられないとしたら与えない方がましと考えると、どうしてもかすかに後ろめたさが残ることになる。しかし、彼女のやり方ならばみんなハッピーになれるのではないか
ジュディの行為は、金持ちが貧乏に分け与えるというのとはちょっと違っていて、強い意志の裏付けが感じられる。何もしなければ何も起こらない。やはりここで重要なのは、運をグルグル回すというところにあるのではないか。バタフライ効果ではないけれど、とにかくちょっとした動きでも、それがあることによって運がいくらかでも動くことになり、それが重なっていくと、それがいつしか大きな動きになる可能性も出てくる

○小谷中広之の感情・・・寄付のやり方もしっかりと考えなければドブに捨てるような寄付のやり方になってしまう
寄付のやり方だけでなく、寄付に対する心がまえみたいなものもしっかりと考え自分の責任でおこなおう
物乞いの人たちに与えるのか与えないのかの二つの考え方ではなく、どうすれば皆に平等に分け与えられるのかをこの文章によって考えさせられ、一つの答えをもらったような気がする

●大体一つの出来事が幸せかどうかはその時には判断がつかないものである。つまり言い換えると、幸不幸というのは後からやってくるのである。ある時の喜びが後で大きな災いのもとになったり、とんでもない不幸だと思っていたことが後になって見るとすべてがうまくいくきっかけとなっていたりする。その時にはわからない事が人生を決めることになる。たとえ財布を無くして、その中に入っていた大金のみならず、カードや免許証、身分証明書などすべてを無くしてしまっても、それだけでは決して不幸とばかりは言えないのである。もちろん好ましくない出来事であり、ちょっと落ち込んだり煩わしい思いをさせられたりするけれど、適切に処理さえすればそんなにたいしたことではないように思えてくる
○小谷中広之の感情・・・人間万事塞翁が馬の気持ちで生きよう

●常に自分を負けた側の立場に置いて考えることが大切だということである。運をグルグル回すといっても、わざと負けるというのではない。急がば回れだ
○小谷中広之の感情・・・負けるが勝ちという言葉があるじゃないか
負けることで見えてくる世界があることを知ろう

●良いことも悪いことも一緒に楽しめるような大きな度量が必要となる。勝って喜び、負けて悲しむのは、人間の性ではあるが、それを乗り越えていくところに生きる意味が見つかるのではないか。そして、それこそ、誰もが持ちうるもっとも誇るべき人間的な特質の一つなのだ
○小谷中広之の感情・・・ピンチはチャンスではなく、ピンチもチャンスもチャンスと捉える
負けの美学を学ぼう

●「井の中の蛙、大海を知らず」ということわざがある。自分の狭い世界だけに閉じこもっている人をさしてつかわれることが多いのだが、一説では、これには「天の深さを知る」という続きがあるとのこと。狭い井戸の中でジャンプしたり遊んだりしているうちに、誰も気が付かなかったことが見つかるかもしれない
○小谷中広之の感情・・・一つのことに没頭するのならトコトン没頭してみよう



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

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2015年11月30日

読書感想文『30日で脳を変える』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_1426.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
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今回のご紹介する本は、石浦章一様の「30日で夢を叶える脳」です

石浦章一様。1950年石川県生まれ。東京大学教養学部基礎化学科卒業、東京大学理学系大学院修了。理学博士。東京大学大学院総合文化研究科教授、専門は分子認知科学

気になる文章
●脳のつくりそのモノが30日で物理的に変わってしまう
30日でいいから続けていけば脳は変わります。我々の脳は、それだけ柔軟にできているし、それだけ進化、再編成する可能性を秘めているのです

○小谷中広之の感情・・・30日程度で達成、叶えられる目標や夢をつくり、毎回達成しまくり、一つが達成できたら次、次、次とコンスタントに30日夢を叶えていけば脳が夢を叶える脳に変化する
年間400冊の本を読みたいことが目標です。つまり毎月34冊前後を読んでいれば制覇できる

●情報はインプットするだけではなく、アウトプットしてこそ自分のものになるのだ
○小谷中広之の感情・・・良質なアウトプットを意識しておこなおう
また、相手が聞いてきたらその時自分が持っているすべての知識を提供しよう(相手にとって本当に良いと思うものを)

●ケンペルマン博士らのグループは、標準的な飼育ケースを2つ用意して、一方のケースには遊具の「回し車」を入れ、もう一方のケースには何もいれず、それぞれマウスを飼育しました
すると、日ごろから回し車で遊んでいたマウスは、何もしなかったマウスに比べて、およそ2倍もの新しい神経細胞が生まれていることが分かったのです
マウスが新しい遊具で遊ぶように、好奇心や目標をもって新しいことに取り組むと、脳の神経細胞が増えていく
高度な運動をすることによっても、脳の神経細胞は増える

○小谷中広之の感情・・・家でくつろぎながらの読書もいいけれど、散歩しながらの読書はとてもはかどるような気がする
そして、日々何らかの新しいことにチャレンジして生きよう。その日の小さな新しいチャレンジだと「歯磨きを利き手ではない方で磨いてみる、いつもより早くに起きてみる、いつもの電車を各駅停車に変えてみるなど」

●頭を叩くとそのショックで脳の神経細胞が死んでしまう。叩かれた衝撃によって、物理的に死んでしまうのです
顔や頭を殴りあうボクシング選手の多くは認知症になりやすいといわれ、その次がヘディングの多いサッカー選手だといわれています
転倒や交通事故などによって頭に衝撃を受けることでも、神経細胞は激減してしまいます

○小谷中広之の感情・・・子供を叱るときに、頭を小突いたりするのはやめよう

●血液型の違いは何かというと、赤血球の違いです
どうして違う血液型が存在しているのか
これは何らかの防御機能、つまり免疫効果ではないかと考えられています
あるA型ならA型に反応する感染症が発生した場合、人類すべてがA型だったら大変なことになってしまうでしょう。そのため違う血液型をいくつも用意して、種の存続を図っているのではないかという考え方です
「Aが絶滅してもBやCが生き残る」という保険をかけられることになります。血液型はそうした種としての保険の一貫なのでしょう

○小谷中広之の感情・・・ちなみに私はA型です。A型の人間のみ感染してしまう致死率100%の感染症が発生して絶滅してしまっても、B型やO型やAB型が残っている。しかしA型のみの感染症はAB型には感染するのだろうか。もしAB型の人間にも感染してしまったら、AB型の人間の体の中に入り込んだウィルスは変形し、AB型の人間にのみ感染するウィルスに変化してしまうのではないだろうか。そしてさらに進み、AB型のウィルスは遂にはB型にも感染してしまうウィルスになりB型の人間に感染してしまうのではないだろうか、しかし最終的にはO型が残っている、特に両親共にO型のO型人間が残っていくのだろうか


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2015年11月29日

読書感想文『自分で考える』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_1473.JPGこんにちわ小谷中広之です
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今回のご紹介する本は、外山滋比古様の「自分の頭で考える」です

外山滋比古様。1923年愛知県生まれ。東京文理科大学英文科卒業。同大学特別研究生終了。文学博士。お茶の水女子大学名誉教授

気になる文章
●まるで意味のないようなパーティーを開きます
当日は、みんな「ごちそうになりました。ありがとうございました」と言って帰ります。それで御礼は済んだと思うのでしょう。うちへ帰ってからハガキ一枚でも書こうとするのが10人に2,3人

○小谷中広之の感情・・・後日のお礼の電話やメールも大切だが、後日お礼の手書きのハガキを送ろう
感謝の気持ちが伝わりやすいだろう

●人間をつくり、文化を拓くスポーツは、今のところ散歩しかないように思われます。これなら、誰でも、いつでもできます。ソウルヴィツールアンビュラン(solvitur ambulando 困難は歩くことで解決する)
○小谷中広之の感情・・・困難な壁にあたったら、外を散歩してみよう

●陶芸家河井寛次郎の名言
「道を歩かない人、歩いた後が道になる人」

○小谷中広之の感情・・・自分の歩いた後が道になるような生き方を心掛けよう

●EHカーの「歴史とは何か」を読んだことでした。それまでは、日置氏は絶対で、正しい歴史は一つしかないようにぼんやり思っていたのですが、歴史は歴史家によってつくられるもの、歴史家の数だけの歴史がある、というカーの考え方は大変新鮮でした
歴史的事実は人類とともに古いのですが、歴史は言葉で記録されるまで存在しなかった

○小谷中広之の感情・・・やはり、歴史は塗り替えられる
今までの世間の常識や、医療、仕事も全て100%の真実などありえないのかもしれない
常に進化している限り、昨日までの常識が今日の常識となることはほとんどない
一人一人の人間の体すら昨日と全く同じ(すべての細胞など)ではないように


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2015年11月28日

読書感想文『地球の謎』  おすすめの文章と自分なりの感情

こんにちわ小谷中広之です
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今回のご紹介する本は、小森長生様の「地球のなぞをさぐる」です

小森長生様。1935年神奈川県生まれ。東京教育大学理学部地質学鉱物学科卒業。高校で教える傍ら、地球や宇宙に関する研究と復旧活動を続けている

気になる文章
●「地球はまるで宇宙に浮かぶ緑のオアシスだ」
これは、1969年7月、人類として初めて月におりたったアメリカの宇宙飛行士が、真っ暗な空にひときわ明るく輝く、丸い地球を見ていった言葉

○小谷中広之の感情・・・この言葉は用意してきたものなのか、それともとっさに出た言葉なのだろうか
もし自分が用意していく言葉をあげるとしたら「‥」何も思い浮かばないだろう
やはり、月におり立った宇宙飛行士も用意してはいなかっただろう

●1976年の秋、アメリカのバイキング宇宙船が火星への着陸に成功
ソ連のベネラ宇宙船が金星に着陸

○小谷中広之の感情・・・金星に着陸したベネラ宇宙船、あの灼熱の金星の気温に耐えられる宇宙船、すごすぎる
硫酸の雨が降り注ぎ、地表にたどり着く前に金星の気温で蒸発してしまうほどの金星

●地球が丸いことを唱えた科学者、最初の人は、今から2200年ほど昔のギリシアの大科学者アリストレス
海岸に立って、沖合を行く船を見ているうちに、面白い事に気が付きました。沖に遠のいていく船は、水平線のところまで行くと、下のほうからだんだんかくれてみえなくなり、しだいに帆柱だけになり、最後にはそれさえも見えなくなってしまうのです。船が近づいてくるときは反対に、帆柱からだんだん見え始め、やがて船全体が見えるようになります
海の水面が、もしまっ平らだったらこんなことはありません。遠ざかる船は、千里眼のような眼さえ持っていれば、どこまでも見えるはずです
アリストテレスは、このようなことから、海の表面はまっ平らではなく、丸く反り返っていて、遠くへ行くほど私たちのいる場所から下へ下がっているに違いないと考えた

○小谷中広之の感情・・・この発見の瞬間はものすごいテンションが上がったに違いない
そしてそれを世間にわかってもらうまでには相当な苦労があっただろう

●日本の上空では、偏西風の中にさらに強い風が吹いていることがわかってきた。この流れは「ジェット気流」と呼ばれています
○小谷中広之の感情・・・200ノットの風速が出ることもあるらしい


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2015年11月27日

読書感想文『心持方』  おすすめの文章と自分なりの感情

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今回のご紹介する本は、ジェリーミンチントン様の「心の持ち方」です

ジェミーミンチントン様。アメリカの自己啓発著述家。世界各国の読者から支持を得ている

気になる文章
●心配をやめるためにできることを紹介しよう
心配は将来のことに関するものだから、現在に意識を集中する
自分が心配していることに気づいたら、ポジティブな思考に切り替える
「自分は運がいいから、心配する必要はない」と考える

○小谷中広之の感情・・・今、現在に常にフォーカス

●何かを買おうと思うとき、「これを手に入れれば、自分はより幸せになれるのか、それとも生活が煩雑(ハンザツ)になるだけか、どちらだろうか?」と自問しよう
物を多く持てば持つほど、生活は煩雑になる
必要以上の物を買うのはやめよう

○小谷中広之の感情・・・そし、買い物をするときにはもう一つ考えて購入しよう
この買い物は「投資?消費?浪費?」。まず浪費なら購入を諦めよう

●大きな買い物をするときは時間をかける。2,3週間考えて、それでも買いたいなら、買うべきかもしれない
巧妙な広告戦略に乗せられず、必要なものだけを買うようにしよう。広告の主な目的は、企業の利益であって、消費者の生活の向上ではない

○小谷中広之の感情・・・即決は危険と心得よう

●今度贈り物をするときは、次のような簡単なメッセージを添えるといい
「お気に召していただければ幸いです。お気に召さない場合には、何かと交換なさるなり、誰かにお譲りになるなり、捨てるなり、ご自由にしていただいて構いません」
これは送る側と受け取る側の双方にとって気持ちのいい提案の仕方だ
贈り物が相手の精神的負担にならないよう、「自由にしていい」というメッセージを伝える

○小谷中広之の感情・・・自由にしていいというメッセージがはっきりと相手に伝われば、きっと相手はいただきものに対しての処理や処置の仕方に困ることは減るだろう



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2015年11月26日

読書感想文『愉しみ』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_1470.JPGこんにちわ小谷中広之です
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今回のご紹介する本は、川北義則様の「人生愉しみの見つけ方」です

川北義則様「1935年大阪生まれ。1958年慶応義塾大学経済学部卒業。現在、出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などに執筆、講演活動を行っている」


気になる文章
●人生を愉しく生きる方法が一つある。それは現在を愉しむ姿勢をもつこと
「すべてを肯定し、感謝し、プラス発想する」ことである
暗い長生きは、ただ死なないだけの話である

○小谷中広之の感情・・・明るく長生きをするためにも、現在の置かれて状況、立場でいかに楽しめるかを考え、実行していこう

●人生が楽しくなる3つの条件
異色の経営コンサルタント船井幸雄氏から教えられたもの
「勉強」「素直」「プラス思考」

○小谷中広之の感情・・・たくさん勉強し、物事に素直になり、プラスに考えて今を生きる

●年末を忘年会に明け暮れて過ごすのも悪くないが、一人になってじっくりと自分の成長の跡を確認してはどうだろうか
○小谷中広之の感情・・・今年の年末は一年を振り返る時間をつくろう
一日中ひたってみよう

●初めてバードウォッチングに行った人が双眼鏡で必死に鳥を探し、見つけられないでがっかりしていると、ベテランがこう教えてくれたそうだ「耳を澄ませてごらんよ。ほら、周りにいっぱいいるじゃないか」とたんに幾種類もの鳥のさえずりが耳に飛び込んできたという。見えない世界も豊饒(ホウジョウ)な世界なのである
○小谷中広之の感情・・・見えている部分だけがリアルではない。時に目を閉じ、聴覚や嗅覚で今の現実を感じてみよう

●今日のストレス学説をつくったカナダの生理学者、ハンスセリエによれば、人間は逆説に満ちた心理構造を持っている。例えば泣くという行為も、悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しい。愉しいから笑うのではなく笑うから愉しいのだという
同じようなことをウィリアムジェームス(アメリカの心理学者)は怒りで説明した「腹が立ったからこぶしを振り上げるのではない。こぶしを振り上げるから腹が立つ」釈然としないかもしれないが、著名な心理学者が同じような指摘をしている点は注目してよい

○小谷中広之の感情・・・面白いから笑うのではなく、笑うから面白いのだ

●浪費時間を少なくする方法は二つ
「何事にも一生懸命に取り組む」「目標を持つ」
つまり目標をもって一生懸命生きれば、時間は無駄なく何倍にも使えるのである

○小谷中広之の感情・・・目標を持ち、ひたすらに今を一生懸命に生きる

●物事をスピーディー片付けようと思うなら、まず全体の二割に達するまで、がむしゃらにやってみることだ。そうすれば八割方見通しが立ってくる。二割は数字に現れた二割ではなく、非常に濃密なエネルギーを持った状態なのである
○小谷中広之の感情・・・アリの大軍もまた、全体の2割が頑張り屋さん

●一見単純そうに見える問題は、単純に考えない方がいい
複雑な問題はできるだけ単純に考え、単純そうに見える問題はじっくり考えるのである

○小谷中広之の感情・・・しかし、簡単なものを複雑に考えすぎて前に進めなくなるような間違いはしないこと

●「こういう風にすることもできただろうと、あれこれ思い悩み考え込むことは、人間のすることの内で最悪なことである」。ドイツの物理学者リヒテンベルクの言葉である
○小谷中広之の感情・・・過去ではなく、今にフォーカスして生きよう

●ある人が言っていた。「金持ちの尺度は金のあるなしじゃない。どれだけ使ったかだ。借金だろうとなんだろうと、結局使った金が多い奴が金持ちさ」
○小谷中広之の感情・・・お金は死後の世界には持ってはいけないのだから

●なんにでも興味を持ち「何?何?」と首を突っ込む人間により多くのチャンスが巡ってくるのだ
○小谷中広之の感情・・・恥ずかしがらずに、カッコつけずに、興味があったらどんどん首を突っ込んでいこう



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2015年11月25日

読書感想文『生力』  おすすめの文章と自分なりの感情

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今回のご紹介する本は、岡本敏子様の「いま、生きる力」です

岡本敏子様。1926年千葉県生まれ。東京女子大学卒業。62年には岡本太郎の養女として入籍し、公私において岡本太郎を支える

気になる文章
●遊びとは過程が目的なのだ。やっているときが面白いのだ
何かを達成して終わる、というものではない

○小谷中広之の感情・・・逆に過程のつまらない遊びならすぐにやめよう

●プライドを持つということは人間の尊厳にとってとても大事だ
それは人と比べて、俺のほうが、私のほうがこのくらい勝っている、すごいでしょ。ということではない。自分は自分だという、自信によってすっと立っている。それでこそノーブル(高貴)だ。絶対感というと難しくなってしまうが、生身でさらされている絶対感

○小谷中広之の感情・・・肩書でもなく、財力でもなく、人脈でもなく、ただ自分で生きてみよう

●岡本太郎は言っていた
「生きることは遊びだ。お遊びじゃないよ。お遊びは無責任なものだ。だからお遊びなんて、いくらやったって虚しいんだよ。命をかけて、真剣な遊びをやらなくちゃ」

○小谷中広之の感情・・・仕事は楽しく、遊びは真剣に

●やるなら、遠慮がちに、適当にやっていてはダメなのだ。パッと、旗を掲げてしまうこと。後には引けない。そういう立場に自分を追いつめてしまうのだ
彼はいつでも「マイナスに賭ける」ことを信条にしていた。絶対に危険だ。こっちに行ったら不利だ、と思う方を選ぶのだ
だから怖いものはない
「いつも、いつも、マイナスだと思う方、こっちへ行ったら死んじゃうんじゃないかと思う方を選ぶ。だが、それにかけ通さなければだめなんだよ。たった一度でも、フッと弱気を出して、こっちのほうが有利だと思う方、安全な方を選んだら、それでおしまい。今までかけた分は全部、ガラガラと崩れて、それでアウトさ」

○小谷中広之の感情・・・人の行く裏に道あり花の山、ただひたすらに突き進んでみよう
途中で投げ出さずに、極めてみることも考えよう



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2015年11月24日

読書感想文『我々の宇宙ではない』  おすすめの文章と自分なりの感情

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今回のご紹介する本は、佐藤勝彦様の「宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった」です

佐藤勝彦様。1945年香川県生まれ。京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。北欧理論原子物理学研究所客員教授。
今日今日大学理学部助教授を経て、現在、東京大学大学院理学系研究科教授。理学博士。専攻は宇宙論、宇宙理学


気になる文章
●ローゼンというのはアインシュタインのお弟子さんの名前
○小谷中広之の感情・・・アインシュタインのお弟子さんはどれほどいたのだろうか

●自然は単純を好む
○小谷中広之の感情・・・「単純」を味方にすれば自然界で生きていけるのだろうか

●「ドップラー効果」は、遠ざかる車からの警笛は波長が引き伸ばされるので低く聞こえ、近寄ってくる車からの警笛はその逆だから高く聞こえる、というよく知られた現象です
変光星というのは、ある決まった周期で明るさを変える星のこと

○小谷中広之の感情・・・ドップラー効果、このような自分でも調べないような言葉が本では容易に手に入る

●遠くの銀河ほど速いスピードで遠ざかっていることが分かったとして、それがどうして宇宙拡張の証拠になるのでしょうか
いま、地球儀のようにまん丸い風船を宇宙とします。本当は三次元空間ですが、わかりやすくするために二次元空間の球面で考えるわけです。その風船をちょっと膨らませたところで、表面に一円玉をペタペタ貼り付けます。これが銀河です。さて、これをどんどん膨らませて一秒間に二倍にしたとします
空間では同じ一秒でも、遠くにある者同士のほうが遠く離れる。遠くにあればあるほど速いスピードで互いに遠ざかるわけです
元の距離が二倍になったことでは同じですが、決められた時間にどれだけ遠くになったかが速さですから、遠くの銀河ほど速く遠くなることになります。遠くにある銀河が速く遠ざかっていれば、それがすなわち拡張の証拠ということになるわけです
宇宙拡張をイメージすると、宇宙は我々を中心に拡張していると錯覚するかもしれません。しかし、それはまさに錯覚です。風船の例でいえば、我々だけでなく、すべての一円玉が、自分がまさに宇宙の中心にあるかのように拡張しているのです
中心と言えるような「特別の場所」はどこにもない
これは宇宙モデルが、宇宙は一様等方とする「宇宙原理」に基づいてつくられていることからも当然の帰結であるといえるでしょう

○小谷中広之の感情・・・このまま拡張していくと、やはり宇宙はなくなってしまうのだろうか

●ハッブル望遠鏡はその名前が宇宙の拡張を発見したハッブルからきているように、この望遠鏡の第一の目的は、宇宙の拡張の速さを表すハッブル定数を観測から求めること
○小谷中広之の感情・・・1990年に打ち上げられた望遠鏡。今この時でもハッブル望遠鏡は、未来の宇宙論や宇宇宙学に貢献しながら動いているのだろう

●私たちの住んでいる天の川銀河の隣にアンドロメダ銀河があります
この銀河は綺麗な渦巻き銀河で、距離は230万光年、肉眼でも見ることができます。最も近いお隣さんと言っても、光で二百三十万年かかる距離です。したがって、もしみなさんが今晩アンドロメダ銀河を見ることができたとしたら、それは決して今の時刻のアンドロメダ銀河ではなく、実は二百三十万年前のアンドロメダ銀河を見たことになります。このように宇宙では遠方を観測するということは過去を見ること、つまり宇宙の初期に近づくことです

○小谷中広之の感情・・・230万年前の今自分が立っている、あるいは座っている地面ではどのような状態だったんだろうか



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2015年11月23日

読書感想文『真実』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_1460.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、ゼロプラス様の「まるわかり 宇宙の真実」です

気になる文章
●ソ連が1961年に宇宙飛行士ガガーリンを宇宙に送り込み、人類初となる宇宙飛行に成功すると、アメリカは1969年にアポロ宇宙船によって、アームストロングとオルドリンという二人の宇宙飛行士を月面へと運ぶことで対抗した
○小谷中広之の感情・・・宇宙への挑戦、この時代の両国の宇宙への情熱は相当なものだったのだろう

●国際宇宙ステーションは、1998年に打ち上げられたロシア製の「ザーリャ」(日の出)という基本機能モジュールに、各国がスペースシャトルやロケットを使って40数回に分けて打ち上げた様々なモジュールを結合する方法で建設
○小谷中広之の感情・・・初の結合に成功した瞬間、その仕事に携わった人達の歓喜を想像するとこちらまでテンションが上がってしまう

●ビッグバン宇宙論が生まれた大きな要因となったのは、アメリカの天文学者エドウィンハッブルによる研究出る。ハッブルは1929年、天体観測によって地球に対して多くの天体が遠ざかっていることを発見し、宇宙が拡張していることを証明した。宇宙が拡張して拡がっていくということは、過去は特定の一点に凝縮されていたという強力な証拠となった
宇宙誕生から現在に至るまで、ずっと拡張を続けているということだ。これは観測によって確認されており、この瞬間も宇宙は拡張を続けている

○小谷中広之の感情・・・いまこの瞬間も拡張はとまらずに進んでいる
この拡張はいつまで続いて、いつ終わり、どのような結末なのだろうか

●銀河は形状によって「渦巻き銀河」「楕円銀河」「不規則銀河」の3タイプ
○小谷中広之の感情・・・私たちが住んでいる地球がある天の川銀河は渦巻銀河のようだ

●1970年代、この現象について研究していたアメリカの天文学者ヴェラルービン博士は、宇宙空間には観測することができない何らかの物質が存在しており、これが星の速度に影響を与えていると考えた。宇宙空間に正体不明の物質が存在しているという考えは1930年代から存在していたが、彼女の提唱によってこの物体の存在は再び天文学上で脚光を浴び、謎の物質は「ダークマター」と呼ばれるようになった
○小谷中広之の感情・・・暗黒物質=ダークマター
観測できない物質、何なのだろうか?自分が生きている間に、この謎が解けてくれるのか

●恒星の数は約3000個以上
恒星は水素やヘリウムなどを主成分とした巨大なガスの集合体で、内部で核融合反応を繰り返すことによって光、熱、紫外線、X線などのエネルギーを生み出している。星の色は表面温度を表しており、3000℃程度の天体は赤く、6000度程度で黄色、1万度程度で白くなり、さらに高温の天体は青白い光を放つ

○小谷中広之の感情・・・水素やヘリウムなどのガスは、いつ、どのようにして生まれたのだろうか

●巨大な質量の星が寿命を迎えるときには、大規模な爆発を起こして粉々に吹き飛ぶ。この爆発を「超新星」という
太陽の30倍以上の質量を持つ恒星が超新星爆発を起こした場合、爆発と同時に中心核は急激に収縮し、「ブラックホール」が誕生すると考えられている
ブラックホールが持つ重力は非常に強大で、ある一定の距離以内では重力を振り切るために必要な速度が光速を超えてしまうため、光すら外に出ることができなくなってしまう。ブラックホールの中心から、光をも捕まえてしまうポイントまでの距離を「シュヴァルツシルト半径」と呼び、シュバルツシルト半径によって形成される球体の面を相対性理論の概念で「事象の地平面」と呼ぶ

○小谷中広之の感情・・・光が外に出られない状態とはどのような風景なのだろうか、もちろん肉眼で確認することは不可能に近いかもしれない
ブラックホールに吸い込まれたらどこまで行ってしまうのだろうか

●中性子星は巨大な構成の中心核が重力によって直径20キロメートルほどに圧縮されて誕生した天体である
初めて観測されたのは1967年で、この時見つかった中性子星は一定の間隔で光を発していたため、この天体は「パルサー」と呼ばれた

○小谷中広之の感情・・・昔の車の名前や、スロットの機種など宇宙用語はいたるところで使用されているのだ

「クエーサー」とは、地球から数十億光年以上離れた遠方にありながら、恒星のように明るい光を放つ天体
一般的なクエーサーが放つ光量は太陽の10兆倍にもなり、宇宙空間に存在する天体の中では最も明るい部類である

○小谷中広之の感情・・・太陽の10兆倍、全く想像ができない

●太陽も決して永遠ではない。太陽活動貸しから約45億年が経過し、核にある水素はほぼ半分を使い果たしている
今後は約50億年にわたり水素を使って燃え続け、やがて今の100倍に拡張して他の太陽系の惑星を飲み込む

○小谷中広之の感情・・・つまり100倍に拡張をしたら、私たちが住むこの地球をも飲み込んでしまうのだろう
金星を飲み込むとしたらどうなるのか。金星は灼熱の星、硫酸の雨が降るが治療に到達する前に蒸発してしまうほどの星である。その金星と太陽が合体したらとんでもないことが起きそうだ

●水星
もっとも太陽に近いところを回る惑星
日中の最高気温は430℃に上昇。しかし、その後は88日間の夜が訪れ、最低気温はマイナス170度にまで下がってしまう
1973年、アメリカの無人探査茎マリナー10号が、初めて水星に接近

○小谷中広之の感情・・・日中と夜間の寒暖の差が激しすぎる星だ

●金星
一日の長さは117日。惑星では唯一好転と自転の方向が逆で太陽は西から昇る
大気の96%が二酸化炭素
大気圧の上には約30キロメートルの厚みを持つ硫酸の雲がある。時に硫酸の雨が降るが、気温が高いために途中で蒸発し、地表に到達することはない

○小谷中広之の感情・・・太陽が西から昇り、東に沈む
昔バカボンというアニメの主題歌で「西から昇ったお日様が東〜にしず〜む」という歌詞があったが、あれはもしかしたら金星のことを歌っていたのかもしれない

●地球
地球誕生の頃、自転周期は約5時間で、6億年前には22時間まで遅くなった。これは、月や太陽の引力寄る「潮汐作用」で動く海水が自転より遅く、摩擦によって自転エネルギーを吸い取るためである。10億年後には、地球の自転周期は31時間になると予測されている

○小谷中広之の感情・・・一日が31時間になったとしたら、一日24時間の今の日本人の平均寿命でいったら大きく下回ることになりそうだ

●月
直径は地球の4分の1、惑星に対する衛星の比率としては太陽系で最も大きい。太陽が当たる昼間の地表温度は107℃、夜間はマイナス153度と差はあるが、大気は地球の10分の1でほぼ真空状態
現在、毎年3.8cmずつ地球から遠ざかっている

○小谷中広之の感情・・・月と地球の間もまた拡張しながら遠ざかっているのだ

●木星
木星は、地球の11倍の直径と318倍の質量を持つ、太陽系最大の惑星
成分の多くは太陽系と同じ水素とヘリウムのガス
木星周辺には強力な磁気圏があるため、地球以外でオーロラが発生する唯一の惑星

○小谷中広之の感情・・・地球上でのオーロラすら見たことがないが、この木星のオーロラも生きている間に見てみたい

●天王星
天王星の発見は1781年
イギリスの天文学者のウィリアムハーシェルによって新天体であると認識された
直径は地球の約4倍
太陽から遠いため平均気温はマイナス205度。質量の80%以上は凍ったガスで構成されている

○小谷中広之の感情・・・ガスも凍ってしまうのか

●1970年2月11日にL-4Sロケット5号機によって打ち上げられ、日本初の人工衛星となったのが「おおすみ」
元々数日の寿命で設計されていたおおすみだが、予想以上に電池の温度が上昇したため15時間ほどで信号は途絶え、わずか1日足らずで役目を終えた。ただその後も地球を回り続け、2003年8月2日にアフリカ上空で大気圏へ突入し燃え尽きている

○小谷中広之の感情・・・鹿児島県の大隅半島で打ち上げられた「おおすみ」

●「宇宙ゴミ」として認識されているスペースデブリ。これはその任務を終えたり、宇宙空間で破損してバラバラになった人工衛星やロケットの破片のこと
○小谷中広之の感情・・・いつかこの地球上でのごみ問題が深刻化するように、宇宙ゴミの問題も地球に住んでいる皆の問題になりそうだ

●1989年には、アポロ群の小惑星アスクレピウスが地球のわずか70万キロメートルの位置を通過したとして話題になった。もし、衝突していれば広島型原爆430万発に相当する爆発を引き起こしたと計算された
こうした地球に衝突する可能性のある天体は「地球近傍(キンボウ)天体(NEO)」と呼ばれる
もし事前に地球に衝突する小惑星の存在をキャッチできたとして、人類はこれを防ぐことはできるのだろうか
仮にうまく命中させて、破壊に成功したとしても、核ミサイルの威力が小さければ、破壊された小惑星の断片がお互いの重力によって集まり、すぐに元に戻ってしまう可能性が高い
2009年にカリフォルニアのローレンスリバモア国立研究所が行った試算によれば、直径1メートルの小惑星でも、確実に粉砕するためには広島型原爆の60倍にあたる、900キロトンの規模の核兵器が必要であり、小惑星サイズによっては、地球のすべての核兵器を集めても破壊できない可能性もある
また、破壊するのではなく、小惑星の近くで核ミサイルを爆破させたり、宇宙ロケットを衝突させたりして、軌道そのものを変えてしまうという方法もある
ただし、こちらに関しては、思い通りの軌道へ誘導することは困難とされている

○小谷中広之の感情・・・地球に巨大隕石衝突、その瞬間の自分の感情はどのようなものになるのだろうか、あまりにも想定外すぎて、想像の範囲を超えすぎて、ただただ呆然とたたずんでいるのだろうか

●もしスペースシャトル内で水をこぼしてしまった場合はどうなるのか
無重力化では水の表面に張力が働くため、水は丸く変形する
水は空中を浮遊するが、回収しようとしても、球体となった水はちょっとした衝撃で四散してしまうため、一筋縄ではいかない
また、水には人間の肌とくっつきやすいという特性があり、万一こぼれた水が顔を覆ってしまうと、なかなかはがすことができず、鼻から肺へと水が入っておぼれてしまう可能性もある
さらに問題なのが、シャトル内の精密機器に入った場合で、これが原因で機器が故障してしまい、最悪の場合だと取り返しのつかない事態にもなりかねない
こうしたことから、宇宙飛行士たちが水分をとる際は、もし横に倒しても絶対に中身がこぼれないよう、2重構造の容器にストローを使うなど、これでもかというほどの注意を払っている

○小谷中広之の感情・・・宇宙でも、地球上でも些細なことが大きな事故になる


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まるわかり宇宙の真実 137億年の謎に迫る

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2015年11月22日

読書感想文『死の壁』  おすすめの文章と自分なりの感情

DSC_1454.JPGこんにちわ小谷中広之です
今回のブログでは私「小谷中広之」が読んだ本の中で気に入った文章を紹介するとともに私「小谷中広之」がその文章に対して感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に読書感想文は更新していきます)
決して細かくは書くことはありませんのでご了承ください
私「小谷中広之」が感じた文章を書きたいと思っております

今回のご紹介する本は、養老孟司様の「死の壁」です

養老孟司様。1937年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。東京大学医学部教授を退官し、北里大学教授、東京大学名誉教授

気になる文章
●ここは人が死ぬことを考慮していない建物だ
「あそこは若い夫婦が郊外に一戸建てを買うまでに住むところという想定で作ったのです。ある程度そこに住んでお金がたまったら出ていくのです」
と言う。やはり、設計者はそこで人が死ぬということを想定していなかったのです。しかし、いくら若夫婦が住むといいても、何千人も住む団地で人が死なないはずはありません
にもかかわらず、死を想定していない。これはまさに都市化の象徴ではないでしょうか。ここでいう都市とは自然の対義語として使います。人間が死ぬということは自然の摂理です

○小谷中広之の感情・・・そこに住んでいる人が将来的に死ぬ、集合住宅内や部屋の中で亡くなったさいの遺体の搬送経路や亡くなってしまった方の生前の願い(個人的には聞いたことはないがもしかしたらこのようなことを願っている人が日本にいるかもしれない)の自宅で通夜を行うという方のためなどの考慮がされている集合住宅は日本に存在しているのだろうか
また、一刻を争うような生死を決めかねないトラブルやケガ、病気になってしまった住民の方のための準備が今の日本の集合住宅には完備されているのだろうか
このことは集合住宅に限らず一般住宅にも同じことが言えるのではないだろうか
今後、集合住宅や戸建の住いに引っ越す際にはこのこともしっかりと頭に入れ考えよう

●中世に描かれた「九相詩絵巻(クソウシエマキ)」という絵画。ここでは死体が少しずつ腐っていく様、朽ち果てていく様が、きわめてリアルに描かれています
○小谷中広之の感情・・・この本を読んで「九相詩絵巻」のことを知りさっそくネットで検索して見てみました
生きている女性の絵→死んだ直後→遺体を沐浴させる→生前身につけていた着物をかぶせる→死体が膨張、腐敗し鳥や犬などが食いあさり→白骨
人間、火葬などなくどこかの地で朽ち果て誰にも発見されずにいた場合はこのようになっていくのだ

●便を無くすことができないのと同様に、死体を消すことはできないのです
となると、「死だの死体だのは見たくもないし、考えたくもない」という姿勢は、当たり前のことを見ようとしていないということに他ならないのです
インドのガンジス河あたりに住んでいる人はますます違う
沐浴をしている横を死体がぷかぷか浮かんで流れていくのですから。おそらく彼らは死体を気持ち悪いとも思っていないのではないかと思います。どう思っているかと言えば、「俺もいずれああなる」というくらいではないでしょうか

○小谷中広之の感情・・・あらゆる生命はいずれは死体や死骸になる。致死率100%に向かって生まれてきたのだから

●「一人称の死体」。英語で言うと一人称はすなわちIです。つまり「俺の死体」です。これは「ない死体」です
もっとも身近なもののようにも思えますが、実はこれは存在しません。言葉としては存在していますが、それを見ることはできないのです
「二人称の死体」。英語で言えばYOU
親しい人の死体は死体に見えない。それが「死体ではない死体」ということです
例えば道を歩いていたら交通事故があったらしい。倒れている人がいる。どうも事故死者が出たらしい。遠くで見る分には、それはただの死体でしかない。「気の毒に」と思うか「気持ち悪い」と思うかはともかく。それは他人の死体でしかないのです
が、近くに寄ってみたら自分の身内だとわかった。その途端に、どんなに相手の反応がなかろうと、抱き上げたり声をかけたりするでしょう
「三人称の死体」とは何か。「三人称」とは英語で言うHeやShe、あるいはitのことです。ここで亡くなっているのは第三者、赤の他人のことです。これが「死体である死体」です
大災害や戦争の後には、そこらじゅうが死体だらけになります。それでもその辺を歩いている人間は、意外と平気だったりします。これはその周囲の死体が「三人称の死体」だからにほかなりません
無関心ならまだしも、下手をする「三人称の死体」というのは半分娯楽のようになっている。楽しんでいる人もいるように思えます

○小谷中広之の感情・・・一人称、二人称、三人称。この言葉は今後の自分の人生で必要な言葉になりそうだ

●中国には「墓を暴いて死者に鞭打つ」という考え方があります。これも。日本とは別のルールがあって、中国人は死んだ後も「そいつはそいつだ」と思っているからでしょう。死んだからといって別人になるわけではないのだ
○小谷中広之の感情・・・靖国問題に何か関係しているかもしれない

●福沢七郎に「みちのく人形たち」という小説があります。作家である「私」がひょんなことから知り合った東北の男性の家を訪ねていく。その男性は村人たちからは「旦那さま」と呼ばれていた
なぜそう呼ばれているのか。男性は、自分の家が代々罪深いことをしている、だから村人はそう呼ぶのだと言います
その家に、「嫁が産気づいた」と村人がやってきます。「私」はてっきり、その家の奥さんが産婆さんなのかと思います。が、村人はその家から屏風を借りただけで帰っていきます
どういうわけか村人たちは妊婦が産気づくと、その家に屏風を借りにくるようです
翌日、「私」は男性と一緒に、屏風を貸した家を訪ねます。家からは線香の匂いがただよってきます。尋ねた先の家の老婆は「母子ともに変わりありませんでした」と言いました
出産が終わった家には、例の屏風が立ててあります。その向こうには箱がいるのだろうと思った「私」はあることに気づきます。屏風が逆さに立っているのです。「逆さ屏風」は死者のそばに立てるものなのです
ではなぜ「母子ともに変わりありませんでした」なのか。「私」は男性に、あの家で何か不幸があったのではないかと尋ねます。そこでようやく男性は、自分の家の「罪」を語り始めます
彼の先祖はその村で代々産婆をしていました。産婆ですからもちろん出産を手伝うわけですが、同時に闇引きを手伝いうことも多かったようです。生まれたばかりの嬰児(エイジ)が産声を上げる前に産湯のタライの中に入れて呼吸を止めてしまうのです
屏風は生まれてくる子尾活かしたいか、闇引きしたいかを産婆に伝えるサインに使われていたのです。逆さならば闇取引したいという意味です
すでに男性の家は産婆はやっていないのですが、その村では彼の家から屏風を借りるのが習わしになっていたのです。「母ことも変わりない」というのは、予定通り、産婦は大丈夫で子供は亡くなった、という意味だだったのです
「渡す」と男性がこの話をしている部屋に仏壇があった。その中には彼の先祖のお婆さんをモデルにした仏像が飾ってあります。そしてその仏像には両腕がありませんでした
お婆さんは家業の産婆をやっていました。年をとってからお婆さんはそれまでの「罪を重ねたその手」を切り落としたというのです。自分ではできないから身内にやってもらったそうです
お婆さんはもちろんこと、その子孫である男性もいまだにその罪深さは背負っているということでした
重苦しい話を聞いた後、「私」はその地を去ります。その時土産物屋でコケシが目にとまります。その人形がお婆さんの仏像とオーバーラップしていきます
コケシはもともと「子消し」からきているという説もあります。庶民の間でも、こういう仕事について「業」というモノがついて回るという意識があったことが伝わってくる小説です

○小谷中広之の感情・・・この小説は読む、いつ出会えるかわからいけれども手帳に今後であったら購入する本のリストに入れておこう
こけしを見るたびにきっとこのストーリーが思い出されるだろう

●安楽死を安易に考える人は「死にたいっていうんなら死なせてあげればいいじゃないか」というかもしれません。「植物状態で生かしても、本人も家族も不幸なだけだ。早くけりをつけた方がいい」というのは簡単です。しかし、そういう人は、少なくとも「死なせる側」の医師の立場は全く考えていない
○小谷中広之の感情・・・この文章を読むまで「死なせる側」つまり、安楽死をさせるお医者さんのことを考えたことが恥ずかしながらなかった
安楽死をさせてあげる、ということも結局は殺人ということになってしまうのかもしれない
安楽死をさせてあげたお医者さんは決して誇らしくなることもなく、やり遂げた感を感じるのではなく、罪悪感のようなものを抱いてしまっているのかもしれない

●「人の命は地球より重い」という類の人命尊重論は、戦争の反動から発生しました。戦争中は、本当に人の命が軽かった。その反動が生じるのは当然のことでしょう
ただし、その理念がタテマエなのは言うまでもありません。いるかどうかわからない橋をかけるのに、工事関係者は何人も死んでいるのです。車社会になって年間一万人も死んでいるのに、車を無くそうという人は少数派です

○小谷中広之の感情・・・便利になればなるほど、比例して命が危険にさらされるリスクが上がるのではないだろうか、あらゆる交通手段や原子炉、蚊取り線香(火事)や薬物など

●人事にせよ、死にせよ、いずれも「なかったことにする」ことはできません。死は回復不能です。一度殺したハエを生き返らせることはできません
だから人を殺してはいけないし、安易に自殺してはいけない。安楽死を始め、死に関することを簡単に考えない方がよい
しかし、原則で言えば、人生のあらゆる行為に回復不能な面はあるのです。死が関わっていない場合には、そういう面が強く感じられないというだけのことです
普段、日常生活を送っているとあまり感じないだけで、実は毎日が取り返しがつかない日なのです。今日という日は明日にはなくなるのです
人生のあらゆる行為は取り返しがつかない
そのことを死くらい歴然と示しているものはないのです

○小谷中広之の感情・・・今日より良い明日はない
今目の前のことに常に一生懸命に生きよう



ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです

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